♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■よみがえられたからです / 福井 誠

2013年03月07日 | Weblog
2013/3/7放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「よみがえられたから」です。それではマタイの福音書の28章6節から読んでみましょう。

  「ここにはおられません。前から言っておられたように、よみがえられたからです。来て、納めてあった場所を見てごらんなさい。

 以前イスラエルに行きました時にこのイエス様の遺体が置かれたという墓穴を見学しました。それがどれほど史実に即したものであるのかは分りませんが、石造りの小さな墓穴でした。私にとって印象的であったのはその墓穴の近くには広場が設けられていて、沢山のベンチが置かれ、幾つか団体観光客が礼拝を行なっていたことです。キリスト教徒の団体なんだと思いますが、彼らは讃美歌を歌いツアー引率の牧師のメッセージに耳を傾けていました。いわゆる聖地エルサレム、しかもイエスが復活したまさにこの所で神を礼拝し神の祝福に与(あずか)りたいという思いからの企画だったんでしょう。ともあれ今日たくさんの観光客が訪れるようになった場所ですが、昔はそんな注目を浴びるような場所ではありませんでした。

 しかしそこで歴史を変えるような出来事が起こっていくのです。十字架で死なれたはずのイエスが前から言っておられたようによみがえられたのです。週の初めの日の明け方、マグダラのマリヤと他のマリヤがイエスの遺体が安置された墓穴に急いだのはイエスを完全に葬り去るためであったと言います。イエスが息を引き取ったのが安息日に入る間際だったので、丁寧に埋葬することができなかったわけですね。そこでもう一度しっかり埋葬し直そうとした訳です。彼女たちもイエスは完全に死んで、もはや帰らぬ人となってしまったと思っていました。よみがえるという予告があっても、それはとてもありえないと思われる状況であったのでしょう。しかしイエスはよみがえられました。それは神の奇跡のわざというべきものでした。

 イエスの復活に私たちは神が全能のお方であることを思いさせられます。神にこそ私たちの究極の望みがあります。どんな困難があっても人生を諦めず神に求めたいものですね。

(PBA制作「世の光」2013.3.7放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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