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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■キリストについてのみことばを聞くことから / 羽鳥頼和

2022年02月17日 | Weblog

2021.8.12放送

 世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。今日は、どうして私が「お聴きくださりありがとうございます。」と御挨拶するのかお話ししたいと思います。

 二つの理由があります。一つ目は、あるリスナーのおばあさんのことばです。「以前、ラジオメッセンジャーに、『お聴きくださりありがとうございます。』と言われて、とても嬉しくて、思わずラジオに向かって、『こちらこそ、ありがとうございます。』とお返事しました。」と聞いたのです。ラジオは送り手と受け手がとても親しくなれるのだと思いました。

 「お聴きくださりありがとうございます。」と私が御挨拶するもう一つの理由は、聖書のみことばによるのです。信仰は聞くことから始まります。まずキリストについてのみことばが語られます。そのみことばを聞いた人がキリストの十字架と復活を知ります。そしてイエス・キリストを自分の救い主であると信じるのです。ですから聴いてくださることは感謝です。

 今週お話ししている使徒パウロは各地でキリストについてのみことばを語りました。パウロは旧約聖書を熱心に学び、その教えに厳格な律法学者でした。彼は初め、キリストの信者たち・教会を迫害していました。そんな迫害者であった彼はキリストのことばを聞き、この方が旧約聖書で預言されている神の御子・救い主であることを信じました。そしてキリストが人を救うために十字架にかかり死んでくださり、三日目に復活されたことを語ったのです。

 パウロは聖霊なる神から神のことばを語る力を与えられていました。同じ聖霊なる神は今も生きていて、私たちのうちに働いて下さっています。今も聖霊なる神は働いておられます。人にキリストについてのみことばを語らせ、聞いた人がイエス・キリストを自分の神・救い主であると信じることができるようにしてくださっているのです。

    (PBA制作「世の光」2021.8.12放送でのお話より)
 
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このサイトは URL名として
 http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。。携帯からもこのURLでどうぞ。

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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

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■災難騒動の中でも語られる神のみことば / 羽鳥頼和

2022年02月16日 | Weblog

2021.8.11放送

 世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。今日は、伝道旅行でエルサレムに戻ってきたパウロが神殿で災難にあったことからお話しします。

 使徒パウロが教会に勧められて神殿に行き、請願をするために身を清める儀式をし終えた時、そのパウロを見つけたユダヤ人たちが大声で訴えながらパウロを神殿の外に引きずり出して彼を殺そうとしました。

 騒ぎを聞きつけたローマの千人隊長は部隊を率いてかけつけ、その場を静めようとしました。人々はローマ兵を見るとパウロを殺そうとすることはやめましたが、口々にパウロを罵っていました。ローマの千人隊長はこの騒ぎの原因がパウロであることが分かり、彼がローマの市民権を持っていることを知ると、パウロが人々に弁明することを許しました。

 パウロは階段の上に立ち、人々に語り始めました。実は最初千人隊長はパウロをローマ軍の要塞に連れて行くつもりでいました。そうすればパウロを守ることができたからです。ところがパウロは自分からその場に残って人々に語ろうとしたのです。災難騒動になってもパウロは神のことばを語ることができたのです。

 私は東日本大震災の翌年12月に災難に遭いました。仙台で世の光のクリスマス集会があり、飛行機で仙台空港に着き電車に乗った時、何と余震がありました。電車などの交通機関はすべてストップし、空港に缶詰状態になってしまい、集会に行くことができませんでした。運転が再開された時には集会は終了時間を過ぎていました。

 しかし集会は行われていました。音楽のゲストのご夫妻は予定よりも多くの賛美をしてくださり、トークも多くしてくださり、司会者の牧師先生がイエス・キリストについてのお話をしてくださったのです。キリストの誕生を記念するクリスマスの集会がもたれました。

 私は次の年、再び仙台の集会に呼んでいただきキリストのことをお話しすることができました。災難騒動があっても神のことばは語られています。
 

   (PBA制作「世の光」2021.8.11放送でのお話より)
 
