2024/04/25放送
「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 大嶋重徳です。
私の担当する週は、ルカ福音書からご一緒に聖書を学んでいます。今週はルカ7章から、自分のしもべのためにイエス様の癒やしを求めた百人隊長が出てきます。
彼はイエス様に癒やしを願いながら、「我が家にお入れする資格はありません」と言いました。そして「ただ、おことばをください。そうして私のしもべを癒やしてください。」と言いました。
なぜこのような事を言ったのでしょうか。彼は続けて言います。「私も権威の下に置かれている者だからです。私自身の下にも兵士たちがいて、その一人に『行け』と言えば行きますし、別の者に『来い』と言えば来ます。また、しもべに『これをしろ』と言えば、そのようにします。」
このことばにこそ百人隊長の信仰の核心部分があるのです。
軍隊をとりまとめるとは戦争に行くということです。ですから自分の「行け」「止まれ」「進め」という号令をかけることが部下のいのちに関わります。部下の人生、部下の家族の生活にも関わります。部下も「本当にこの命令で良いのだろうか」とたとえ思ったとしても、隊長の命令は絶対に聞かなければなりません。この百人隊長は自分が発することばの重みを知っている人でした。誰かのいのちを預かって、誰かの家族の生活を預かっている大きな責任です。そして彼は、この権威は自分のものではないとよく知っていました。自分にそれほどの大きな力が与えられているのは、百人を託すという権威を王から与えられているからだと。自分の力ではない。王の持つ力が自分の「行け」「これをせよ」ということばを従わせているのだと。
だからこそこの百人隊長はイエス様のことばの力の出所が分かったのです。彼はカペナウムのユダヤ人会堂で何度と無く語られたイエス様のことばを聞いていたのでしょう。そして、イエス様のことばがどこから来ているのかを理解していたのです。この方は人間を遥かに越えた偉大な神の権威のもとに生きておられる。あの方の語られることばは、あの方がなされる業(わざ)には、まことの神が生きておられる。あそこで神の支配が始まっている、とイエス様のことを理解したのです。だからこそ「おことばだけをください。」
信仰とはことばを信じることです。この神のことばが私たちのもとに与えられていることを感謝したいと思います。
( PBA制作「世の光」 2024.4.25放送でのお話しより )
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