今日は、鉄道・旅行関係で残念なニュースが2つ、聞こえてきた。
Nゲージ、「箱庭シリーズ」で有名な河合商会が倒産(帝国データバンク)
鉄道ファンには河合商会というより、Nゲージのカワイといったほうが通りがいいだろう。今は休業しているが、私もカワイのNゲージ鉄道模型はいくつか所有している。
KATO(関水金属)、TOMIXの大手2社には及ばないが、それ以外のライバルメーカー(例えばマイクロエース)とはラインナップ、品質とも遜色なく、独特の存在感を発揮していた。
鉄道模型事業は堅調といわれる中、他の事業が足を引っ張る形での倒産は本当に惜しいと思う。カワイNゲージの灯を消してはならない。どのような形でもよいから何とか残せないものだろうか。
「びわ湖紅葉」閉館へ 客伸び悩み施設老朽化(京都新聞)
滋賀県の老舗温泉旅館「ホテル紅葉」が2013年1月いっぱいで閉館するとのことだ。記事にもあるように、施設の老朽化がひとつの契機になっている。高度成長期に建てられた温泉地の旅館の多くが施設の更新時期を迎えており、今後、施設が更新できず閉館に追い込まれるホテルが増えるのではないか。
団体旅行から個人旅行へと旅行のニーズも移り変わる中で、団体旅行客が貸切バスで乗り付けてくることを想定して、駅から離れた温泉地のど真ん中に豪華な建物を構えるというビジネスモデルが再考を迫られているのは、時代の流れだろう。
私自身は1度も利用したことがないこのホテルの名前をなぜ知っているのかというと、子ども(小学生くらい)の頃、下のようなCMがテレビで流れていたからだ。放送されていたのは1970年代末か1980年代前半頃と思われる。このCMは「関西ローカル」とされているものの、私が幼少期を過ごした九州でも頻繁に流れており、見たという人も多いのではないか。
ホテル紅葉のCMは、画像を効果的に使うことによって、ホテルの外観、立地条件、機能、特徴、セールスポイントのすべてをわずか30秒で余すところなく表現し、演歌調の歌で旅情を誘いながら見た人すべてを「行ってみたい」と思わせる。おそらく日本CM史に残る名作と思う。
年末年始、最後の見納めに「紅葉」に泊まってみるかなぁ。
Nゲージ、「箱庭シリーズ」で有名な河合商会が倒産(帝国データバンク)
鉄道ファンには河合商会というより、Nゲージのカワイといったほうが通りがいいだろう。今は休業しているが、私もカワイのNゲージ鉄道模型はいくつか所有している。
KATO(関水金属)、TOMIXの大手2社には及ばないが、それ以外のライバルメーカー(例えばマイクロエース)とはラインナップ、品質とも遜色なく、独特の存在感を発揮していた。
鉄道模型事業は堅調といわれる中、他の事業が足を引っ張る形での倒産は本当に惜しいと思う。カワイNゲージの灯を消してはならない。どのような形でもよいから何とか残せないものだろうか。
「びわ湖紅葉」閉館へ 客伸び悩み施設老朽化(京都新聞)
滋賀県の老舗温泉旅館「ホテル紅葉」が2013年1月いっぱいで閉館するとのことだ。記事にもあるように、施設の老朽化がひとつの契機になっている。高度成長期に建てられた温泉地の旅館の多くが施設の更新時期を迎えており、今後、施設が更新できず閉館に追い込まれるホテルが増えるのではないか。
団体旅行から個人旅行へと旅行のニーズも移り変わる中で、団体旅行客が貸切バスで乗り付けてくることを想定して、駅から離れた温泉地のど真ん中に豪華な建物を構えるというビジネスモデルが再考を迫られているのは、時代の流れだろう。
私自身は1度も利用したことがないこのホテルの名前をなぜ知っているのかというと、子ども(小学生くらい)の頃、下のようなCMがテレビで流れていたからだ。放送されていたのは1970年代末か1980年代前半頃と思われる。このCMは「関西ローカル」とされているものの、私が幼少期を過ごした九州でも頻繁に流れており、見たという人も多いのではないか。
ホテル紅葉のCMは、画像を効果的に使うことによって、ホテルの外観、立地条件、機能、特徴、セールスポイントのすべてをわずか30秒で余すところなく表現し、演歌調の歌で旅情を誘いながら見た人すべてを「行ってみたい」と思わせる。おそらく日本CM史に残る名作と思う。
年末年始、最後の見納めに「紅葉」に泊まってみるかなぁ。