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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■十分の一は相続 / 板倉邦雄

2017年02月15日 | Weblog
2017/2/15放送

  世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「十分の一は相続」という題でお話ししましょう。

  遺産相続は時々、家族の間を分裂させる争いへと発展させてゆきます。しかし初めから十分の一は相続できると約束されていたら、どんなに安心でしょうか。

 さて、レビ族の子孫には主なる神様から十分の一の相続が約束されていました。レビ族の仕事は、神の幕屋で神様と人々のために働く事です。神様と人々との間に立って人々の罪を背負って神様に執成しの祈りをしました。人々が供え物として主なる神様に捧げる十分の一は神様と人々のために働くレビ人の相続となったのです。すなわち生活費や活動費として与えられました。レビ人にとって主なる神様が相続財産だったのですねえ。ですからレビ人はイスラエルの人々の内で相続地を持ってはならなかったのです。

 さて主なる神様はレビ人の祭司アロンに言われました。「あなたはイスラエルの人々の地の内に相続地を持ってはならない。また彼らの内に何の分、相続財産をも持ってはならない。彼らの内にあって、わたしがあなたの分、相続財産であり、あなたの相続地である。」

 ですから主なる神様は、レビの子孫にはイスラエルにおいてすべての十分の一を相続として与え、その働きすなわち神の幕屋の働きに報いる、と約束されたのです。人びとが捧げる十分の一の備え物、穀物や果物の残りはレビ人の働きの報酬となりました。

 さてこの原則は今日まで続いて参りました。神の教会で働く働き人が信徒たちの捧げる十分の一献金あるいは献品によって生活を支えられているという原則です。
 イエス様もこう言いました。
 「働き人がその(神の国の働きによって)食物を得るのは当然である。」 マタイの福音書10章10節

 そして伝道者パウロも、「主なる神は、神の国の福音を宣べ伝えている者たちがその働きによって生活すべきことを定められたのである。」 第一コリント人への手紙の9章の14節(参照) と言っています。

 私がキリスト教の伝道者になると父親に言った時、「誰が食わせてくれるんだ。」と父親が私に言いました。私は「神様です。」と答えましたが、それは本当でした。

  (PBA制作「世の光」2017.2.15放送でのお話より )

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