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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■神とともに歩む / 板倉邦雄

2011年11月23日 | Weblog
2011/11/23放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。

 今日は「神と共に歩む」という題でお話しましょう。「神と共に歩む」とは、別のことばで言い換えますと「神様を信じて歩む」あるいは「神様の御心にかなって歩く生涯」でしょうか。

 さて旧約聖書の創世記5章はアダムの系図が描かれています。その中にエノクという人物のことが描かれています。このエノクという人物の系図だけは他の人々と異なった描き方をしています。たとえばエノクという人物の前はヤレドという人ですが、こう書いてありました。

 「ヤレドはエノクを生んだ後、八百年生きて、男子と女子を生んだ。 ヤレドの年は合わせて九百六十二歳であった。そして彼は死んだ。 」 5章の19節から20節(口語訳聖書)

 ところがエノクの場合は、「エノクは六十五歳になって、メトセラを生んだ。 エノクはメトセラを生んだ後、三百年、神とともに歩み、男子と女子を生んだ。 エノクは神とともに歩み、神が彼を取られたので、いなくなった。」 創世記の5章の21節から24節(口語訳聖書)

 エノクという人物が死んだという記録は無く、「神がエノクを取られたのでいなくなった」と書かれているのです。エノクの生涯は他の人々の寿命よりも最も短く365年でした。しかし、彼の生涯の終わりは死を見ることがないような結末だったと聖書は描いています。その理由と言いますか、その原因は何でしょうか。それは彼の生涯に二度も繰り返されていることばです。すなわち、「エノクは神と共に歩み」ということばです。神と共に歩む生涯は、神が取られていなくなる人生だと言っているのです。「神に召される」とは言いますが、「神が取り去る人生の終わりだった」と語っているのです。神と共に歩む人はこの人生の途上で倒れても神様に起こされて行きます。ですから人生の最後で倒れ伏してしまっても神様が立たせ起こし、取り去ってくださるのです。イエス・キリストのことばです。

 「わたしはよみがえりであり、命である。わたしを信じる者は、たとい死んでも生きる。 また、生きていて、わたしを信じる者は、いつまでも死なない。あなたはこれを信じるか。」  ヨハネ福音書11章25節、26節(口語訳聖書)

 ( PBA制作「世の光」2011.11.23放送でのお話より )

 

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくは
PBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっ
そり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大
抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なし
でもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹
介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。







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