北海道コカ・コーラボトリング(株)さんと当稚内開発建設部との間で「宗谷管内の国道における、道路以上の情報共有および道路緊急ダイヤルの啓発活動に関する共同事業の協定」を締結しました。
北海道コカ社さんは、これまでも企業CSRに大変熱心で、既に2006年に我々の親元である北海道開発局との間で、道路利用者への新たな情報提供の協働を試行する包括協定を締結しています。
今回はそうした活動の一環で、道路異常の情報共有と道路緊急ダイヤル(#9910)の啓発活動で新しい協力をしあいましょう、ということになったもの。
具体的な活動としては、コカ社さんのドリンク配送車に道路緊急ダイヤル啓発ステッカーを貼っていただくことで、これによりこれを見た多くのドライバーの方から道路の異常をしらせてもらう機会が増えることが期待できます。
#9910は高速道路でも国道でも道道でも、陥没だとか荷物が落ちているなどの道路の異常があった場合、ここに電話をすれば受けたところがそれぞれの道路管理者に情報を振り分けて連絡をする体制が取られているサービスへのアクセス番号です。
皆さんもぜひ覚えておいていただいて、道路の異常情報を教えてくださいね。
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実はこうした締結式を終えた開発建設部は全道に十の開建があるなか、稚内で七つ目とのこと。
協定締結式に来てくださった北海道コカ社の福井部長さんにお礼を言うと、「物流事業者としては道路にはお世話になっていますので」と謙遜されていますが、他にも物流事業者さんは多い中で、こうした協定を結んでいただけるのは実にありがたいことです。
北海道コカ社さんは、ジョージア・サントスという缶コーヒーに、道内の風景をあしらったものを販売していて、これが売れると一本につき1円を、その風景を守っている団体に対して寄付するというCSR活動を続けられています。
良い風景が経済的なメリットを生むためにはどうしたらよいか、といつも悩んでいますが、こうした企業との連携は一つの好事例と言えるのではないでしょうか。
連携してくださる企業さま、大歓迎です。