goo blog サービス終了のお知らせ 

 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■礼拝とは何?  祈る / 関根弘興

2011年11月14日 | Weblog
2011/11/14放送


 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか、関根弘興です。

 今月はキリスト教会で毎週日曜日に行われている礼拝ということについてご一緒に考えています。今日は、礼拝それは神様への祈りの時なのだという事をお話したいと思います。

 祈るという経験をしたことのない人は殆どないと思うんですね。でも誰に向かって祈っているのかと問われると、「いやそんな事は考えた事がないなあ」とおっしゃる方がいます。祈りは一体何でしょうか。

 聖書が教えている祈りとは、単にこれしてください、あれしてください、お願いしますというものではありません。まず最初に誰に向かって祈っているのかを明確に教えています。イエス様は弟子たちにこのように祈りなさいと教えられたお祈りがあります。それは主の祈りというものですが、最初の祈りのことばは「天にいます私たちのお父さん」と呼びかけから始まっています。私たちは天にいますお父さんすなわちすべてのものの創られた万物の創造者である天のお父さんに向かって祈るということなんですねえ。

 そして祈りはもちろんあなたの願いもありますけども願いだけが祈りではないんです。祈りの中には「神様。こうして生かされていることを感謝します。この命をありがとうございます。この朝を、この夕をありがとうございます。」というように沢山の感謝がその中に捧げられていくんです。感謝のない生活はそれは何と冷たい味気ない生活でしょう。あなたの人生に潤いをもたせたいなら感謝を溢れさせることです。今まで当たり前と思っていたことに感謝を神様に向かって捧げるんです。

 また祈りはあなたの正直な神様への告白でもあるんですね。「神様。私は今辛い状況の中にいます。助けてください。」 正直に自分の思いを打ち明けることができます。

 また「神様。私は神様に背を向けるようなことをしてしまいました。ごめんなさい。」と正直に悔い改めこともあるでしょう。

 また「神様。あなたを心から信頼し生きていきます。」というように信仰の告白もありますよね。

 正直な思いを神様に打ち明けること、それが祈りなんです。ですから祈りはあなたの願いを、感謝を、正直な告白を、神様にお伝えすることなんです。

 そして救い主なるイエス・キリストは「わたしの名前によって祈り求めなさい」と言われました。私たちは「天のお父さん」と呼びかけ、最後に「イエス・キリストのお名前によって祈ります」と祈るんです。礼拝は讃美を捧げ、そしてあなたの祈りが捧げられる時です。あなたの毎日の生活の中でいつでもどこでも祈ることができます。イエス・キリストの名前によって「天のお父さん」と祈ってみてはいかがでしょうか。

 (PBA制作「世の光」2011.11.14放送でのお話しより)

***

 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

***

このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 



 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする