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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■祭で大いに喜べ / 羽鳥頼和

2017年02月11日 | Weblog
2017/2/11放送


 世の光の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。

 今日は建国記念の日です。元は「紀元節」と言って、初代天皇と言われる神武天皇の即位の日であり、日本の旧暦では年の始まり1月1日でした。神武天皇によって日本国が建国され、日本国の歴史が始まったということでしょう。

 さて今日はイスラエルの歴史の始まりを祈念するお祭りについて旧約聖書の申命記16章からお話しします。イスラエルの三大祭りと言われる「種を入れないパンの祭り」、「七週の祭り」、「仮庵の祭り」について神がイスラエルに命じたことが記されています。これらの祭りはイスラエルの国の成り立ちを覚える大切な祭りでした。

 最初の二つの祭りは、イスラエルの暦でアビブの月に行われました。アビブの月は1年の始まりの月でした。これらの祭りは神が定めたものでした。神は、祭りの日程その内容をすべてを決めて、イスラエルの民にその通りに行うように命じました。更に、祭りを行う意義も神が定めて、イスラエルの民に告げられました。

 最初の祭りについて、「アビブの月に、あなたの神、主が、・・・、エジプトからあなたを連れ出されたからである。」(申命記 16章1節)と言われ、そのほかの祭りについても、「それは、あなたがエジプトの国から出た日を、あなたの一生の間、覚えているためである。」(申命記 16章3節)と言われています。これらの祭りはエジプトを脱出することができたことを覚えるためでした。

 その出エジプトの出来事とは、神がイスラエルを救われた歴史的な出来事です。この歴史的出来事は実際に起こったことであると共に、神がイスラエルの民を救った出来事でした。出エジプトの出来事は実際に起こった神の救いの御業です。その事を覚えるために神がこれらの祭りを定められたのです。そして祭りに参加する者も神が定めました。「家族と共に奴隷も、自分の土地をもっていないレビ人も、一緒にいる外国人、みなし児、やもめと共に神の前に出なさい。そしてそこで皆で大いに喜びなさい。」と神は言われました。

 明日は日曜日です。ぜひお近くのキリスト教会にいらしてください

 (PBA制作「世の光」 2017.2.11放送でのお話より )
 
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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

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