goo blog サービス終了のお知らせ 

北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

インバウンド観光はここまで来た

2014-12-19 19:18:16 | Weblog

 年末のご挨拶で全道各地から懐かしい皆さんが訪ねてくれる季節です。

 せっかく来てくれるのですから時間があるようなら椅子を勧めてお話を伺うのですが、全道から来てくれると各地のいろいろな情報が生で聞けるのでとても参考になります。
 挨拶でのやりとりだけなんてもったいないことですね。

 今日は旭川周辺を拠点とする土木業者さんが挨拶に来てくれました。

「最近の景気はいかがですか?」と訊くと、「アベノミクス効果が現れてきているんじゃないかな、と思っています」とのこと。

 聞けば、観光入れ込みも増えていて特に海外からのインバウンドが増えているとのこと。

「台湾からのお客様達は、ドラッグストアへ行くと、商品を箱ごと買っていったそうですよ(笑)」
「ははあ、なるほど。そういう話は良く聞きますね。西洋の薬や化粧品なども人気のようですね」

「まさにそんな感じみたいです。ところが先日聞いた話で驚いたのは、眼鏡なんですよ」
「ほう、眼鏡ですか」

「ええ、台湾から来たお客様が、眼鏡が壊れたと言って眼鏡屋さんで眼鏡を作ってもらったんだそうです。すると眼鏡屋さんでは視力を測って乱視の度合いを見て…なんていろいろな目の様子をチェックして作りますよね。そうしたらそれを見ていた回りのお客さんまで皆『私にも作ってくれ』と言って眼鏡が大売れに売れたんだそうです」
「へえ、つまりは日本流のおもてなしの様子が受けたと言うことなんでしょうかね」

「そんなことだと思いますが、ただ日本製の商品が売れると言うだけじゃなくて、目のチェックサービスが心に響いて眼鏡が売れたというのが面白いと思いましてね」

 眼鏡を目に合わせて作るという、我々にとってはごくごく当たり前なことでもそういうサービスがないところには新鮮で、素晴らしい眼鏡を手に入れることにつながる嬉しいおもてなしに見られたのかも知れません。

 
        ◆   


 そうかと思うと、かつて道内でオートキャンプ場づくりに汗をかいた知人のAさんがやってきてくれました。

「ご無沙汰してます。どうです、今でもキャンプをしていますか?」と訊くとAさんは、「いやあ、自分自身はほとんど行かなくなりました。でもキャンプ場の管理の人たちとはいまでも繋がっているのでいろんな話が聞けます。そうそう、最近のオートキャンプ場は利用者の一割が外国人だそうですよ」

「ええ、本当?どこからの人たち?」
「台湾だって」

「道具は?」
「持ってきているみたいよ」

「へーーーーー」

 外国からのインバウンド観光も成熟してくるといろいろなところに変化見られるようですね。

 いつでもどこでも国際観光を意識するようにしましょう。そのうちフライフィッシングの渓流でも会えるかも知れないし(笑)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする