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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■求めなさい。与えられます。 / 関根弘興

2013年03月04日 | Weblog
2013/3/4放送

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。イエス・キリストがカナという村に行かれた時のことでした。王室の役人が病気の息子を癒していただこうとイエス・キリストの元にやってきたんです。まあ息子が死にかかっていたんですねえ。彼は何とか息子を助けたい一心で、まあいろいろなところに行って相談したのかもしれません。そしてある時イエス様の噂を聞きました。イエス様が自分たちの住む町の近くに来られたという情報が入ってきたんです。彼は藁(わら)にもすがる思いだったでしょう。イエス・キリストの元にやってきました。そしてイエス様にこう言うのです。「どうぞ家まで来て息子を癒してください。」 こう懇願するんですねえ。

 するとイエス様は一見冷淡な答えをなさいました。こう言われたのです。「あなたがたは、しるしと不思議を見ないかぎり、決して信じない。」(ヨハネの福音書 4章48節) これはどういう意味なんでしょう。実はイエス様は王室の役人に向かって答えながらその周りにいる群衆に対しても言われたことばでもあったんです。群集はですねえ、イエス様が何か不思議なことをするのではないかと興味半分で眺めていました。しかしイエス様はしばしば私達がどれだけ真剣に求めているのかということをや試しになるんですね。

 マタイの福音書の7章7節にはこんな有名なことばがあります。「求めなさい。そうすれば与えられます。捜しなさい。そうすれば見つかります。たたきなさい。そうすれば開かれます。

 どうでしょう、自分の期待や予想と違ってもなお求め続ける時にね、本当の解決を見いだすことができるんだと聖書は私たち教えているんです。この王室の役人はどうしたでしょうか。諦めずに求め続けたんです。するとイエス様は「帰って行きなさい。あなたの息子は直っています。」(ヨハネの福音書 4章50節) こう言われたのです。イエス様は役人の家に出向こうとはなさいませんでした。何か神秘的な呪文を唱えたり特別な儀式をしたりもなさいませんでした。ここでは短い祈りさえもなさいませんでした。ただ一言「帰って行きなさい。あなたの息子は直っています。」と言われたのです。

 私たちはとかく目に見えるものに頼ろうとする傾向がありますよね。奇跡や不思議を求めたり何か頼れる品物を所有していたい、そういうふうに思います。しかしイエス様が約束されたことばならそれは見えても見えなくても語られた通りになる。だからそのことばを信頼して生きるということが大切なんですね。信仰とは単純にイエス様のことばにうなずき、そのことばに人生を委ねて生きていくことなんです。イエス様を救い主としてお迎えして生きるとはイエス様の約束のことばを信頼し生きることなんです。

(PBA制作「世の光」2013.3.4放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。

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  電話 052-762-2196 (自由ケ丘キリスト教会内)  東海福音放送協力会 へ
 

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