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Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

固有領についての不当発信を看過してはいけない

2024-08-22 22:59:41 | 国際・政治
先日の事だが、公共放送 NHKの海外向け放送にて 業務委託関係にあった中国大陸系人物が「尖閣諸島は中国大陸の領土」の意の発信を行った事実が指摘された。

「間違いお詫び」で済むレベルでない事案は勿論だ。委託業者は 直ちに当該人物との契約を解除した由だが、事はそんなレベルでは済まないだろう。以下 昨日の産経ニュース・ネット記事を引用して、みて参る事に。

「国民(民主)・榛葉氏『情報戦ではないか』『おわびで済まない』NHKの『尖閣は中国(大陸)』放送」

国民民主党の 榛葉賀津也(しんば・かづや)幹事長は 8/21の記者会見で、NHKが国際放送で 尖閣諸島(沖縄県石垣市)を「中国(大陸)の領土」と伝えた問題について「わが国の公共放送が こういうことを世界に発信したというのは、決しておわびで済む問題ではない」と述べ、過去に同様の事例があったのかどうか 説明するよう求めた。

NHKは問題の放送の後「ニュースと無関係の発言が放送された」などと謝罪したが、榛葉氏は「ニュースと無関係な発言が放送されたという次元ではない」と述べ、「中国(大陸)の三戦『世論戦、心理戦、法律戦』が始まっているのではないか。意図的にやったと思われても仕方がない」と語った。「三戦」は同国が 2003(平成 15)年に政治工作条例で採用した心理的側面に政治工作からアプローチする情報戦。

NHKによると、同協会の関連団体が業務委託契約を結んでいる 中国(大陸)籍の 40代男性スタッフがニュース原稿を読み上げる際に、原稿にない発言を行ったという。同スタッフは 2002=平成 14年から日本語のニュース原稿を中国語に翻訳して ラジオで読み上げる業務を担当していたという。この問題を受けて NHK側は 8/21、玉木雄一郎・国民民主党代表に対し 国際放送全体のあり方を見直すなどと再発防止策を説明している。(引用ここまで)

同日の産経新聞別記事によれば、NHKから 玉木雄一郎・国民民主代表宛てに説明された対応は以下の通り。
①関係役職者の処分 
②録音放送や AI(人口知能)アナウンサーの導入など 事前チェックの強化
③38億円の国費が投じられる国際放送全体の在り方の見直しーなど。

榛葉国民民主幹事長同様、玉木同党代表もこの事案を重大視の上で NHK幹部に対し「二度と同じことが起きないよう厳正に対処を要請」した上で「『尖閣が中国(大陸)の領土』であるとの放送は『不適切な放送』ではなく、わが国の主張に反する『間違った放送』だ」と指摘し、NHK幹部は『(今後)不適切な放送』という言い方はしない』と約束したとされる。

健全野党なら こういう重大事案こそ本気で追及すべきである。玉木、榛葉の両国民民主最高幹部の反応と対処は 妥当なものとして尊重する者だ。

特に 榛葉幹事長の指摘された「中国三戦」の可能性は、NHK受信料を大なり小なり負担している我々国民市民は 相当に留意すべきではないか。特定外国の恣意により、中立公正が厳しく求められる我国公共放送において 他からの介入圧力が許される事態は「あってはならない事」だからだ。

この問題、与党自民の部会でも NHKによる詳しい説明が持たれる様で、当然の事と心得る。こんな事案こそ、国会閉会中審査ででも取り上げられるべき。NHKは 損害賠償など法的措置も検討の用意がある由だが、国民市民多数の受信料収入で成り立っている以上、誠実な公明正大さで断固とした対応を見せるべきだろう。

又 そうした対応が与野党の媚中勢力による妨害を受けているなら言語道断だ。こちらも断固とした姿勢での対峙を強く求めたい。さもなくば、受信料減以前に NHKの視聴人口激減を招く事だろう。今回画像は昨夏 当地南郊・西尾市内の田園を西下の東海道・山陽新幹線試験列車「ドクター・イエロー」の様子を。以下に 関連記事をリンク致します。「産経ニュース 8/22付」
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石丸伸二さんの立憲民主乗っ取り構想ー「立憲共産党」に与せぬなら理解しよう

2024-08-20 23:22:05 | 国際・政治
来月予定の 与党自民総裁選日程が、告示 9/12、投開票 9/27にて決まった様だ。

従来の派閥色からの脱却を図ったとかで、10名超の立候補が見込まれてもいる様だが、本当にここは一つ 与党自民内の利害関係に囚われず、難しさ増す国際情勢に揉まれる日本及び日本人の為に「何が一番大事か」を少しでも見極め 責任感を以て果断に行動できる人物に総裁の地位を担って頂きたい。結局はその方が、岸田現総理の後を受けての新総理となる訳だから。