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■遠くまで届く神のことば② / 羽鳥頼和

2022年02月15日 | Weblog

2021.8.10放送

 世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。

 私の友人は子どもの頃、田舎に住んでいました。自宅から半径10キロ以内にキリスト教会はありませんでした。そんな彼が高校生の時にラジオを聴いて教会へ行くようになりました。彼は神のみことばを聞いてイエス・キリストを信じました。教会から遠く離れたところにいる人に神のみことばが届いています。

 今日は、エルサレムの教会の指導者であったヤコブについてお話しします。ヤコブはイエスの弟です。家族は近くて遠い存在です。彼は最初からイエスを神の御子・救い主キリストであると信じていたわけではありません。イエスが十字架で死ぬ以前には信じていませんでした。イエスの郷里のナザレの人々は宣教なさるイエスのことばを聞いて、「この人は大工の息子ではないか。」と言ってイエスのことばを信じようとしませんでした。イエスの弟たちも同じだったのです。イエス自身、「預言者が敬われないのは、自分の郷里と家族の間だけです。」とおっしゃっています。

 ヤコブはイエスと小さいころから家族として過ごしたわけですから、自分の兄であるイエスを自分の神であると信じることはとても難しいことだったと思います。そんなヤコブは十字架で死んで復活されたイエスに出会い、イエスを信じることができました。イエスが十字架につけられる以前に、旧約聖書で預言され、ご自分でも語っておられた通りにイエスは十字架につけられて死んでから三日目によみがえられました。ヤコブは復活されたイエスに会い、イエスのことばを信じたのです。「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます。」とのみことばを思い出します。神はイエスの家族を救われました。

 ヤコブはパウロの伝道旅行の報告を聞きました。ユダヤ人だけでなく、多くの外国人・異邦人がイエス・キリストを信じて各地にキリストの教会が建てられたことを聞いたヤコブたち・教会の人々は神をほめたたえました。

   (PBA制作「世の光」2021.8.10放送でのお話より)
 
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■遠くまで届く神のことば① / 羽鳥頼和

2022年02月14日 | Weblog

2021.8.9放送

 世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。ラジオ番組「世の光」は1952年から始まり、今年(※2021年)は70年目となります。私が生まれる前から放送され、このコロナ渦でも放送されています。

 さて、AM放送のラジオ局では現在ほとんどがFMでも番組を放送するようになりました。FMは音が良くて町中でもよく聴こえる特性があります。それに対してAM放送は、遠くまで届く特性があります。以前こんなことがありました。名古屋で放送されていた番組を仙台で聴いた方がありました。その方は近くの教会に通うようになり、イエス・キリストを信じました。そしてその方のお母様もキリストを信じたのです。私は2011年の震災後にお母様にお会いすることができました。名古屋から680キロ離れた仙台に電波が届き、神のみことばがその方の心に届いたのです。

 もともとキリスト教会はエルサレムから始まったのですが、日本にも教会があります。その事実は、神のみことばが中東のエルサレムから、はるか遠く極東といわれる日本に届いたということです。

 今週は、神のみことばを遠くまで語り伝えた使徒パウロの伝道旅行について聖書のお話をしながらラジオのこともお話ししたいと思います。

 2000年前、パウロはイスラエルからヨーロッパへ神のことばを届けました。当時は旅行保険もガイドや添乗員もいませんでした。しかしパウロの伝道旅行ではこれらに代わる方が旅行に同行しておられました。その方は聖霊なる神です。聖霊が旅行するパウロをどこへ行くか導いてくださり、旅のあらゆる危険から守ってくださいました。この聖霊なる神がパウロに宣教をする力を与えて下さったので、パウロは外国人たちにもイエス・キリストのことを宣べ伝えることができました。

 聖霊は今も生きて働いておられます。信じる者といつも共にいて守ってくださり、導いてくださり、励ましてくださり、慰めてくださいます。

   (PBA制作「世の光」2021.8.9放送でのお話より)
 
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■いのちの水があふれ流れる / 工藤篤子

2022年02月12日 | Weblog

2021/8/7放送

 世の光の時間です。ゴスペルシンガーの工藤篤子です。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。昨年からの新型コロナの影響で社会は大きく変わりました。皆さんの中にも困難や問題に直面しておられる方も多くいらっしゃることだと思います。

