反対派の過激な県庁押しかけ、防衛局座り込みは県民の支持を失う

反対派の過激な県庁押しかけ、防衛局座り込みは県民の支持を失う
今月9日の「聴聞」実施の通知に対して防衛局が延期を求めると、6日の午後に辺野古移設反対派50人が県庁に押し寄せ、
「聴聞の延期を認めれば土砂投入前の撤回ができない恐れがある。認めてはダメだ」
と県に圧力をかけた。県は6日夕に「申し出を認めることはできない」とする文書を防衛局に出した。
県が「聴聞」延期を拒否した翌日にうるま市具志川九条の会や普天間爆音訴訟団、かでなピースアクションの70人が嘉手納町の防衛局に押しかけ、9日の聴聞に応じろと座り込みをした。

県政左翼与党と辺野古移設反対派の連権プレーはすごく咬み合っている。左翼の凄い所は政党と反対運動が一体となっていることである。しかし、左翼の反対運動は過激であり、過激な運動が何年も続くと県民の支持はしぼんでいく。それが現実である。

翁長知事になって4年目である。4年前は翁長知事の辺野古移設反対沖縄アイデンティティ、共産党、社民党、社大党と辺野古移設反対派との一体となった運動で辺野古移設反対は盛り上がった。盛り上がった辺野古反対運動はキャンプ・シュワブで過激になっていき、次々と逮捕者が出て、裁判で有罪になる者も出た。
過激な運動をやればやるほど県民の支持は下がっていく。そのことを彼らは知らないようだ。

県庁に押しかけたり、防衛局前で座り込みをしている反対派は県政与党と連携していると自負しているだろう。そして、承認撤回を県民に訴え県民の支持を広めていると思っているだろうが、現実は逆である。
反対派の乱暴で傲慢な行動は県民の支持を失うだけだ。

議会制民主主義社会の政治の本当の闘いの場は議会である。県庁でもなければ防衛局でもなければ工事現場でもない。
彼らが県庁や防衛局やキャンプ・シュワブで過激な行動をすればするほど彼らが熱烈に支持している左翼政党への県民の支持は下がっていく。彼らは左翼政党の支持率を上げるのではなく下げる存在である。過激反対派を抱えている左翼政党が政権を取る時代はすでに終わっている。保守の翁長知事にすがるしか左翼政党が政権の座に座ることはできないのが現実である。
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