世の光の時間です。 お変わりありませんか? 岩井基雄です。
今週は受難週と呼ばれ、イエス・キリストが十字架に架かってくださったことを覚える週です。 特にイースター前のこの金曜日はグッドフライデーとも呼ばれ、この金曜日にイエス・キリストが私たちすべての人の罪のために十字架に架かられたことを覚え、感謝を表す日です。
しかしイエス・キリストによる救いの道はこの十字架の時からではなく、すでにクリスマスから始まっています。 このクリスマスの約束については、クリスマスのずっと前に書かれた旧約聖書にこう記されています。
「見よ、処女がみごもっている。そして男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」(イザヤ書 7章14節の引用、マタイの福音書 1章23節)
このインマヌエルとは、神は私たちとともにおられる、という意味です。
イエス・キリストがこの地上に来て人として生まれてくださったこと、そして私たちの罪のために十字架にかってくださったことは何よりも神様が私たちと共にいてくださるためだったのです。
そして新約聖書のマタイの福音書の最後には三日めによみがえられた後のイエス・キリストのことばが記されています。
「見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。」(マタイの福音書 28章20節)
あなたと共にいてくださるためにイエス・キリストはよみがえられたのです。 すなわち、イエス・キリストの誕生によって、十字架によって、復活によって、神様がどんな中にも私たちと共にいてくださる、という約束を成し遂げてくださいました。
あなたにどんな罪があろうと、どんな過ちや悲しみや苦しみがあろうと、イエス・キリストはあなたと一緒にいてくださいます。 あなたと一緒にいてくださるためにイエス・キリストは来てくださったのです。
あなたは決して独りではありません。 他の人が見放すようなことがあったとしても、神様は決してあなたを見放さず、あなたを捨てず、あなたと一緒にどんな中をも共に歩んでくださるのです(ヘブル人への手紙 13章5節参照)。
この希望に生かされ、イエス・キリストと共に歩む歩みをあなたも始めませんか?
ではまた聴いてください。
(PBA制作「世の光」2009.4.10放送でのお話しより)
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