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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■命の始まり  / 板倉邦雄

2011年11月02日 | Weblog
2011/11/2放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「命の始まり」という題でお話ししましょう。

 旧約聖書の創世記5章はアダムの系図が書かれています。すなわち、私たち人間の命の始まりが書かれています。創世記1章での人間の創造の繰り返しのようですが、そうではありません。

 まず第一に私たちの命の始まりは創造主である神様でした。「神が人を創造した」と書いてありました。単細胞から進化発展した存在ではないのです。もちろん猿からでもありませんね。

 次に私たち男女は神にかたどって造られました。私たちの心の中にはあたかも切り絵のように形を刻まれて神の形が入力されているのです。私たちだけが動植物にはない心を持っています。心は知性と感性と意思を含んでいますね。良心という善悪の判断もできます。これらこそ神にかたどった男女の本質です。

 しかしアダムとエバは神様との約束を破り、罪を犯して堕落します。そして死ぬ者となってしまいました。ですから「アダムの生きた年は合わせて九百三十歳であった。そして彼は死んだ。」(創世記 5章 5節 口語訳聖書)とあります。そしてこんにちに至るまで人類の歴史は続いてきたことになります。

 さてここから学習することは何でしょうか。

 まず私たちの大先祖様はアダムであり、私たちのいのちの始まりは創造主なる神様です。命を与えるのも神、命を引き取られるのも神様ですね。ですから私たちは先祖を尊び、敬うことが大事です。しかし感謝の礼拝を捧げるのは生命の始まりを与えてくださった創造主なる神様(に)です。

 さらに罪を犯し堕落し死ぬべき者である私たちですが、私たちは神の形を宿す存在であることを思い出し、忘れてはなりません。私という存在がどのような価値ある者であり、自分の人生における位置付けを知ること、そのことによって神の祝福を受けるものとなることを想起しなさいと聖書は語っているのではないでしょうか。

 聖書のことばです。

 「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。」 イザヤ章43章4節 

 ( PBA制作「世の光」2011.11.2放送でのお話より )

 

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくは
PBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっ
そり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大
抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なし
でもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹
介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。







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