60~90年代名作漫画(昭和漫画主体・ごくタマに新しい漫画)の紹介と感想。懐古・郷愁。自史。映画・小説・ポピュラー音楽。
Kenの漫画読み日記。
○じじごろう日記。 2007-7
じじごろう: とはあーっ!ちょうっ!さあっ、何処からでも掛かって来なさい!
ハチくん: ・・・・・。
ジャック: じじごろうは何してんだ?一人で踊りまわって。
ハチくん: あ、ジャック。イイトコに来たね!じじごろうさんは、格闘技の漫画本を読んだんだよ。そうしたら、アテられちゃってさ。すっかりその気になって、夢の中で格闘家になりきってるんだよ。カンフー映画を見た観客が、映画館から出て来た時、みんな、カンフーの達人になったよーな顔してるだろ。あれだよ。漫画本でなっちゃったんだ。
ジャック: ものすごい単細胞だな。あの踊ってる周りには、見えない敵が居る訳なんだな。
ハチくん: そうなんだよ。気分的には格闘技の達人で、何十人もの悪者を片っ端からやっつけてるんだよ、多分。まったくイイトシして、すぐに空想の世界に入り込んでしまうからなあ。困ったもんだなあ。
ジャック: もうイイ爺さんだから、あんな激しい動きしてたら、今に足腰が立たなくなるんじゃないか?
ハチくん: 言えてるね。裸で汚い足振り上げてさ。動く度に、唾はビュンビュン飛ばして汚いしさ。よだれが近くまで飛んで来るんだよ。フンドシが外れなきゃいいけど‥。
ジャック: 終わったみたいだな。あ、こっち、来る!変なコトに、関わりたくないな‥。俺は行くからな、じゃあな、ハチ。
ハチくん: あ、待てよ、ジャック‥。ちぇ、行っちゃったよ。嫌だなあ、一人でじじごろうさんの妄想話を聞くのは。
じじごろう: ふう~。久しぶりにやると汗をかくな。まだまだワシの拳法もなまってはおらぬな。何じゃ、ワシのギャラリーのジャックは行ってしまったのか。もっとワシのカッコイイ活劇シーンが見たかったら、言えば、続けてやったものを‥。
ハチくん: いや、そうじゃないと思う‥。じじごろうさん、今日は敵を何人くらい倒したの?
じじごろう: うん?今のか?今のは1対1の戦いじゃ。宿命の強敵との決戦だったんじゃ。危ないところじゃったが、最後はワシが倒した。
ハチくん: ふう~ん、そうだったんだ。さっき没頭して読んでた本は、何の漫画だったの?
じじごろう: 熱血感動格闘劇画。沖縄空手の天才少年が、キックボクシングのプロの世界に入って、苦難を乗り越えて切磋琢磨し、次々と現れる強敵と戦い、これを倒して行き、ワザとど根性で、一流キックボクサーへと成長する感動のドラマじゃ。
ハチくん: ああ、キックボクシングの漫画なんだ。中国カンフーの達人のお話かと思った。何だか随分、古そうな漫画だよね?
じじごろう: それはそうじゃの。あの、劇画界で一時代を築いた往年の劇画原作の帝王、梶原一騎氏の、まあ、当時ネーミングされておった、スポ根ドラマの一つじゃ。梶原一騎さんは、当時、特に空手ものなぞ格闘技劇画の原作には力が入っておってのう、この作品もスポ根ワクとはいえ、メッタヤタラと熱血感動、ド根性ものなんじゃよ。だから読んだ読者はついつい熱くなって、影響されてしまうんじゃ。トオゥーッ!
ハチくん: うわっ、ちょっと危ないよ。離れてやってよ。影響されちゃうのは、人にもよると思うけどね‥。そんな古い格闘漫画が新しく出版されたんだ?
じじごろう: おうよ。マンガショップさんというところが、60年代70年代の隠れた名作漫画を、続々と復刻出版しておってな。往年の漫画・劇画ファンには、ノスタルジーに訴える、こたえられんものになっとると、いう訳じゃ。わかったかの?