 聖書には、神に敵対する存在、サタンのことが書かれています。サタンとはもともと神に仕える天使でしたが神のようになろうと高ぶり、地に落とされました。そしてアダムとエバを誘惑し、罪が人類に入り込んだために全地が呪われてしまいました。罪が入った人類も罪からくる思いに心がむしばまれ、体も病や疫病にむしばまれ、絶えず満たしと癒やしを求める荒野のようになりました。

 イエス様は33年半の生涯の終りごろ、ユダヤの七つの祭りの最後の祭りである仮庵の祭りの時に、こう言われました。
 「だれでも渇いているなら、わたしのもとに来て飲みなさい。わたしを信じる者は、聖書が言っているとおり、その人の心の奥底から、生ける水の川が流れ出るようになります。」

 それから数カ月後、イエス様は私たちのすべての罪を負って十字架にかかりました。そこでイエス様は身代わりにさばきを受けられただけでは終わりませんでした。イエス様は天の父に向かって「渇く」と叫ばれました。それは「天の水、いのちの水をください」という意味の叫びです。

 十字架にかかる前に「わたしを信じる者は、その人の心の奥底から、生ける水の川が流れ出るようになる」と言われた「生ける水」とは、聖霊のことです。イエス様を信じるなら、聖霊がその人の心の奥底から生ける水の川となって流れ出るようになります。荒れ地に川が流れるように私たちの心もいのちの水で満たされ、さらにはあふれ流れるようになります。その聖霊は、罪からの解放、サタンの支配からの解放、否定的な感情や思いからの解放、病のいやし、さまざまな困難や問題に打ち勝つ力を与えてくださいます。

 今、あなたの心にもいのちの水である聖霊が注がれますように。


    ( PBA制作「世の光」2021.8.7放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。でも、新型コロナ禍で集まるのを制限したりオンラインの集まりに切り替えたりしているかもしれません。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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■パラダイスへの招き / 工藤篤子

2022年02月11日 | Weblog

2021/8/6放送

 世の光の時間です。ゴスペルシンガーの工藤篤子です。私は小さい時からよく物を盗む万引き少女でした。高校生の時、偶然ラジオで「世の光」を聴き、メッセンジャーの先生が、「神は、生きておられます。」と語られたその一言が何か一条の光のように心に差し込み、この生きた神様を求めるようになりました。

 そして留学先のスペインで聖書を通して、生きた神様であるイエス様に出会うことができました。イエス様は神であられるのに人として地上に生まれました。それは私たちの身代わりとして十字架にかかってくださるためでした。

 イエス様が十字架にかけられた時、その右と左に二人の強盗が十字架にかけられました。人々はイエス様をあざけりました。その時、イエス様はこう叫ばれました。「父よ、彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか分からないのです。」

 強盗の一人はそれでもイエス様をののしって、「おまえはキリストではないか。自分とおれたちを救え」と言いました。するともう一人の強盗はこう言いました。「イエス様。あなたが御国の権威をもって来られるとき、私を思い出してください。」

 イエス様はこう答えました。「まことに、あなたに言います。あなたは今日、わたしとともにパラダイスにいます。」

 パラダイスとは天国のことです。信じた強盗は、イエス様の最初の祈り「父よ、彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか分からないのです。」という祈りを聞いて、この人が本当に神の子であったこと、この方は罪がないのに自分たちの罪を赦すために十字架にかけられているのだということが分かったのです。

 私もこの強盗のように物を盗む者であり、本来は十字架でさばかれるべき者でありました。けれどもイエス様は私の身代わりに十字架にかかってさばかれました。そして父なる神様に、「赦してください。」と叫んでくださり、しかも、天国に招いてくださいました。

 今日、十字架のイエス様のことば「パラダイス」つまり天国への招きのことばが皆さんの心に届きますように。

    ( PBA制作「世の光」2021.8.6放送でのお話しより )

