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北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

さて今年を振り返る② 私的十大ニュース6~4位

2014-12-30 21:06:46 | Weblog

 普段はなかなかできない家の隅々の整理と掃除をしました。油汚れにはオレンジ洗剤よりもアルカリ洗剤の方が効果的なようです。
 次女も東京から無事帰省してきて家族がそろい年末らしくなってきました。

 今日は昨日の続きの『私家版今年の十大ニュース』ですが、旅はやはり印象的ですね。

 

第六位【御前崎茶アンバサダーに就任】
 静岡県掛川市役所で助役をしていたことが御縁となって、今年は御前崎茶の茶業振興協議会(会長:御前崎市石原市長)さんからのお申し出があって、御前崎茶アンバサダーとしてこちらのお茶の広報宣伝にあい努めることとなりました。
広報宣伝と言っても、もちろんただ名前を連呼すれば良いというものではありません。その良さを真に自分が感じて、「こんなにすばらしいものなのでこの喜びを少しでも他の方達にお裾分けしよう」という思いが心の底から出ていなければ人の心を打つわけがありません。

 そういう意味で「やぶ北」と呼ばれる品種がほとんどの静岡県にあって、敢えて「つゆひかり」という透明感のある緑色が美しい品種を大いに味わって、特に夏の冷茶として楽しませてもらっています。

 面白いのは、特に売り方としてただお茶を売るのではなく、札幌のスイーツとお茶が一緒にあるライフスタイルを全面に出していること。最近はボトル茶を飲むことで家に急須もない家庭も増えていると言われていますが、葉っぱから出す味わい深いお茶が身近にあるライフスタイルをうまく訴求したいところです。


第五位【群馬旅行で富岡製糸場を見学】
 10月に東京で開いた大学の同窓会ついでに群馬県を旅行してきました。妻と次女と三人で吹割れの滝という名瀑を訪ね、温泉に浸かって疲れを癒しました。

 翌日は電車を乗り継いで世界遺産になった「富岡製糸場」を訪ね、明治時代に日本が技術を積極的に導入して海外から稼ごうと頑張った時代の片鱗をこの目に刻んできました。

 明治時代にあれだけの規模の一大工場を作り、全国からエリート女工さんを集めて絹糸を生産し、さらにそこで鍛えられた女工さんたちは故郷へ戻り、あるいは別な地域へ向かって全国に製糸業を興したのでした。

 当時の製糸業に従事した女工さんの悲しさを描いた「ああ野麦峠」という物語りのために、暗くて辛い女工哀史がイメージされますが、富岡では決してそうではなくて地方の選ばれた女性たちが誇りをもって労働に従事し、また病院を併設するなど近代的工場の最先端を目指した真面目な姿が印象的でした。

 明治時代って、在学中の教科書では最後までたどりつかないうちに卒業してしまうことが多くて学校ではなかなか勉強する機会がないかもしれません。大人になってからも旅を通じて歴史を学ぶことは大切ですね。

 富岡製糸場、一度は見学しておくべきだと思います。


第四位【紀伊半島旅行で熊野詣】
 今年の2月に思い立って結婚30年を記念して紀伊国こと和歌山県を旅してきました。名古屋空港インで電車で三重県まで移動し、10センチ以上の降雪という悪い条件の中、三重~奈良~和歌山と東から西へ移動しながら名所旧跡を巡って歩きました。

 妻の関心は滝にあって、赤目四十八滝や那智の滝に感動。私は神社や信仰の歴史に関心があるので、熊野三山の神社や熊野古道を巡り、平安時代に時の天皇を始め日本中でブームになった熊野三山への旅、「熊野詣でとはなにか」ということに思いを巡らせました。

 我々の旅はレンタカーで移動ですが大抵はぶらり旅。宿泊場所だけ決めたら途中は面白そうなところを見つけて寄り道をしまくるので計画的な旅ではありません。しかしそれ故に予想もしない不思議な風景や歴史、そして人との出会いがあって楽しい旅になりました。

 私自身はこの旅行で出張なども含めて、国内全ての都道府県を歩いたことになり記念すべき旅だったのですが、妻は「え~、私はまだ半分も行っていないけど」と不満顔。まだ何度も旅をしたいものです。

 

コメント
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