その与党自民総裁選と前後する日程を意識したかの様な 第一野党・立憲民主党代表選。現状は、泉現代表と枝野前代表の二氏の争いが見込まれ、民主党政権時の 野田元総理を候補に推す声も強いとか。まぁ「誰がやっても同じ」趣もある立憲民主代表選だが、野田元総理復帰の方が多少はマシか。

同党関連については、一つ面白情報がある。先の東京都知事選で善戦の 石丸前広島・安芸高田市長が党乗っ取りを目指し 次期代表の選挙区から立候補を考え中というのだ。この事につき、昨日の産経新聞ネット記事を引用して みて参る事に。(立憲民主党名は「立民」と略記の場合有)

「石丸伸二氏、次期衆院選は『立民代表の選挙区から』『勝てば党首、乗っ取る』活性化策で」

7月の東京都知事選で 2位に躍進した前広島県安芸高田市長の 石丸伸二氏は 8/18、動画投稿サイト「You Tube」の自身の chで、立憲民主党の活性化策として 次期衆院選で立民代表の選挙区から出馬するアイデアを披露した。

「遠くないうちに 衆院解散されるだろう。次の立民代表の選挙区で出る。立民の代表に勝ったら 僕を党首にして下さい。乗っ取ります」と語った。

次期衆院選は 泉 健太代表=衆院京都 3区=の任期満了に伴う党代表選 (9/7 告示、9/23投開票)を経て行われる公算が大きい。「看板を替えたばかりの代表選の直後に 実は一番のピンチが来るとなると、注目を集められるのではないか」と述べた上で「自分の政治生命をかけて 国民に訴える姿勢をみせないと思いは伝えられない。そのときは自民も公明党も協力して(候補を)立てないで」と述べ、衆院選は立民候補と一騎打ちで臨みたい考えを示した。

立民代表選の現状について「自民党総裁選挙に比べて 全くといっていいほど話題になっていない。恐ろしいほど国民やメディアから無視されている」と述べ、「関心が低いこのような立場で 政権交代とかいえない。今の万年野党のポジションが座り心地がいいのかなと勘ぐるが、それは最悪の政治屋だ。民主主義に寄生しているだけ」と語った。

(立民)代表選を巡っては、枝野幸男前代表=衆院埼玉 5区=が出馬の意向を明らかにしたほか、泉氏の立候補が有力視されている。また 野田佳彦元首相=次は新設の衆院千葉 14区から出馬予定=が 8/19、党千葉県連所属議員の有志から出馬要請を受けた。(引用ここまで)

複数の報道メディアから 人材難を指摘もされる与党自民だが、明らかに野党側のそれの方が深刻レベルではないか。立憲民主代表選は、前出三氏の他 更に複数の候補者が立つ可能性がある様だが、野田元総理を除いては「相変わらずの対与党攻撃志向。それも左派野党を巻き込んでのそれ」とみて差し支えないのではないか。

結局は「誰がやっても同じ」レベルからまだ抜け出せないとの理解が的確な様だ。ある意味「外の血を採り入れないと立ち行かなくなった」所へ 石丸前市長の「宣戦布告」。十年一日変化なしといった趣の立憲民主側にとっては或る意味「変革の良い機会」といえるかも。

勿論 立憲民主の関係も党代表選の出馬は自由だし、それについて否定的な出方はしたくない所だが、やはりこれまでの選挙戦の焼き直しでは駄目だろう。対する石丸前市長の側にも 同じく政治活動の自由があるのは勿論だが、挑戦状を発するなら やはり左傾勢力側に与しない事だろう。

立憲民主党と左派野党、左傾メディア各勢力との (不良な)連携は「立憲共産党」と揶揄され、我々保守側の不興を招いている。石丸前市長には、この連中が目論む「立憲共産党」志向には決して与しないで頂きたいもの。以前からこの勢力の弊害は分っており、次期衆院選立候補の折には 是非この志向に関わったり嵌ったりしない様願いたい。それが実行できるなら、立憲民主乗っ取り構想自体は理解する者だ。

この所の猛暑もあって、写真撮影行は拙近所がメインに。今日昼頃、当地都心に近い 鶴舞公園近くの JR中央本線を西へ向かう貨物便の様子を。以下に 関連記事をリンク致します。「私的憂国の書様」
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9月自民総裁選に関する拙雑感

