やはり、読むべき本とは出会うことになっているのですね。久しぶりに行った図書館で、この本を見つけました。「コウノトリのすむ里 たじま春夏秋冬」(神戸新聞総合出版センター)。
先日読んだ「消える日本の自然」の終盤で紹介されていた兵庫県豊岡市のコウノトリ放鳥計画を追った写真集です。
文章で読んだあとなので、こうやって写真を見るとさらに納得できるような気がします。つがいの足下に見える孵化したばかりのひな。「まだ首が座っていない」と書いてあって、鳥も赤ちゃんはそうなんだーと今更ですが感心しました。
わたしの好きな写真はというと、桜の下にいるコウノトリとつがいが寄り添う様子、それから25ページの迫力のある一枚です。
コウノトリってどんな鳥なのか、この本を見るとよくわかると思います。放鳥して三年、野性の中で生きるコウノトリはひなをかえし、人々の身近な場所で暮らしているようです。小学校の校庭が見える人口巣塔にいる写真からは、もうその光景が日常のものであることを示しているようにも思われました。
この写真は神戸新聞但馬総局が報道用に撮影したものをまとめたものだそうです。
アホウドリ、コウノトリと絶滅の危機にある鳥の救済に関わる本を読んできて(今、トキも読んでいます)、人間の手によって滅びの道に導かれた生物を蘇らせるには時間がかかるということを痛感しました。
野性のコウノトリが、水辺から姿を消し、再び降り立つまでには三十年という歳月が必要だった。でも、現在危機的状況にあるいきものがすべて、三十年かければ蘇るというわけではありません。
自然と共存していくための道を模索していくことが求められていると思うのです。
先日読んだ「消える日本の自然」の終盤で紹介されていた兵庫県豊岡市のコウノトリ放鳥計画を追った写真集です。
文章で読んだあとなので、こうやって写真を見るとさらに納得できるような気がします。つがいの足下に見える孵化したばかりのひな。「まだ首が座っていない」と書いてあって、鳥も赤ちゃんはそうなんだーと今更ですが感心しました。
わたしの好きな写真はというと、桜の下にいるコウノトリとつがいが寄り添う様子、それから25ページの迫力のある一枚です。
コウノトリってどんな鳥なのか、この本を見るとよくわかると思います。放鳥して三年、野性の中で生きるコウノトリはひなをかえし、人々の身近な場所で暮らしているようです。小学校の校庭が見える人口巣塔にいる写真からは、もうその光景が日常のものであることを示しているようにも思われました。
この写真は神戸新聞但馬総局が報道用に撮影したものをまとめたものだそうです。
アホウドリ、コウノトリと絶滅の危機にある鳥の救済に関わる本を読んできて(今、トキも読んでいます)、人間の手によって滅びの道に導かれた生物を蘇らせるには時間がかかるということを痛感しました。
野性のコウノトリが、水辺から姿を消し、再び降り立つまでには三十年という歳月が必要だった。でも、現在危機的状況にあるいきものがすべて、三十年かければ蘇るというわけではありません。
自然と共存していくための道を模索していくことが求められていると思うのです。
嬉しいです。頑張って下さい。今日の朝は、「虎に翼」の第65回を見ました。