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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■神のことばが住んでくださる / 大嶋重徳

2017年12月14日 | Weblog
2017/12/14放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 大嶋重徳です。

 世の光の時間です。いよいよクリスマスシーズンに入って来ました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。大嶋重徳です。

 クリスマスを迎えるこの時期は1年を終える頃であり、ニュースやテレビでは1年を振り返ることとなっています。2017年も世界中で様々なことが起こり、いったいこの世界はどこに向かっていってしまうんだろうか、と不安を感じることがあります。しかしそんな不安な年末を過ごす時期にクリスマスを迎えると、ああでも大丈夫だ、と思えるのです。

 なぜでしょうか。それはクリスマスがイエス様が生まれた誕生日だからです。クリスマスは、たとえ不安な日常が私たちを取り囲んでいたとしても、たとえ今日の自分が人生を絶望していたとしても、この世界を造られた神様がともにいて、「あなたは決して独りではない。わたしがあなたと共にいる。」(参照 マタイ 1章23節)と言ってくださるからです。

 聖書には、「ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。」(ヨハネ 1章14節)という箇所があります。この「ことば」こそ神の御子イエス・キリスト御自身のことです。この世界に神様の愛の語りかけが具体的にイエス様という形を取って現れた、と聖書は語るのです。そしてこの「ことば」であるイエス様は「いのち」(ヨハネ 1章4節)であり「光」(ヨハネ 1章9節)だ、とも聖書は語ります。「いのちのことば」(1ヨハネ 1章1節)「光のことば」(参照ヨハネ 1章5節、ヨハネ 8章12節)なのです。世界中が闇のように暗くなっていたとしても、このイエス様の光のことばを聞くとき、心の中にも一筋の希望の光が差して来るのです。何も見えない、と思える自分の人生に、何かが見えて来るのです。行き詰まった心の中に何か光が見えて来るのです。また、もう死にたくなっていたとしても、生きて行こう、という生きるいのちが湧いてくるのです。大丈夫、安心しなさい、とイエス様は今日も私たちに言ってくださるのです。

 この光のことば、いのちのことばを聞くとき、世界には神様がおられることを私たちは知ります。そして今、なぜこんなことがあるのか分からないけれども神様がおられて、この神様は良くしてくださる神様で、無駄な事を何一つなさらない神様が、今何かご計画をもっておられるのだろう、と思えるのです。そして今のこの闇のように見える世界、死んだように思える人生にも、光といのちのことばが私たちと共にいてくださる。そのとき、ああ大丈夫だ、と思えるのです。

 このいのちのことば、光のことばをしっかりと私たちの間に住まわせるクリスマスを過ごしましょう。神のことばが住んでくださるクリスマス。そこには光といのちが満ち溢れるのです。

   ( PBA制作「世の光」2017.12.14放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


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このサイトは URL名として  http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。



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■その国は終わることがない / 福井 誠

2017年12月14日 | Weblog
2017/12/13放送


世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「その国は終わることがない」です。ルカの福音書1章33節を読んでみましょう。
 「彼はとこしえにヤコブの家を治め、その国は終わることがありません。

 クリスマスが近づいてきましたねえ。今日はイエスの降誕について書かれた箇所を読んでクリスマスの時を待ち望みたいと思います。そこで今日の箇所ですが、イエスの母マリヤが神の御使いに語られている場面です。マリヤが神から恵みを受けて男の子を産む。その男の子はダビデの王位を継ぐ優れた者となり、その国は終わることが無い、と予告されていますねえ。マリアは突然現れた御使いに語られて驚いたと思いますが、それ以上に私たちが注目したいのは御使いがマリヤに語った内容、イエスが継承する終わることのない王国のことです。

 これは何を言っているのか。実はここで言われているヤコブの家というのはイスラエルの王国のこと。その昔ダビデという王様によって作られた王国のことですね。その王国は紀元前1000年頃にイスラエルを中心に巨大な王国となりました。ところが他のいろいろな王国と同じように堕落し、やがて紀元前586年に滅びてしまうのです。ただ国は滅びても、ユダヤ民族は生き残り、ダビデの子孫も生き残りました。マリヤが結婚したヨセフはダビデ家の末裔。かつてはその威力を誇ったダビデ家ですが、今や落ちぶれて末裔のヨセフは田舎の大工となって働いており、もはや誰もヨセフがダビデの子孫だと気づく者もいないほどに無に帰していたのです。しかし神はマリヤにその無の状態からもう一度永遠に終わることはない王国を、新しい王国を再興する、と予告されるのですね。

 それは大ざっぱな言い方ですが、イエス・キリストを主と告白する人々が集まる王国といっても良いでしょうね。もはや地上の目に見えるきらびやかな、金の力で建ってゆく王国ではなくて、神の十字架の愛と誠実さによって建てられる目に見えない王国です。

 それは何だろうと思いますか? 私はこのクリスマスの時、ぜひその神の王国のショーウィンドウとも言われる教会に行ってそれを実際に体験していただきたいと思っています。

(PBA制作「世の光」2017.12.13放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
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が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

 

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