2024/05/15放送
「世の光」の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。
今週は、旧約聖書出エジプト記27章から30章で、神を礼拝する所である幕屋と、幕屋で奉仕する祭司について、神が命じられていることをお話ししています。
今日は昨日に続いて28章から大祭司についてお話しします。
神は、幕屋で奉仕する祭司たちの服装を、神の栄光と美を表す聖なる装束として職人が作るように命じられました。その職人は、神の命令をしっかりと聞き、神からの知恵を用いて最善を尽くして作るように命じられました。
出エジプト記の28章には、昨日お話した祭司の装束の一部であるエポデと、それにつなげる肩当てに続いて、胸当てとそこにつける12個の宝石、そしてエポデの下に着る青服とその裾の飾り、そして「主の聖なるもの」と彫られた純金の札をつけたかぶり物のことが命じられています。
これらの装束が神の指示通り作られたら祭司たちにそれを着せ、彼らの頭に油を注ぎ、彼らを祭司職に任命するように命じられています。そうすることによって祭司たちはきよめられ、神に仕える者となれるのです。
祭司は神と人との関係を回復し、よりよい関係を結ぶことができるように執り成しを行います。その執り成しの方法は神が定められたものなのです。
新約聖書のへブル人への手紙7章24節、25節は、イエス・キリストがまことの大祭司であることを教えてこのように語っています。
「イエスは永遠に存在されるので、変わることがない祭司職を持っておられます。したがってイエスは、いつも生きていて、彼らのためにとりなしをしておられるので、ご自分によって神に近づく人々を完全に救うことがおできになります。」
イエス・キリストは、今も生きていて私たちのために執り成しをしてくださり、私たちを完全に救ってくださいます。
執り成しをしてくださるイエス・キリストに出会うために、ぜひお近くのキリスト教会にいらしてください。
( PBA制作「世の光」 2024.5.15放送でのお話しより )
******
さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
******
このサイトは URL名として http://yonohikari.biblica.info が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。