ハチくん: ふう~ん。爺ィたちの懐古趣味か。
じじごろう: ん?何か言ったか?
ハチくん: いや、何でもないよ。ところで何という題名の漫画なの?作画は誰なの?
じじごろう: Vマークの男、大東勝利が活躍する格闘巨編、「格闘王V(ブイ)」。作画担当は、みね武さんじゃな。「格闘王V」の時代が時代だけに、みねさんも昔の貸本末期のデビューで、古い劇画家さんじゃ。80年代以降は青年誌の、大人向け劇画で活躍しとるのう。
ハチくん: 知らないなあ。で、「格闘王V」ってそんなに面白い漫画なの?
じじごろう: おうよ、血沸き肉踊る格闘劇画じゃ。これを読むと、ファイトが湧いて来るぞい。トワッ!チョオーッ!ハチャッ!キィエーッ!
ハチくん: もうー、だから、危ないって。離れてアクションしてよー。
じじごろう: ワハハハ。いやいや、済まん。劇画のシーンを思い出すと、ついつい血沸き肉踊ってしまうのじゃ。
ハチくん: 全くもう‥。で、スポ根漫画のヒーローって、みんな、必殺技を持ってるじゃない。「格闘王V」のキックボクシングの主人公ヒーローは、何か必殺技があるの?
じじごろう: おう、あるともさ。大回転Vキック。並み居るタイ国のムエタイの強豪たちに苦戦をし、初めはボロボロにやられながらも、最後には起死回生の一撃!逆転の必殺技、大回転Vキックじゃ。ワハハハ。
ハチくん: さっきのじじごろうさんの空気を相手の大立ち回りで、宿敵をやっつけたのは、その大回転Vキックだったの?
じじごろう: 空気を相手‥。そういう言い方はちょっと気に入らんが、まあよろしい。勘弁しよう。いや、大回転Vキックはちと高度なワザじゃからな。まだ修得しておらんのじゃ。主人公の大東勝利が、サッカーのオーバーヘッドキックから、ヒントを得て開発した必殺技で、すごく難しいんじゃよ。だからさっきフイニッシュを決めたワザは、稲妻のような鋭いハイキックじゃ。
ハチくん: …成程。じゃあ、大回転Vキックってのは練習中なんだね。
じじごろう: まあな。ちょっとやってみようかのう。何しろサッカーのオーバーヘッドキックの応用じゃから、バク転ができないと、駄目なんじゃ。いきなり地上では難しいから、あの土管の上からやってみよう‥。
ハチくん: いいよ、いいよ、じじごろうさん。土管の上から宙返り、なんて、ちょっと危険過ぎるよ。危ないからよしなよ。
じじごろう: 大丈夫じゃ!「格闘王V」の主人公、大東勝利も困難や危険をかえりみずに、果敢に挑戦して、勝利を掴んだんじゃ。ワシもここで、逃げる訳にはいかぬ!トオーッ!
ハチくん: あ~あ、やっちゃった。ノビちゃったのかなあ‥?まあ、いいや。これで当分、静かになるし。じじごろうさんも、しばらくはおとなしくなるだろうから。
ジャック: おい、どうしたんだ、ハチ?今、ドシンって音がしたろ?何か大きな物でも落っこちたのか?
ハチくん: ああ、ジャック。戻って来たのか。見てのとおり、じじごろうさんがノビてるんだよ。漫画のヒーローがやる必殺技を真似してさ‥。
ジャック: 馬鹿、全く動かねえぜ。息もしてねえみたいじゃねーか?ハチ、じじごろうは死んだんだよ。年寄りが無理したから、ぽっくり逝ってしまったんだよ。
ハチくん: ええ~っ!ウソだろ?死んだりする訳ないよ。でも、本当にピクリとも動かないね‥。まさか‥! あれ、何してるの、ジャック?
