草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

愚かな与党議員を問題にするより野党は政策で勝負すべきだ!

2021年02月02日 | 政局

緊急事態宣言が出ているにもかかわらず、与党の国会議員が銀座のクラブに出かけたいうのが集中砲火を浴びているが、それで鬼の首を取ったように騒ぐのは異常である。自民党の松本純元国家公安委員長に対して、議員辞職までも要求するのは行き過ぎだ。そこまで言うのならば、立憲民主党にも、昨年の緊急事態宣言中に風俗に遊びに行っていた国会議員もおり、自ら身を引くべきだろう。まったくお咎めがなかったのであり、あまりにもダブルスタンダードではないだろうか▼国民に自粛を求めて置きながら自分たちはというので、野党やマスコミの餌食になっているが、緊急事態宣言は名ばかりで、せいぜい営業の時間制限程度である。戒厳令を布告したわけでもない。そもそもが中途半端な代物である。政局にしようとするのが無理筋なのである▼そんなことで大騒ぎするよりは、コロナ禍で困窮している人たちの経済対策をどうするか、尖閣への中共の脅威に対して、自衛隊はどう対処すべきかの方がはるかに重要だ。ワイドショーで取り上げられやすい話題で、国民が右往左往するのは問題である。愚かな国会議員を弁護するつもりはないが、政治はそれだけではない。野党は正々堂々と政策で政権与党と対決すべきだ。批判のための批判しかできないから、立憲民主党の支持率は3%程度なのである。

コメント (2)
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