世の光の時間です。お元気ですか。岩井基雄です。
先日、淀川キリスト教病院名誉ホスピス長の柏木哲夫先生の講演会に行ってきました。 死と向き合って生きるホスピスの働きをしていらっしゃり、2500人の最後の時と立ち会ってこられた柏木先生の一言ひとことに深く教えられました。
末期の癌を抱え自らの死と向き合って歩んでいらっしゃる方も皆さんの中にあるいはご家族の中にいらっしゃるかもしれませんねえ。
死を恐れる人は少なくないでしょう。 そして自らの死を意識する時、私たちは自分の存在の意味や目的を考えます。 死んだあと自分はどうなるのだろうか。 すべてが無くなってしまうのだろうか。 それとも体は無くなっても魂だけは残るのだろうか、など様々なことを考えます。
しかし聖書は死後、何も無くなるのでも魂だけが残るのでもなく、新しい体によみがえるのだ、と語っています。 限界のある体ではなく、永遠のいのちを豊かに受け取る新しい体です。 それは十字架にかかられたあと三日めによみがえられたイエス・キリストのいのち溢れる栄光の体と同じ姿だと聖書は語っています。
新約聖書のピリピ人への手紙3章21節に次のように書いてあります。 「キリストは、万物をご自身に従わせることのできる御力によって、私たちの卑しいからだを、ご自身の栄光のからだと同じ姿に変えてくださるのです。」
キリストの栄光の姿と同じ姿とはどんな体なのでしょうねえ。 あなたはどんな栄光の体をイメージされますか?
私たちは死を恐れる必要がありません。 イエス・キリストにあって希望があるからです。 また自分の体が朽ちてしまうことや無くなっていまうことを嘆かなくても良いのです。 イエス・キリストがあなたのために十字架にかかり、三日目によみがえり、素晴らしい栄光の体をあなたにも与える用意をしてくださったからです。
あなたもこの新しい希望、栄光の希望に基ずく歩みを始めませんか?
(PBA制作「世の光」2009.4.17放送でのお話しより)
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