♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■子どものように受け入れる神の国 / 岩井基雄

2017年12月19日 | Weblog
2017/12/18放送

 世の光の時間です。お元気ですか? 岩井基雄です。
今週も神の国をテーマとしてクリスマス・メッセージをお届けします。

 クリスマスは世界中の人々が子どもの心を取り戻す時、とある方が語りました。大切な心を忘れやすい私たちですよね。しかし現代のように子どもが大切にされるのは新約聖書の時代では考えられなかったそうです。それは女性も同様でした。救い主キリストのもとに多くの子どもたちが近づいてきた時、キリストの弟子たちはそれをとどめました。しかしキリストは次のように語られたのです。
 「子どもたちを、わたしのところに来させなさい。止めてはいけません。神の国は、このような者たちのものです。まことに、あなたがたに告げます。子どものように神の国を受け入れる者でなければ、決してそこに、はいることはできません。
            新約聖書 ルカの福音書18章15節、16節

 神の御子キリストは子どもも女性も大切にされ、どんな小さな存在にも神の愛を届けたのです。そして子どものような素直な心で神の国を受け入れる大切さと共に、神の国はこのような子どもたちのものだと語られたのです。救い主キリストがこの地上に来られることを聖書は「神の国が近づいた」(参照 マルコ 1章15節、ルカ 10章9、11、20節)と表現しています。

 神の国とは神が支配される領域のすべてを指します。それは天に於いて完全な神の国がキリストによってこの地上に実現したことを意味しているのです。キリストの誕生によって神の国が悲しみや痛みを抱えるこの地上に到来したのです。どんな小さな存在もどんな悲しみや苦難を通って来られた人々にも神の愛と恵みが用意されているのが、神の国が近づいたクリスマスなです。

 最初のクリスマスのメッセージが当時の世界で最も貧しいとされまたローマの人口登録に関係さえなかった羊飼いたちに届けられたことにも神の国の豊かさが表わされています。

 あなたも子どものように心から神の国、その愛を受け取り、本当の喜びに生かされていくときにあなた自身が神の国に生きる者とされていくのです。子どものような心で救い主を誕生を喜び、心に神の愛を受け入れていきませんか? このクリスマスはあなたのためにあるのです。

 PBA制作「世の光」2017.12.18放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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