ジャック: 決まってるじゃねーか。墓穴を掘るんだよ。陽が暮れない内に埋めようぜ。公園の端っこだし、この辺りで調度イイだろ?
ハチくん: そんな、ドラ猫の死骸の始末のようにはいかないよ‥。一応、人間だし。
ジャック: 馬鹿、ハチ。大丈夫だよ。じじごろうなんて、同じ人間でもジャワ原人の生き残りか何かなんだろう?それに、こんな身寄りの無い乞食の爺さん、この辺りに埋めてたって、誰も気になんかしねえよ!
ハチくん: そ、そうかなあ‥。
じじごろう: 馬鹿者!誰がジャワ原人じゃ!誰が身寄りの無い乞食じゃっ!
ハチくん:ジャック: ワアッ!生きてた!
ジャック: シュッ、シュッ、シュシュッ!
ハチくん: おっ、ジャック、カッコイイっ!どうしたの?グローブなんかしちゃって。
ジャック: この間の、K-1オランダ大会の試合を見てたら、ボブ・サップが出てた。ボブ・サップはあっさり負けちゃったんだけどさ、K-1ファイターって、みんなカッコイイだろ?あの、重量感とスピード感に痺れちゃってさ。
ハチくん: ああ、ボブ・サップは1年以上のブランク後のファイトで、ピーター・アーツに秒殺KOされたんだよね。サップは弱くなったね。確かに、90キロ台のウエイトの選手はみんな、ヘビー級なのにスピードがあり、強くてカッコイイね。ジャックがグローブしてパンチを振るうと、大きな秋田犬種なだけに、ホントに強そうだよねえ。
ジャック: ありがとうよ。ただ、俺たち犬は、パンチは振るえるが、四足動物の後ろ足の構造上、回し蹴りなんかは出来ないな。シャドウボクシングをやっても、パンチばかりだ。長時間、後ろ足だけで立ってフットワークするのも辛い。
ハチくん: いや、でもカッコイイよ。キックがなくてもハードパンチャーみたいだし。
ジャック: 何度も、ありがとうよ、ハチ。しかし、ボブ・サップは弱くなったなあ。何年か前、初めてK-1のリングに登場した当時の、強さがウソみたいだ。以前は、K-1グランプリの複数回覇者、アーネスト・ホーストを苦戦に追い込んだり、無敵の強さを誇っていたのに、な。
ハチくん: 一年前のオランダ大会では、アーネスト・ホーストの引退記念試合で、敵前逃亡したと非難されていたサップは、今回のアーツ戦前の記者会見では、体重を20キロ増やして、180キロまでの重量にし、新必殺技、ビーストラッシュを会得したと息巻いていて、アーツをKO宣言までしていたけど、いざ本戦では、あっさりと秒殺KOされて、負けしてしまった。本戦試合は一年半ぶりでブランクが長かったけど、K-1リング登場当時に比べると、このところ最近の試合では、サップは精彩を欠いてて、あんまり強くはないよねえ。
ジャック: そうだなあ。180キロの重量でも肥満には決して見えず、筋肉の塊みたいにして、モンスターばりに強そうに見えるのになあ。相手は、いくら20世紀中は3度、K-1を制したピーター・アーツとはいえ、もう全盛期はとっくに過ぎた、けっこうなロートルなのになあ。それが、膝蹴り一発ですぐ沈んじゃ、不甲斐無さ過ぎだよなあ。
ハチくん: K-1デビュー当初は、NFLを放出された後で、ボブ・サップも、ハングリー精神が旺盛だったんだろうけど、日本で一躍有名になって、TVのバラエティーやCMに引っ張りだこになって、お金も出来たし、エンタティンメント系のプロレスにも出場したりして、タレントぽく成り過ぎちゃったからかなあ。でっかい黒人で、怪物ぽいけど、大学で薬学を学んで薬剤師の資格まで取っているというし、本来は頭が良くてナーバスで、一年前に敵前逃亡したって非難されてるリングだし、案外、繊細な神経が緊張しまくってたのかも。敵前逃亡って言うけど、よくは知らないけど、何かPRIDEや何かとの契約がらみもあったんじゃないの?
