草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

能天気な政治から脱却するためにも憲法の改正を!

2018年08月21日 | 思想家

日本人は愚かではなかった。遅ればせながら、眦を決して危機に対処しようとしているからだ▼江藤淳は平成8年11月号の「諸君!」に「鳩山家四代の禍根」を掲載し、鳩山由紀夫を酷評した。しかし、その後総理大臣にまでなったのだから、私たち日本人はとんでもない失敗をしてしまったのである▼学校の成績がよく、試験に強いだけでは政治家は務まらない。そのなかで江藤は、なぜ鳩山由紀夫が駄目であるかを指摘している。「『戦後民主主義』という先生が言ったとおりに従軍慰安婦問題は謝罪すればいい、『平和憲法』は守ればいいんだ、と。こんな能天気な調子で政治をやられては、二十一世紀の日本人は民族の歴史を忘却し国家に誇りを持ち得ず、ついには亡国の憂目をみるのではないでしょうか」▼一時期の日本は、江藤が危惧したような惨状を呈した。平成二十四年に第二次安倍政権が誕生して、ようやくそれに歯止めがかかり、日本人は日本を取り戻しつつある。能天気な政治を終わらせようとしているのだ。流れは大きく変わってきている。すぐに着手すべきは憲法の改正であり、自衛隊は明記するだけであっても大きな一歩である。自らを防衛するという意思を世界に示すことは大事だ。他国による軍事的な恫喝や侵略に対して、日本は国家として身構えることになるからである。

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