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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■永遠の希望を待ち望む / 岩井基雄

2017年12月12日 | Weblog
2017/12/11放送

 世の光の時間です。お元気ですか? 岩井基雄です。
今週から約2週間、神の国をテーマとしてクリスマス・メッセージをお届けします。

 何かを待つというのはとても嬉しいですね。しかし、待てども待てども答えがこない、解決が見えない、ということも私たちの人生にはあります。

 神の民イスラエルは多くの悲しみを通りました。周りの国々から攻撃され、国も分裂し滅ぼされ、他国の捕虜とされ、大切な神殿も壊されました。それも彼らの罪が原因でした。神にさばかれても当たり前の現実があったからです。

 しかし恵み豊かな神はそんな彼らをも憐れみ、彼らは約束の地へと戻り、小さくとも神殿の再建もできました。しかし、彼らの心には本当の喜びも輝きもなかったのです。

 そんな中、旧約聖書の最後の預言者マラキが次のように語りました。
 「見よ。わたしは、わたしの使者を遣わす。彼はわたしの前に道を整える。あなたがたが尋ね求めている主が、突然、その神殿に来る。あなたがたが望んでいる契約の使者が、見よ、来ている。」と万軍の主は仰せられる。
    旧約聖書 マラキ書3章1節 

 このマラキ書が記されてから約400年間、神の民は主と呼ばれる救い主を待ち続けました。当時、ローマ帝国に支配され、希望が全く見えない状況の中でも彼らは神の助けを待ち続けたのです。そしてついに時が来ました。道を整える使者としてバプテスマのヨハネが誕生し、救い主イエス・キリストがこの地に来られることになったからです。

 しかし人々が望んでいたような力や君臨としてではなく、小さく貧しく救い主は来られました。それは全世界の人々に本物の愛と命が届けられるためでした。どんな失望や悲しみを抱える人々にも本物の喜びを与えるために救い主は来られたのです。

 神の国の到来は神を待ち望む人々の心を整え、そこに本物の喜びと勝利が与えられるという永遠に向かう希望といのちを表しているのです。

 救い主はあなたのために来られ、神の国はあなたの人生にも届けられるのです。あなたがどんな痛みや失望を抱えていらしても心から永遠の希望を待ち望みませんか?

 PBA制作「世の光」2017.12.11放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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