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■イエスはすべてを赦す / 工藤篤子

2022年02月10日 | Weblog

2021/8/5放送

 世の光の時間です。今週、番組を担当しますゴスペルシンガーの工藤篤子です。

 私には7歳下の知的障害者の妹がいます。小さい頃、その妹に一心に愛情を注ぐ母と母の愛情を一身に受ける妹をねたみ、恨むようになり、その鬱憤晴らしに、盗みをするようになりました。けれども鬱憤が晴れるどころか、心の状態はますます悪くなりました。心の病になり、幻聴、幻覚という症状も現れるようになりました。

 18歳の時、偶然ラジオで「世の光」を聴きました。それをきっかけに私は聖書を読むようになりました。その十年後、留学先のスペインでイエス様に出会うことができました。そして聖書のことばを通して過去の盗み、母と妹を恨んだこと、意地悪をしたこと、すべて私の罪を神様が赦してくださったことを知りました。

 神の子であったイエス様は神であられるのに私たちと同じように人として生まれました。私たちの罪の身代わりに十字架にかかって死ぬためでした。

 旧約聖書の時代、ユダヤ人は自分が犯した罪のために自分の身代わりのいけにえの動物を献げました。祭司はその動物を切り裂いて屠(ほふ)り、祭壇に捧げて焼いたのです。そうやってその人の罪は赦されました。でもその捧げものは何度も何度も捧げなければなりませんでした。

 イエス様はただ一度、本物のいけにえとして全人類の罪のために十字架にかかってくださいました。そこでイエス様は七つのことばを叫ばれました。その最初が、「父よ、彼らをお赦しください。」ということばでした。これはイエス様を十字架に付けた人々だけでなく、あなたとわたしを含めた全人類のために叫ばれた祈りです。

 私は聖書を通してこのことばを聞いた時、自分のすべての罪が赦されたこと、また、将来も赦してくださることを確信しました。十字架でご自分のいのちを捧げながら叫んでくださった、この赦しのことばがあなたの心にも届きますように。

    ( PBA制作「世の光」2021.8.5放送でのお話しより )

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■神の愛が変えてくださる / 工藤篤子

2022年02月09日 | Weblog

2021/8/4放送

 世の光の時間です。今週、番組を担当しますゴスペルシンガーの工藤篤子です。私は北海道で生まれ育ちました。音大受験を目指していた高校三年生の時、偶然、ラジオで「世の光」を聴きました。メッセンジャーの先生が暖かい声で、「神は、生きておられます。」とおっしゃるのを聴いた時、この神様なら私を救ってくれるかもしれないと思いました。そして聖書を買って、読むようになりました。

 聖書を読み続けて行く中で、はっとさせられた箇所がありました。
 新約聖書コリント人への手紙 第一の13章、「愛」について書かれた箇所でした。

「愛は寛容であり、愛は親切です。また人をねたみません。愛は自慢せず、高慢になりません。礼儀に反することをせず、自分の利益を求めず、苛立たず、人がした悪を心に留めず、不正を喜ばずに、真理を喜びます。すべてを耐え、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを忍びます。愛は決して絶えることがありません。」

 ここを読んだ時、まるで自分の姿が鏡に映し出されたかのようでした。それは、この愛は私には全くないという姿であったのです。当時、母と妹への恨みで心がコチコチになっていた私でしたが、この箇所を読んだ時、私はこの愛を持てる人間になりたい、母と妹を愛する人間になりたいと思いました。そして努力しました。表面的にはずいぶん変わりました。けれども何かがあると怒りが爆発するのをどうしても抑えることができませんでした。

 数年後、スペインに留学した私はアメリカ人宣教師の集会に行くようになりました。そこで、イエス様が私の身代わりに十字架で死んでくださったことが分かり、このイエス様を心にお迎えしました。神は愛です。この神様が心に住んでくださるようになって初めて、私が求めていた愛を持てる人間へと変えられていきました。

 神様の愛が、あなたの心にも届きますように。

    ( PBA制作「世の光」2021.8.4放送でのお話しより )

