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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■散らされる教会 / 板倉邦雄

2019年04月16日 | Weblog
2019/3/12放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。
今日は「散らされる教会」と題してお話ししましょう。
 教会とは建物のことではなくイエス・キリストを信じて集まっている人々のことです。

 さて、サウロという宗教指導者であり当時の最高議会の議員を中心にしてエルサレム教会に対する大迫害が始まりました。その時、キリスト信徒たちはユダヤ・サマリヤ地方へ散らされていきました。使徒の働き8章の続きです。

 さて、散らされていった人々は神のことばを述べ伝えながら巡り歩きました。迫害という試練によって散らされるという過酷な状態になりました。しかしその困難にもめげることなく、神のことばという種を行く先々で蒔いたのです。伝道者パウロのことばを思い出しますねえ。
 「神は、神を愛する者たち、すなわち、ご計画に従って召された者たちと共に働いて、万事を益となるようにして下さることを、わたしたちは知っている。
      ローマ人への手紙8章(28節 口語訳聖書)の聖書のことばです。(8:28)
  この散らされた人々の中にピリポという人がいました。ピリポはエルサレム教会で選ばれたいわゆる教会の執事でした。ピリポはサマリヤの町へ散らされて行きましたが、サマリヤの人々にイエス・キリストを宣べ伝えました。更にピリポは穢れた霊に取り憑かれた多くの人々から悪霊を追い出しました。更に、足の不自由な人やハンデのある人々を癒したのです。サマリヤの人々はイエス・キリストの話を聞こうとピリポの所に集まってきました。そしてサマリヤの町にキリストの教会が生まれることになったのです。

 私たちは復活されたイエス様が弟子たちに語ったことばを思い出したいのです。「ただ、聖霊があなたがたにくだる時、あなたがたは力を受けて、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、さらに地のはてまで、わたしの証人となるであろう」。(使徒の働き1章8節 口語訳聖書)
 この復活のイエス様の約束が、サウロの迫害によりキリストの教会が散らされることによって、ユダヤとサマリヤ全土に教会が実現して行ったのです。

 私たちとキリストの教会の使命は何でしょうか。それは聖霊様の力を受けてそれぞれが散らされた場所でキリストの証し人となることなのです。
 
  (PBA制作「世の光」2019.3.12放送でのお話より )

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