ジャック: そうなのか?
ハチくん: いや、よくは知らないんだけどさ。以前は、PRIDEで、あの柔術マジシャンの巨人、アントニオ・ホドリコ・ノゲイラとの死闘を戦った試合なんて、すごかったのに。とにかく以前は、立ち技でも総合でも、並み居る強豪を苦しめて、本当に怪物の強さだったよねえ。何だか、格闘技登場時の頃は、K-1の当時の最高プロデューサー、石井館長が、モンスターイメージを作り上げるために、けっこう仕組んでたんじゃないか(?)って、疑いたくもなる‥。
ジャック: そうなのか?
ハチくん: いや、ただそう疑いたくなる、って思っただけ。このところの試合では、あまりにも不甲斐無い試合が多いように、見えるもの。打たれ弱いよね。ボディブローの攻撃には、すぐに、ものすごく痛そうな顔つきで倒れ込んじゃう。もろ、戦意喪失顔になるもの。
ジャック: そうか。でもアーツはカッコ良かったよなあ。K-1誕生期から活躍していて、もうその頃の第一級選手の顔ぶれは、ほとんど見なくなっているのに、あれだけ長く続けて来てあの年齢で、まだまだ第一線クラスで強い。ホント、ピーター・アーツは尊敬しちゃうぜ。今回のアーツの、入場曲もカッコ良かったな。
ハチくん: ああ、ボブ・ディランの名曲だね。「ハリケーン」だ。世界ポピュラー音楽史の中でも、フォークの神様と尊称される、ボブ・ディランの数多いフォークロックの名曲の中で、黒人差別の冤罪を訴えた、人権メッセージソングとなっている有名な曲だね。今回のアーツの入場曲はこの、名曲ロック「ハリケーン」だったね。ディランが、無実の罪で投獄された黒人プロボクサー、ハリケーン・ルービン・カーターの冤罪を訴えた詩で、力強く歌い上げる、ディランが1975年に作った、速いリズムで叩きつけるフォークロックの名曲だ。最高に良い曲だよね。これは、76年発表の、ディランの代表的な名盤の一つ、アルバム「欲望」に収められた、アルバム巻頭の曲だ。フォークの神様、ボブ・ディランはすごいね。
ジャック: そうなのか。ふう~ん。そーいうのは、俺はあんまし詳しくないからな。確かに、素晴らしく良い曲だったよ。英語の詩は解らなかったが、メッセージソングなんだな?
ハチくん: うん。ボブ・ディランの詩で歌われている、ハリケーン・ルービン・カーターは、ニュージャージー州出身の黒人で、後にプロボクシングで世界チャンピオンにまでなるんだけど、殺人事件の冤罪を掛けられて、無期懲役刑になり、人生の半分を獄中で暮らすことになってしまった。そして投獄されてから、20年以上も経って、やっと冤罪が晴れて無実を証明され、自由な世界に出て結婚も出来た。その、ハリケーンの釈放運動が盛んになり、デモなどが起こっていた当時、人種差別による冤罪を訴えた歌をディランが作ったのが、この名曲「ハリケーン」なんだよ。このハリケーン・ルービン・カーターの物語は、名優デンゼル・ワシントンが主演して映画化され、99年に映画「ザ・ハリケーン」として公開もされている。
ジャック: ふう~ん。何だかすごいな。
ハチくん: ちょっと歳喰って来たとはいえ、アーネスト・ホーストと共に、世界キックボクシング史に残る、不滅の王者、ピーター・アーツの入場テーマ曲が、世界ロック史を飾る王者、ボブ・ディランの名曲だというのは、何とも良いよね。ピーター・アーツはホントにカッコイイよね!
