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北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

酒蔵スタンプラリーの正体

2014-07-13 23:16:52 | Weblog

 天気も持ちそうなので小樽、余市方面へドライブをしてきました。

 もう夏の行楽の季節とあって、道路はところどころで渋滞だし、人気の施設は人混みで溢れかえっています。

 安くて良い魚を出してもらえる余市の柿崎商店は、二階の食堂へ向かうお客さんたちが店先で長蛇の列となっていたので早々に諦めました。

 前回簡単に入れたのは平日だったからだったのだと納得。海辺の町は稼ぎ時ですね。

 
       ◆  


     【田中酒造本店 風情がある建物ですね】


 継続して参加中の「パ酒ポート」は、道内の酒蔵などをめぐる大人のスタンプラリー。

 小樽を通るということなので、田中酒造本店と田中酒造亀甲蔵、それに北の誉酒泉館さんを巡ってきました。

 スタンプラリーに参加すると、黙ってもらえる粗品もあれば、一定の金額以上の買い物をすると景品がもらえる企画もありで、巡るのが楽しくなってきますし、これを機会に今までよく知らなかったお酒にまつわる施設を知ることもできます。

 興味や知識が先にあって現場を訪ねるのも良いですが、何かに導かれて現場を知ることで興味や知識が増えてゆくという場合もありますね。

 何かにつけて縁を感じることが増えるのは歳を取ったせいでしょうか。


       ◆   


    【北の誉酒泉館】


 さてこのパ酒ポート、行く先々で利き酒をすることができます。

 もちろんドライバーの私がすることはありませんが、同乗の妻は「試飲してもいいかな?」と口調は質問調ながらもういただく気満々。

 試飲を担当している酒蔵の方も、こちらが向こうのお酒紹介マインドに火をつける様な的確で鋭い質問をしたりすると、「それじゃですね」と言って、「普段これは試飲ではお出ししていないんですが」というようなお酒も飲ませてくれることがあります。

 私自身はお酒を飲めない分、相手のマインドをくすぐるような質問をしてやろうというのが頑張りどころ。

 今日は北の誉酒泉館さんの方で、「純米酒と本醸造の違いってなんですか」という問いがヒットしたようで、相手をしてくれた男性の説明に熱が入り、いろいろと詳しいお話を聞くことができ嬉しくなりました。

 そしてそれよりさらに嬉しくなるのは何と言っても試飲の数が増える妻の方。

「考えてみたらパ酒ポートって、買ったお酒を家で飲むのは良いけれど、酒蔵巡りの最中は僕は試飲するあなたを車に乗せてドライブをするばかり。要はあなたのための"ドライバー付き飲んだくれスタンプラリー"じゃないか(笑)」と言うと、妻も大笑い。
 
 まあたまにはこういうのもいいかなあ。


    【積丹町島武意海岸より神威岬方面を見る】
 

コメント
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