2024-08-18 13:36:30 | 国際・政治
「岸田さん、総理総裁辞めるってよ」。盆に入った先日の事だが、名古屋市内の某病院を受診した母に付き添った折、待合で観ていた TV番組に入った速報に接しての 母に向けた拙言葉である。

母を含む拙親族一同も、この所の与党自民の体たらくにはかなり諦めている風があり、拙者も「やむなき事」と受け止めていたものだ。で、自民内派閥もその多くが解散(を装っただけかもだが)したとされる状況下、次期総裁候補者多数が出馬に意欲を表明の模様。政党内選挙とはいえ かなり見ものではあるので、以下 昨日の産経新聞ネット記事を引用して みて参る事に。

「自民党総裁選は本命なき大混戦 河野氏近く表明、上川氏も決意 乱立で推薦人確保に課題も」

 9月の自民党総裁選に意欲を示す次期首相候補らは 盆明けの 8/17、全国で精力的に活動した。当面は 立候補に必要な国会議員 20人の推薦人集めが焦点となる。岸田文雄・首相(党総裁) に近い 林 芳正・内閣官房長官が新たに出馬の意向を固めるなど 10人前後の名前が挙がる 本命なき大混戦の様相を呈している。

小林鷹之・前経済安全保障担当相は 8/17、横田めぐみさんが北朝鮮に拉致された新潟市の現場周辺を視察後、記者団に「(拉致問題は)国家として取り組まなければならない最重要課題だ」と強調した。「保守のホープ」として 中堅・若手を中心に期待が高まる小林氏は 8/19に出馬記者会見を行う方向だ。

高市早苗・経済安保担当相は 8/17、地元の奈良市で講演。壇上には 政治信条が近い 安倍晋三・元首相の写真が掲げられた。参加者によると 高市氏が「皆さまの思いに 本気で応えなければならないという思いを強くした」と総裁選への意欲を口にし、約 1700人の聴衆から大きな拍手が起きた。ただ 高市氏は「たくさんの方が手を挙げ始め、昨晩に情勢がガラッと変わった」とも発言。候補者の乱立で 推薦人の確保が難しくなる不安を吐露したという。

茂木敏充・党幹事長は 8/17、金沢市で若手経営者らを対象に講演や意見交換を行った。総裁選への対応については終了後、記者団に「夏の間、考える」と従来の見解を繰り返した。首相が総裁選不出馬を表明した直後の 8/14夜、支援を期待する 麻生太郎・党副総裁と会食したが、店を出た茂木氏の表情は暗かった。

麻生派には次期総裁を目指す 河野太郎・デジタル担当相が所属。麻生氏は河野氏支援に傾いており、茂木氏周辺は「色よい返事がもらえなかったのだろう」と心配げに語った。関係者によると、河野氏は近く立候補表明する方向で調整に入った。

茂木氏の立候補には、首相が自民の「政治とカネ」の問題などを理由に身を引いた中「幹事長と首相は一連托生(いちれんたくしょう)。責任を感じるべきだ」(自民幹部)といった批判も少なくない。また、解散を決めた同じ茂木派の 加藤勝信・元官房長官も参戦する見通しとなり、推薦人の確保に影響する可能性がある。

加藤氏は 8/16夜の BS11番組で出馬を目指す意向を表明。同じ岡山県選出議員の大半の支持を取り付けたほか、一部の党幹部にも出馬への意欲を伝えた。

解散を決めた岸田派 No,2の座長を務めた 林氏は、すでに周囲に出馬の意向を伝えた。官房長官や外相、防衛相など要職を歴任している上、岸田政権の政策に精通しており、自民重鎮は「岸田派を中心に 応援したい人たちは多いだろう」と語る。一方、同派の 上川陽子・現外相も立候補を模索。8/17に自身の「X」(旧ツィッター)に「今日、昼過ぎに 岸田首相に決意を伝えてきた」と投稿した。(引用ここまで)

「自民党が変わることを 国民の前にしっかりと示すことが重要。そのための 分かりやすい第一歩は 私が身をひくことだ」の意の表明。それ自体は尊重の一方、まだ途上の事共や 積み残し課題も多くある。防衛安保の面において、自衛隊の必要な反撃能力を条件付きで認めたり 多方面の外交交渉に注力された姿勢は認めるも、その為の財源的裏付けはこれからの課題。又 経済面で株価上昇は良いが、過度の為替安がエネルギー資源などの高騰を招き、結果として国民生活の多くに負担増を招いた所も看過できないのではないか。

全部を理想に近づけるは無理は分っている。我国固有文化の根幹にも関わる 皇位継承問題もまだ議論途上だし、先年来の政治資金問題などは 一人岸田総理のみならず、党組織の病的問題でもある。 よって何代もの内閣にリレーされ、その中で解決なり解消が図られるべきであろう。分野こそ違え、現憲法改正をどの様にしていくかも大きな課題だろう。

