草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

オバマ大統領は日本の土民のことばに耳を傾けよ!

2014年04月20日 | 国際問題

 オバマ大統領が明治神宮を参拝することになった。新聞の記事ではあえて「明治神宮訪問」となっているが、日本の神社に御参りすることについて、とやかく言われたくないからだろう。靖国神社に安倍首相が参拝したのに対して、冷たく「失望した」とコメントした時点よりは、米国側の日本理解は進んだ気がしないでもない。オバマ大統領は23日から25日までの2泊3日の日程で日本に滞在するが、米大統領の国賓としての来日は、実に18年ぶり。今回の訪日は今後の日米関係を考える上で、大きな意味を持つことになるはずだ。オバマ大統領は、ようやく日本人の信仰心を理解しつつあるのだろう。我国は昭和20年8月15日を境にして、それまでの歴史は一切否定されてしまった。そして、占領軍として日本に乗り込んできた米国は、政治経済ばかりではなく、文化道徳宗教にまで「民主化」なるものを押しつけた。葦津珍彦が指摘したように、日本人を「土民」と決めつけていたからだ。そうした占領政策にもめげず、日本人は奥深い所で、日本人であり続けた。その一つが靖国神社への執着であり、「建国記念の日」の制定であった。葦津は「日本人の中での絶対的多数を占める大衆は、日本特有の気風、感情、信仰を有ち続けている。土民は雄弁ではなく、理論の展開には巧みではないかもしれない。しかし私は、日本の土民であることに誇りを感じている」(『土民のことば』)と書いている。オバマ大統領は、日本人の圧倒的多数である者たちの声にこそ、耳を傾けるべきなのである。

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