百聞百見

ふじもと百男の政治活動日記

本会議一般質問 自民議員団総会 副知事の役割と知事答弁

2024年06月11日 05時01分48秒 | 日記
 10日(月)、朝、8時過ぎには登庁した。同僚議員と情報交換。9時から議会運営委員会が開かれた。議事の順序等について協議を行った。
 9時15分から自民党議員団総会が行われ、議運の結果の報告があった。執行部から、百条委員会設置についての他会派との交渉についてふれた発言があり、私から、7日(金)の代表質問日に片山副知事が辞職をするので百条委員会の設置はやめてほしいとの話があったことを情報提供した。副知事は内密に相談に来たということだったが、その後、他からも副知事辞職の情報が複数耳に入り、百条委員会設置について大事な判断を下す局面にある議員団として、情報共有しておく必要があると判断した。副知事には、今頃になって百条委員会設置と自分の辞職の話を持ってくるのは間違いであり、まして、議決が成らないように方法まで言うのは筋違い、辞めずに百条委員会に出て弁明すればよいと突っぱねた。
 朝の議員団総会はここまで。10時から本会議が県公館大会議室で開かれ、一般質問が行われた。まず大上和則議員(丹波篠山市)が登壇し、有機農業や自伐型林業など7問を質した。次に維新の齋藤議員が質問した。
 昼休憩時、自民党議員団の総務・幹事会、今日2回目の議員総会が開かれた。議案、請願の態度を協議。議運に付託される百条委員会設置の請願は賛同することに。朝の総会の続きで、百条委員会設置議案について、県民連合との交渉の結果、共同提案の形をとり、議決には党議拘束をかけることに決まった。
 午後、本会議が再開され、公明の天野議員、県民連合の前田議員が登壇。休憩ののち、一般質問の最後に自民党の伊東傑議員(神戸市須磨区)が登壇し、須磨パールなど6問について質した。伊藤議員は、ハラスメント撲滅、県職員の育成と役割について、齋藤知事、片山副知事を質した。副知事の役割は何かと問われ、片山副知事は教科書通りの答弁。伊藤議員は、辞職をするので百条委員会設置を止めてほしいと私や執行部に相談したのも役割かとさらに質し、どう思うかと問われた齋藤知事は、そうしたことがあったことを今初めて知ったと答えた。自身の辞職と引き換えに百条委員会設置を阻止したいという副知事の工作は、副知事が勝手にやったことということか。本会議後、マスコミの質問に答えて、片山副知事は、状況は変わるもので、状況の変化により、今は、任期いっぱいまで勤めるつもりだと答えているところが報じられていた。議会との関係を調整し、県政の円滑な推進にあたるのが副知事の大事な役目の一つ。これで今後も議会との信頼関係をどう保っていこうというのかという思いだ。
 本会議終了後、大阪・関西万博についての当局レクを受けた。続いて、自民党議員団の勉強会に出席し、手話言語に関して、「言語権」なる概念について専門家の話を聴いた。正直言って難しい話だったが、そうした問題が手話言語にはあるということがわかった。その勉強会の前後に新聞社の取材を受けた。伊藤議員の発言に関するものだったが、その通りだと話した。
 夜、神戸市内でMOA議員連盟の総会・懇親会が行われ出席した。帰宅したのは午後9時30分頃だった。長い一日だった。明日は、常任委員会、議会運営委員会が開かれ、付託議案審査、請願審査が行われる。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 加東市消防操法大会 「自分... | トップ | 議会運営委員会と農政環境常... »