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■神は生きておられます / 工藤篤子

2022年02月08日 | Weblog

2021/8/3放送

 世の光の時間です。ゴスペルシンガーの工藤篤子です。

 私には7歳下の妹がいます。妹は幼少期の事故で頭を打撃し、それが原因で知的障害になりました。その妹に一心に愛情を注いで世話をする母とその母の愛情を一身に受ける妹を私はねたむようになりました。その鬱憤ばらしに私は外で盗みをするようになりました。そして音大受験を目指していた高校三年生の時でしたが、ラジオで偶然、「世の光」を聴いたのです。その番組の最後に「神は、生きておられます。」と語られました。

 その時、私は「神様、もしあなたが生きておられるのであれば、音大に合格させてください。そうしたら盗みはやめます。」と祈りました。その数ヶ月後、私は音大に合格しました。けれども私はその足でデパートに洋服を盗みに行きました。それが初めて見つかったのです。私はその瞬間、空が見えないほどの大きな岩にぶつかったような衝撃を受けました。「神は本当にいるのだ。こんなことになったのは、神様は私の願いを聞いて音大に合格させてくださったのに、私は約束を破って盗みをしてしまったからだ。」ということが分かりました。

 その日を境に私は盗みをやめました。そして同じ日、聖書を買い、それから毎日のように聖書を読むようになりました。そして私が、盗みから、恨みから、嘘から、私が犯してきたすべての罪から赦されるためにイエス様が身代わりに死んでくださったことを、それほど父なる神様が私を愛してくださっていることを知りました。

 新約聖書 ローマ人への手紙5章8節
 「しかし、私たちがまだ罪人であったとき、キリストが私たちのために死なれたことによって、神は私たちに対するご自分の愛を明らかにしておられます。」

 神は愛です。私たちが神様に自分の罪を告白し悔い改めるとき、神様に赦すことができない罪は一つもありません。あなたも聖書を読んで、愛の神様、すべての罪を赦すことのできる神様に出会われますように。

    ( PBA制作「世の光」2021.8.3放送でのお話しより )

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■ことばは神であった / 工藤篤子

2022年02月07日 | Weblog

2021/8/2放送

 世の光の時間です。今週番組を担当しますゴスペルシンガーの工藤篤子です。私は北海道で生まれ育ちました。ずうっと一人っ子でしたが7歳の時、待望の妹が生まれました。けれども妹は一歳になる直前に、ハイハイをして動き回っていた時、壁に立てかけてあった折り畳み式の重たいテーブルを後ろ足で蹴ってしまい、それが彼女の頭に直撃しました。その強い打撃が原因で妹は知的障害になりました。母は妹に文字を教えるようになりました。5分教えては30分遊ばせ、毎日毎日、文字を繰り返し繰り返し教えました。妹は新聞や雑誌なども読めるほどになりました。

 けれども私は、一心に妹に愛情を注ぐ母と一心に母の愛情を受ける妹をねたみ、恨むようになりました。その心の状態は体にも出るようになり、吃音、自律神経失調症、しまいには、幻聴、幻覚といった症状も出るようになりました。

 そのような状況でも何とか高校に入り合唱部に入ってみました。そうすると歌った時だけどもらないことに気づき、歌うことが心の慰めになりました。また声もドンドン出るようになり、音楽大学に進む決心をしました。

 その受験準備をしていた時に偶然、「世の光」のラジオ放送を聴きました。メッセンジャーの先生が、「神は、生きておられます。」と語ったその一言が、何か一条の光のように心に差し込み、聖書を買って読むようになりました。そして私は聖書を通して、あの時聴いた生きた神様に出会い、私の心は癒やされ、許せなかった心も悔い改めに導かれ、大きく変えられてきました。

 新約聖書のヨハネの福音書の1章にこうあります。

「初めにことばは神とともにあった。ことばは神であった。この方は、初めに神とともにおられた。この方にはいのちがあった。このいのちは人の光であった。」

 このことばこそイエス・キリストであり、生きた神様です。あなたも生きた神様に出会うことができる聖書を読んでいただきたいと思います。


    ( PBA制作「世の光」2021.8.2放送でのお話しより )

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