安全問題研究会~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

公共交通と原発を中心に社会を幅広く考える。連帯を求めて孤立を恐れず、理想に近づくため毎日をより良く生きる。

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次世代へつなぐ地域の鉄道——国交省検討会提言を批判する(緑風出版)
地域における鉄道の復権─持続可能な社会への展望(緑風出版)
原発を止める55の方法(宝島社)

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月刊『住民と自治』 2022年8月号 住民の足を守ろう―権利としての地域公共交通
核のない未来を願って 松井英介遺稿・追悼集(緑風出版)

●安全問題研究会が、JRグループ再国有化をめざし日本鉄道公団法案を決定!

●安全問題研究会政策ビラ・パンフレット
こんなにおかしい!ニッポンの鉄道政策
私たちは根室線をなくしてはならないと考えます
国は今こそ貨物列車迂回対策を!

そしてついに・・・車も壊れた

2011-08-17 22:22:41 | 日記
何でもかんでも壊れる2011年、ついに愛車にもお迎えがきた。

この車は、妻が独身時代の2002年から使ってきたダイハツムーヴで、今年で10年目。この間の走行距離は16万キロを超えている。妻と私がまだ友達関係でしかなかった頃から、飲み会の後、酒臭い息を吐きながら妻が運転するこの車の後部座席に寝転がり、家まで送ってもらっていた懐かしい記憶がよみがえる。

前回の車検の時、「次の車検はないと思ってください」と死亡宣告に近いことを言われ、もうそろそろ買い換え時だと思いつつ、どこにも異常がないので使用し続けてきたが、7月上旬、妻がひとりで所用のため郡山市に出かけた際、オーバーヒートで止まってしまったのだ。

そのときは、震災で応援に来ていた千葉県警のパトカーが車を車端に寄せるのを手伝ってくれたらしく、後続車に大迷惑をかけることもなく何とか修理工場まで持ち込むことができた。

だが、そのことがきっかけで車を買い換えようと決心し、ほぼ1ヶ月間、車種の選定や価格交渉、保険の切り替えやプラン選定などを進めてきた。我が家は福島第一原発からわずか80km。何よりも怖いのは、原発に破局的事態が生じ、交通機関も止まって避難となったときに車が故障で動かないという事態になることだ。こんなことのために死にたくはない。

私たち夫婦に子どもがいれば、大きな車(最低でも普通車)が必要なのかもしれないが、その必要もないので、維持費を考えて今回も軽を買うことにした。納車は早ければ20日である。

これまで10年、お世話になったムーヴは16万キロも走っているし、さすがに下取り査定もなく廃車だろうと思っていたら、なんと販売店から下取り価格2万円を提示された。聞けば、東日本大震災による津波被害で被災3県では大量に車が流された。東北では車は生活必需品なのですぐにでも流された車の代わりが欲しいが、家も仕事もない状態で新車は買えない…という事情から、被災3県を中心に中古車需要が異常な高まりを見せているらしい。16万キロも走った我がムーヴにも、販売店にて整備後、第2の人生が待っているそうだ。

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