ハチくん: しかし、このblogも寂しいよねえ。アクセス数なんて、全然無いんじゃないの?まあ、誰も、じじごろうさんのヨタ話なんて、読もうとは思わないんだろうけど‥。
じじごろう: 何じゃと!?馬鹿者!ボロは着てても心は錦、どれだけの数の人が読んでおるとか、そんなことは気にしておらん。そんなのは関係無いんじゃい。肝心なのは、このワシが、どれだけ真摯な気持ちで、知性にあふれた、人間の世の中にとって、大切なことがらを、人間の心に響く、意味の深いメッセージとして、人間社会に投げ掛けておるか、ということなんじゃ!それが解らぬのか、このたわけ犬めが。
ハチくん: あ~あ、もう嫌んなっちゃうよなあー。話したくもねえなあ‥。まあ、とにかくね、じじごろうさんのそんな立派なメッセージでも、読まれなきゃ、何にも意味が無い、ってことなんですよ!ここのblogは本当にヒット数が無いんだから!読まれてるblogは毎日、ものすごい数字のアクセスを受けてるんだから。
じじごろう: ほ~う。blogとは、そんなにすごい数、読まれておるものなのか?例えば、どんなとこじゃ?どーいうblogなんじゃい?
ハチくん: 例えば、しょこたんblog。とかね。
じじごろう: 何?しっこタンblog?変わったタイトルのblogじゃのう。
ハチくん: しっこタンblogじゃないよ。しょこたんblog。まあ、芸能人blogではあるけれど、毎日、驚きの、ものすごい数のアクセスがあるんだ。しょこたんは、新ブログの女王、って呼ばれてるんだけどね。
じじごろう: いくら、新ブログの女王か何か知らんが、しっことかタンとか、汚いのう。毎日、自分のしっこやタンの様子を書き込んどる、blogなのか?今日のしっこは赤黄色いのが1リットル出たとか、今日はタンを6回吐いて、粘り気がどうじゃった、とか‥。小便や痰の話を、世間の人たちが、そんなにこぞって読むなどとは、ちょっと疑われるのう。信じ難い話じゃ。小便や痰を気にするなぞ、病人のblogか?
ハチくん: 汚ねえこと考えるなあ。話を聞いてるだけで、気分が悪くなる。もう、嫌になるよ。何処の誰が、小便や痰の汚い話を、毎日ワザワザ、NETに流して、みんなが汚物の記事を読むんだよっ!そんな気持ちの悪くなる話なんて、読む人なんか居ないよっ!
じじごろう: じゃが、しっこタンblogというからには、そういうものなんじゃろう?そんな内容の記事を書き込んで、新ブログ女王などとは、さすがにこのワシも、ちょっと疑問を抱かざるを得ないんじゃが‥。やはり、病人が自分の容態を気にして、毎日記録しておるのじゃろうが?大きい方の検便とかはやっとるのか、心配にもなるのう‥。
ハチくん: あのね、おしっこと痰の話、じゃないの!しっこタン、じゃなくて、しょこたん!しょこたんblogは、アイドルタレント中川翔子さんの大人気blogだよ。彼女の愛称は、しょこたんといって、おたくテイストの可愛い、今をときめく、人気美少女アイドルタレントだよ。こんな有名な娘、知らないの?
じじごろう: 知らん。
ハチくん: そうか。じじごろうさんは同じアイドルでも、AVアイドルには詳しいんだけどね。普通のアイドルはあんまり知らないんだ。でも、しょこたんもけっこう胸も大きいし、よく、グラビア水着になんかにもなってるよ。じじごろうさん、普通のタレントでも、若くてムチムチしたグラマー美女なら好きなんでしょ?
じじごろう: ああ、大好きじゃ。
ハチくん: でもAV女優の、AVアイドルの方が、もっと好きなんでしょ?
じじごろう: ああ、その通りじゃ。ワシは普通のアイドルよか、AVの綺麗なオネーチャンの方が、ずうーっと好きじゃ。今は、柚木ティナちゃんとか恋小夜ちゃんとかが大好きじゃな。詳しく聞きたいか?
