♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■破れ口に立つ / 板倉邦雄

2017年02月01日 | Weblog
207/2/1放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は死後の話を聖書からお話します。すなわち、皆生きたまま陰府(よみ)に下るのです。

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「破れ口に立つ」という題でお話ししましょう。

 民数記16章を思い出していただきたいのです。人々は指導者モーセを妬み、聖職者アロンを妬みました。地面は開き裂けて、コラとダタンとアビラムの仲間たちを飲み込みましたねえ。そして天からの火は250人の仲間たちの内に燃え上がり、炎は悪しき者たちを焼き尽くしてしまいました。

 さて翌日、イスラエルの人々はみんなモーセとアロンのもとへやってきました。そして再びつぶやき反逆したのです。
 「あなたがた二人は主なる神様の民を殺しました。」 

 その時です。神の幕屋を望み見ますと、雲が幕屋をすっぽりと覆っているではありませんか。主なる神様の栄光が現れていました。モーセとアロンは直ちに神の幕屋の前に駆けつけました。

 すると主なる神様はモーセに言われました。
 「あなたがた二人はこのつぶやき反逆する人々から離れなさい。わたしは直ちに彼らを滅ぼそうとしている。」(民数記16章45節参照)

 そこで二人はひれ伏しました。そしてモーセはアロンに言いました。
 「あなたは火皿を取って、火皿に祭壇から取った火を入れ、その上に香りを盛りなさい。急いで火皿を会衆のもとへ持っていって人々のために罪の贖いをしなさい。主なる神様の怒りが発動し、伝染病が既に始まったからです。」(民数記16章46節参照)

 モーセとアロンはつぶやきと反逆によって敗れ果てた人々と主なる神様の怒りの間に立ちました。(民数記16章48節参照)

 聖書にこう書かれています。
彼らは・・・救主なる神を忘れた。それゆえ、主は彼らを滅ぼそうと言われた。しかし主のお選びになったモーセは破れ口で主のみ前に立ち、み怒りを引きかえして、滅びを免れさせた。
           詩篇の106篇の23節

 ところで今から2000年前、罪人の私たちと主なる神様の間に立ってくださったお方を知っておられるでしょうか。私たちの罪を贖ってくださった救い主です。私たちの罪を覆ってくださいました。私たちの罪をカバーしてくださったのです。そしてご自分のいのちという代価を払って身請けしてくださいました。

 聖書のことばです。
 「神は唯一であり、神と人との間の仲保者もただひとりであって、それは人なるキリスト・イエスである。
              第一テモテの2章5節

  (PBA制作「世の光」2017.2.1放送でのお話より )

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