世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日は聖書の中のローマ人への手紙から読んでみましょう。
「というのは、彼らは、神を知っていながら、その神を神としてあがめず、感謝もせず、かえってその思いはむなしくなり、その無知な心は暗くなったからです。彼らは、自分では知者であると言いながら、愚かな者となり、不滅の神の御栄えを、滅ぶべき人間や、鳥、獣、はうもののかたちに似た物と代えてしまいました。」
ローマ人への手紙1章21節から23節
ある医学部の教授が退官間際にキリスト教信仰に導かれました。大学で長年、人体の解剖学を研究し教えてきた先生でしたが、それによって人間の体が実によく設計されたものであると思うようになったそうです。そしてある日、聖書に出会い、天地をお造りになり人間をお造りになった神がおられることを知り、神様を信じるようになったと言います。
大空や大地、またその中のあらゆる自然を覚える時に、私たちの心には、不思議と神の存在を覚える思いが湧き起こることがあります。
しかし往々にして私たちはそれらをお造りになった神を見上げるのではなくて、造られたものそのものを神にしてしまう頓珍漢な所があるように思います。木や石で彫られたもの、鳥や獣や蛇あるいは人間を神として祭りあげ、そういったものをお造りになった神様そのものを見上げることができないでいるものです。
神様は決して一つの形や場所に押し込めることのできないお方です。私たちが想像する以上に偉大で不滅の力を持っておられるのです。聖書はそのように偉大な神に私たちが日々守られていることを教えてくれます。本当に崇むべき方、感謝すべき方がいることを覚えたいものですね。
聖書のことば
「神の永遠の力と神性は、世界の創造された時からこのかた、被造物によって知られ、はっきりと認められる・・・のです。 」
ローマ人への手紙1章20節
(PBA制作「世の光」2007.01.25放送でのお話しより)
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