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北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

がんばれ、男子バレー!

2008-06-06 23:57:18 | Weblog
 週末は札幌で催される高校の同窓会のため、最終便で帰省。先週に引き続いて二週連続での札幌です。

 空港のテレビの前には男子バレーボールの戦いを見る人だかりができていました。手に汗握る戦いで観客もワンプレーごとに一喜一憂。2セット連取で3セット目の前半で後ろ髪を引かれながら搭乗の時間と相成りました。

 千歳空港に降りたってすぐに家に電話を入れて結果を聞くと、見事に3-0で完勝とのこと。最大のライバルを直接対決で破ったことで、男子バレーとしては16年ぶりのオリンピックに大きく近づきました。

 バレーボールも昔はサーブ権がなければ得点にならなかったもので、試合時間が大幅に長引くこともしばしばでした。それがテレビ時代に合わせてラリーポイント制になってからは試合がスピードアップ。何事によらず、改善のためのルール改正によってスポーツも日々進化しているんですね。

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 男子バレーボールを見ていて、つい入れ込んでしまうのが派手なガッツポーズでお馴染みの石島ゴッツ選手。単身ブラジルリーグに移籍して海外でのプレー経験を積んで一回り成長した姿を頼もしく感じます。

 サッカーや野球のメジャーリーグの陰で、バレーボールでも海外リーグに参戦して世界を舞台に成長をしてゆく日本人が増えています。

 プロ野球などでもかつては「外国人選手は助っ人」という感覚がありましたが、これからは、国籍や年齢、性別にとらわれずに能力を発揮してそれを評価するという社会に変わってゆくことでしょう。
 
 我々が誰でもオープンに受け入れる社会を作らなくては逆に受け入れてももらえないのであって、逆にすでにオープンになっている社会と対等につきあおうと思えば、こちらももうオープンな社会を目指さなくては行けません。

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 日本という国は世界でもまれなほど老舗(しにせ)と言われる企業が生き残っている国です。それは老舗という誇り故に伝統に加えて最新の技術を取り入れる新種の気質を持ち続ける精神性のなせる技でしょう。

 しかしその一方で、経済の世界では、もう生き残るべきではない企業に対して退出を促すルールはどうあるべきか、という議論も盛んになっています。

 効率の悪い組織は退出をして新しい組織が参入するというダイナミズムが必要だというのが改革を行う側の強い思いです。

 国家公務員改革、道の支庁再編・・・など時代の変化に飛び込めるかどうか。飛び込んで生きていられるのが本物ということかな。

 とにかく男子バレーよ、あと一勝!
コメント
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