♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■幕屋とキリスト / 羽鳥頼和

2024年08月19日 | Weblog

2024/05/13放送

 「世の光」の時間です。お聞きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。
 今週は、旧約聖書「出エジプト記」の27章から30章で語られていることをお話しします。

 今週お話しする27章から30章は、神を礼拝する所である幕屋の建設と、幕屋で奉仕する祭司についての神の命令が語られています。
神がまず教えてくださり命じられたのです。人が考え出したことではないのです。

 27章には三つの幕屋の施設についての神の指示が語られています。一つめは、幕屋の中にあって神にささげ物をささげる祭壇について。そして二つめは、幕屋を囲む掛け幕について。そして三つめは、幕屋の中にある聖なる所である聖所に置く燭台のともしびについての神の指示が語られています。

 神が作成を命じられたこの幕屋は特別な幕屋でした。人の住む幕屋ではありません。「このように作ればわたしがそこに住む」と神が命じ、約束された聖なる場所です。人はそこで神の定められた方法で礼拝をささげることができるのです。

 27章で作成が命じられている祭壇は、人がきよめられて聖なる神に礼拝できるように、ささげ物をささげる所です。そして幕屋を囲む掛け幕は、聖なるところを区切る役目をしています。そして「ともしび」は、幕屋の中の聖所の中で灯し続けられて、神がそこにおられること表すものでした。

 このように、神が定められた幕屋は人が神に礼拝をささげ、人が神と出会うところであることがわかります。

 そして新約聖書のヨハネの福音書1章14節では、その神が定められた幕屋がイエス・キリストであることが教えられています。
今や、すべての人が神の幕屋であるイエス・キリストを通して、きよめられて聖なる神に会い、礼拝をささげることができるようにされていると聖書は教えてくれています。

 ぜひお近くのキリスト教会にいらしてください。


 ( PBA制作「世の光」 2024.5.13放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 


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