大阪ダブル選が始まる

 



 大阪市の区長は市長が任命するいわゆる公務員のようなものらしい。270万人の大阪市なのに選挙で選ばれるのは大阪市長だけである。人口が半分の沖縄県には多くの市町村があり首長は選挙で選ばれる。大阪市が270万人の人口であるなら区長は区民の選挙で選ばれたほうが区民へのサービスはよくなると思う。区長を選挙で選ぶという橋下氏の大阪都構想は実現するべきだ。

 大阪府と大阪市の二重行政を無くすのは、税金の無駄遣いをなくすことであり、現代の政治に強く求められている政治だ。公務員の改革も税金の無駄遣いと仕事の効率化を高めることであり、現在の政治に求められているものだ。

 橋元氏の教育改革は政治介入だと批判する者がいるが、知事や市長、議員は市民に選ばれた人たちであり市民の代理人である。教育に首長や議会が介入するのは政治介入ではなく民意介入である。それを政治介入と見るのは、戦前の軍国主義国家が皇民化教育をやったので、国が教育に介入するのは皇民化教育とダブり悪いイメージがあるからである。民主主義国家では首長や議会が教育に関わるのは民意が関わることであり、積極的に関わるべきである。
 生徒を直接教える教師は市民に選ばれたのではない。教師の意思は民意ではない。民意ではない教師が教育の方針を選択するのは民主的ではない。大阪府の教育委員が橋元氏は政治介入をしていると非難したが、それは間違いだ。
 「学校教育への発言力を強めていく橋下知事の政治姿勢は、安倍晋三政権下の教育改革にも通じる」と述べる評論家がいるが、橋下知事と安部元首相は違う。安部元首相は「美しい日本」を主張し教育の内容を変えようとした。しかし、橋下知事は父母が望む学力向上を目指した教育改革である。

 橋下氏が目指している改革は今の日本を目覚めさせるものであり、大阪府知事選、市長選に勝利してほしい。
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求めても遠のく灯り侘びし秋・七百九十~七百九十二句

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