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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■恐れてはいけません / 福井 誠

2013年03月14日 | Weblog
2013/3/14放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「恐れてはいけません」です。それではマタイの福音書28章10節から読んでみましょう。

 「恐れてはいけません。行って、わたしの兄弟たちに、ガリラヤに行くように言いなさい。そこでわたしに会えるのです。

 安息日が明けてイエスを葬り直そうとイエスの墓を訪れた女たちは、そこで天から降りてきた主の使いを目撃します。同じようにその様子を目撃した番兵たちは恐ろしさの余り震え上がり死人のようになったと言います。女たちも恐怖を感じたのでしょう、御使いが言います。「あなたがたは恐れてはいけません。」 言いたいことは、番兵が恐れているようにあなたがたも恐れる必要はないんだということでした。

 「よみがえり」と訳されたことばは、ギリシャ語ではエゲイローということばです。それは「目を覚ます」、「よみがえらせる」、「引き上げる」といろいろな意味のあることばですが、「反乱を起こす」、「反抗的に立ち上がる」という意味も含んでいます。 そういえば人々はイエスに向かって「お前など救い主ではない。神なんかではない。」と十字架に架けて殺して墓穴に埋めてしまいました。しかし、それから三日後、イエスは予告された通りによみがえりました。それはまさにイエスが封じられた墓を破って反抗的に立ち上がり、ご自分が神であることを証しした姿でした。 ですからイエスを葬り去った者たちにとってはイエスのよみがえりは神のさばきを覚えさせられるような恐ろしい瞬間であったのでしょう。

 しかし、この女性たちは違います。彼女たちはイエスを救い主だと信じていました。そして救い主の死を痛み悲しんでいました。そんな女性たちに天使は言うのです。「あなたがたは番兵たちのように恐れる必要はない。むしろあなたがたが信じた救い主は確かに予め語った通りによみがえられた。あなたがたが信じた救い主は真実なお方であることが明らかになった。だから急いで他の弟子たちにも知らせなさい。」と。

 イエスの復活はイエスが真の救い主であることを示すものです。イエスを救い主として受け入れ、イエスの復活の力に望みを持ち、その力にあずかり、喜びをもって歩みたいものですね。

(PBA制作「世の光」2013.3.14放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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