ハチくん: いや、もう、いいよ。あのね、中川翔子さんの公式blog、「しょこたん☆ブログ」は、2004年11月に運営を開始してから、2007年の2月までに、何と総アクセス数5億件を突破しているんだよ!ものすごいでしょ。しょこたん☆ぶろぐは、書籍化もされて、2冊が本になって出ている。こっちも好調売れ行きなんだ。しょこたん☆ぶろぐ2も出ているんだよ。勿論、美少女アイドルタレントだから、写真集もいくつも出てるし。個性的な写真家・映画監督として有名な蜷川実花さんが撮影した、しょこたんの写真集もあるんだよ!
じじごろう: そうなのか。
ハチくん: そうだよ。バラエティー番組にはひっぱりだこで、歌もCD出してるし、イラスト描きの腕もプロ並みで、漫画も雑誌に描いてるらしい。女優業もやってるし、普通のアイドルタレントというよりも、今やマルチタレントと呼ばれて評価されてるくらいだ。小便とか痰とか、病人の検便だのとか言ってたら、所属事務所や大勢のファンたちから怒られるよ。往年の怪奇漫画の王様、楳図かずお先生の影響を受けた、有名な、独特の気色悪い絵柄と、鳥山朗先生風の絵柄と描き分ける、器用さもあるらしいし。アニメやゲーム、コスプレなどのオタク趣味大好きで、親しみやすいキャラが人気の理由なんだ。それと、何よりも、blogの圧倒的更新回数だね。一日に、すごい数、更新してるんだ。ざっと、毎日、何十。自己最高記録は、一日87更新!2005年4月には、一ヶ月600更新!の記録を持つんだ。ものすごいでしょ。個人blogでは、アクセス数も、記事更新頻度も、先ず、一番じゃないの?
じじごろう: ふう~ん、マメなもんじゃのう。成程、確かに称号どおり、新ブログの女王のようじゃの。でも、何で「新」なんじゃ?
ハチくん: それは、元々、ブログの女王と呼ばれていたのが、眞鍋かをりさんというアイドルタレントだからなんだ。眞鍋かをりさんが早い時期からNETで個人blogを初めて、その時のアクセスがすごい数字だったからだね。眞鍋かをりさんもグラビアアイドル出身だけど、横浜国大卒の知性派で、ワイドショー関係のちょっとお硬い情報のコメントまでこなす、こちらも今やマルチタレントと呼ばれるのかなあ。ブログ本も、眞鍋かをりのココだけの話、というのを出している。勿論、元々グラドルだから、写真集も幾つも出してる。でも今は数字だけの話なら、しょこたんの方に軍配だろうからね。
じじごろう: ふう~ん、どーでもいいよーな話を、おまえはよく知っとるのう。ワシもちっとはそーいう、タレントblogも読んでみるかのう。まあ、ワシの信念の、数字じゃない気持ちは変わらんがの。
ハチくん: へん、負け惜しみ言って。まあ、しかし、相手はタレント有名人だからね。名も無いホームレスの、行き倒れかかってる、乞食爺さんとは話が違う。比較するのに無理があるけどね。
じじごろう: 何じゃと、馬鹿者!このワシに向かって、何ちゅう失礼な言い方じゃ!ワシもこの先も、内容のある有意義な意見を発進し続けて行くわいっ。この知性の仙人の如きワシが、若い青二才どもに負けるか!
ハチくん: まあ、じじごろうさんのせいばかりでなく、僕もジャックもけっこう出番が多いから、この知的な良識ある名犬、ハチくんにも多少は責任があるからね。僕も頑張るさ。しょこたんも歌では、「空色デイズ」という新曲のCD出して、頑張ってるし、僕は中川翔子ちゃんをこれからも応援し続けるよ。
じじごろう: ワシは、柚木ティナちゃんと恋小夜ちゃんを応援し続けるぞ。
ハチくん: ちぇっ。また、そっちの方か‥。
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