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北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

言っても聞かない人の操縦法

2008-06-11 23:26:43 | Weblog
 世の中の人の多くは、いくら良いことを言っても、いくら教えても、そのとおりには行動してくれないものです。

 職場や軍隊などの組織の中では、上司からの命令という形で指示を伝えるということがあるものの、お願いはできても命令になじまないことがあるものです。

 論語を書いた孔子ほどの人でも、「人にして恒(つね)なくんば、以て巫医をなすべからず」と言って、『人には志が必要だけれども、それのない者は巫女や医者をもってしても処置のしようがない』とあきらめ顔です。

 「偉大な教師は心に火をつける」と言われるように、人にやる気を出させて思うように動いてくれない人をどう動かすか、というのは経営学の大事なポイントでもあります。

 「言っても聞かない人の操縦法」というブログ記事がありました。

 http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/aa/05/

 株式会社武蔵野の社長の小山昇さんという方が『心豊かで安全な経営とは何か』というタイトルで連載をしているものです。

 小山さんは「人間は、言ってもやらない/従わないものなのです。だから、社員に実行させたいと思ったら、嫌でもせざるを得ない状況をつくることです。それが『仕組み』です」と述べられていて、理想論ではなく、せざるを得ない仕組みを作らなくてはならない、と言います。

 業績の良い会社だったのが、トップリーダーが替わってパフォーマンスが下がり業績不振に陥るということだってよくあることです。リーダーが替わったからというよりも、リーダーが替わってシステムが替わったからだと言えそうです。

 小山社長は、ご自身の会社から喫煙者をほとんど無くすことに成功しました。その秘訣とは…?

 ぜひこのブログをご一読ください。人を動かす経営者のすごみがよく分かります。
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