草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

憲法9条信者のお花畑を揶揄したオールドリベラリスト竹山道雄!

2015年12月14日 | 思想家

国家として身構えず、平和を願うだけで日本は平和であり続けられるのだろうか、諸国民の公正と信義を本当に信じることができるのだろうか。イスラム教徒であるウイグル人に加勢するために、テロ集団である「イスラム国」が中共の習近平政権に宣戦布告をした。「イスラム国」をまともな集団であるかのように報道していたマスコミは、自分たちの背後に入る中共とことを構えることになったのだから、言葉が出ないはずだ。アメリカなどの有志連合と協力すれば、日本人がテロの対象になると騒いでいたのは、つい最近のことではなかったか▼日本のサヨクは、ソ連の崩壊や中共の変質によって、自らの教義を捨てざるを得なかった。そこで出てきたのが憲法9条であった。「平和」 を口にすれば、誰も反対はできないからである。イデオロギーの呪縛から抜けられない人たちを、かつて竹山道雄は「多くの主張は、事実による認識よりも、おおむねある一種の信じたいという動機によっている。現実に対する不満とそれが生む幻影から発して、この信じたいという意志は、おどろくほどつよい力をもって人の心を律するものである」(「門を入らない人々」)と批判した▼中共が東シナ海や南シナ海で軍事的な覇権を目指していても、絶対に日本を攻めてはこないと信じたいのである。オールドリベラリストの竹山の言葉は、事実を見極める大切さを私たちに教えてくれており、事実を無視した議論はお花畑でしかないのである。

 

にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ

 

               ←応援のクリックをお願いいたします。

 

 

政治 ブログランキングへ


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 不破哲三前議長の安倍政権批... | トップ | 吉田松陰の草莽の精神なくし... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

思想家」カテゴリの最新記事