草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

日本国民が待望している保守は反グローバリズムだ!

2019年03月22日 | 選挙

大阪府都構想の是非を争点にした大阪府知事・大阪市長のダブル選挙が昨日、舌戦の火ぶたを切った。マスコミが大騒ぎをしているわりには、もう一つパッとしない▼大阪維新の会が目指す改革というのは、小泉純一郎推進した規制緩和の一環のように思えてならない。それに対抗する自民党が推薦する候補が共産党の自主的支援を受けているのも解せないが、国民が待望している保守は、反グローバリズムであって、グローバリズムではないのである。堺屋太一あたりの意向を受けて、橋下徹が旗振りをした都構想というのは、行政の無駄をなくというのが大義名分であったはずだ。それがいつしかプロパガンダとなり、政争の具になってしまっている。豊かな大阪市が借金の膨らんでいる大阪府を救済するのが都構想の本質であり、それで大阪市民が納得するかどうかなのである▼国の形を変えるというのは、あまりにも傲慢な言い方である。守り育てるべきものを保存するための改革を実行するのが保守である。手段や方法においても、できるだけ混乱を避けなければならない。大阪維新の会は官邸とも近いといわれている。移民法やアイヌ新法などで矢継ぎ早にグローバリズムを進める安倍首相とは意見が合うのだろう。政治改革から構造改革と続いてきた過ちに終止符を打つためにも、本当の保守が何であるかを私たちは見極めるべきなのである。

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