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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■長寿は幸せか? / 板倉邦雄

2011年11月16日 | Weblog
2011/11/16放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。

 平均寿命が伸びて日本は長寿国の仲間入りをしました。しかし長寿と共に様々な問題も出てきています。今日は「長寿は幸せか?」という題でお話しましょう。旧約聖書の創世記5章のアダムの系図の続きです。 

 まずアダムから始まって、アダムの家系はみな長寿です。アダムの一生は930歳でした。あとに続く子どもたち5人は、一人を除いて900歳以上の生涯・長寿を全うして死んでいます。それにしても1000年近い10世紀も生きているのです。初め読んだ時は、嘘だ、信じられない、と思いました。でも神様が最初に造られたこの世界は今以上の環境が整っていたでしょう。緑も水も豊かで紫外線も少なく、病原菌も少なかったはずです。しかもアダムとエバは死ぬべき者ではなかったのです。それが罪を犯し、堕落したので、死ぬべき者となりました。アダムとその子孫たちが10世紀近く長寿だったとしても不思議はありませんね。しかしアダムを含めどんなに長寿でありましても、みな死んだのです。人はなぜ死ぬのか、これは私たち人間のテーマです。この現実を避けて通ることはできません。私たちは永遠のいのちを希求しているのではないでしょうか。私たちは永遠の神様のかたちに創造されているからです。しかし現実は死の恐怖のために一生涯奴隷のように苦しみながら死を迎えなくてはなりません。この相反する現実を私たちは自分の中に抱えながら生きてゆくのです。

 では死ぬべき私たちの救いはどこにあるのでしょう。それは永遠の神様が人となってこの罪の世界に住み、罪となって人の身代わりとなって死を味わい、ご自分の永遠のいのちを死ぬべき私たちに与える以外にはなかったのです。愛と義と聖なる神様はそのことを決意し、この世界で実行してくださいました。

 聖書のことばです。
 「神はそのひとり子(イエス・キリスト)を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。」ヨハネ福音書3章16節

 ( PBA制作「世の光」2011.11.16放送でのお話より )

 

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくは
PBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっ
そり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大
抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なし
でもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹
介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。







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