草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

国家百年の大計を外国に委ねる政治からの一日も早い訣別を!

2016年09月02日 | 政局

戦後71年を迎えているにもかかわらず、日本の時計は止まったままである。国の根幹である安全保障については、今なおアメリカ頼みである。そのアメリカが同盟国としての日本をどこまで信用しているかは心もとない。尖閣諸島への中共の軍事的な挑発に対して、あまりにもアメリカは優柔不断である▼大東亜戦争のきっかけとなったのは、中華民国を背後でアメリカが応援し、支那大陸での日本の影響力を排除しようとしたからだ。アメリカは同じ愚を繰り返そうとしているのではないか。今の政権与党である自民党には危機意識が乏しい。野党の民進党にいたっては問題外である。日本が危機的な状況に直面した場合には、自衛隊は超法規的な行動を選択するしかないのである▼三島由紀夫のあの檄文をもう一度思い起こすべきだろう。「われわれは戦後の日本が経済的繁栄にうつつを抜かし、国の大本を忘れ、国民精神を失い、本を正さずして末に走り、その場しのぎと偽善に陥り、自ら魂の空白状態へ落ちこんでゆくのを見た。政治は矛盾の糊塗、自己の保身、権力欲、偽善にのみささげられ、国家百年の大計は外国に委ね、敗戦の汚辱は払拭されずにただごまかされ、日本人自ら日本の歴史と伝統を瀆してゆくのを歯噛みしながら見ていなければならなかった」▼残された時間は限られている。自民党以外の保守党が取って代わることで、一日も早く日本を取り戻さなくてはならないのである。

 

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