岸田総理には、これまでの取組みを的確に総括し、次の総理や閣僚となるだろう人々に、そうした解決途上の諸問題と向き合う「希望ある道筋」を、当然の引継ぎの中で示していく事だろう。

或いは 岸田総理とは思考的立場の遠い人物が次期自民総裁、即ち次期総理となるケースも考えられようが、双方が常に「何が一番大事か」を念頭に置いて対処する真摯な姿勢を 国民市民に見える手法で誠実に示す事が必須と拙者などは心得る。今回画像は今初夏、新潟市郊外の JR磐越西線を福島・会津方面へと向う 蒸機列車の様子をもう一度。以下に 関連記事をリンク致します。「私的憂国の書様」
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2024=令和 6年「終戦の日」雑感

2024-08-15 21:53:50 | 国際・政治
今日 2024=令和 6年 8/15は、第 79回目の「終戦の日」。先の大戦、300万人超の戦没並びに戦災犠牲の各位への弔意を新たにすべく 拙者は今日午前、名古屋市内の 愛知県護国神社参拝を行った次第。

先日の広島・長崎両原爆忌と並び、毎年 8月のこの時期は「戦争と平和」を考える TV番組などが多く放送されるのは良いのだが、よく言われる「二度と繰り返してはならぬ戦争」とは 旧日本軍が徒に拡大させた事もある「長期の泥沼戦争」の事であり、明からさまな侵略を受けた場合の迎撃・撃退などの警察的防衛行為とは厳格に区別されなければならないという事だ。我国報道メディアは この区別を意図的に曖昧にしている所があり、拙者は大いに不興を感じる。

又 一部とはいえ閣僚の方々が必ず行われる「終戦の日」の靖国神社参拝にしても、一部を除く報道メディア多数は 中国大陸や大韓民国などの顔色を伺う様な報道が多く、この方でも拙者などは不興を感じる所だ。論調を改める様主張した所でどの途スルーされるだけだろうが、その様な中にあって、先日まで多くの熱戦が見られた 仏パリ五輪・卓球日本代表の 早田ひな選手の発言が話題の様だ。

健全な賛否があって良いのは勿論だが、中国大陸は不興を表す様な動きを見せている模様。パリ五輪卓球・同国代表選手複数が、早田選手の SNSフォローを外したとされる事にそれが表れている様だ。その中身を少し・・。

早田選手は帰国記者会見に際し、行いたい希望につき 或る著名漫画家(故人)の人気キャラクターに因むグッズ作りに赴く事と、同選手が九州出身という事もあってか、鹿児島・知覧の (神風)特別攻撃隊資料館を訪れ、改めて平和の重さや尊さを学びたい意の表明に及び、これが中国大陸・中共政府の癇に障った形の様だとか。我々保守側からすれば「だから何?」レベルでもあろう。この事につき、以下 短文SNS「X」に載った 作家・門田隆将(かどた・りゅうしょう)さんの投稿を引用して、少しみて参る事に。

「卓球メダリスト 早田ひなさんが帰国会見で『今やりたい事は?』と聞かれ『アンパン・ミュージアムにポーチを作りに行きたいなと思っているのと・・あとは 鹿児島の特攻資料館に行って、生きている事、そして自分が卓球を当たり前にできている事というのが当たり前じゃないというのを感じてみたいなと思って・・』と。故・やなせたかし氏も、知覧の亡き特攻兵たちも きっと驚き、そして喜んでいるだろう。有難う。早田さん」(引用ここまで)

門田さんの投稿文に、ほぼ全てが明かされていると心得る。亡きやなせ先生は どちらかといえば理想主義に流れた様な思考もお持ちだった様なので分からないが、知覧におわす英霊各位は こういう心がけはきっと歓迎して下さる事だろう。

正にその通りであり「生きている事、そして自分が卓球を当たり前にできている事というのが当たり前じゃないというのを感じてみたいなと思って」の下りは、我々に突き付けられた心がけでもありはしないか。中国大陸など一部の国・地域の不興など気に留めなくてよろしい。早田選手には、遠くない時期に是非 知覧特攻資料館の訪問を願いたいものだ。「金」こそ逸したも、上体の不調をおしての「銀」「銅」に輝いた健闘を 改めて称えたく思う。

昨日は、岸田総理より 今秋予定の与党自民総裁選不出馬の表明があった。最後まで回復叶わなかった内閣支持率のあり様を想えばやむなしたが、外交面をメインに「やるべきはやった」所はある程度でも評価したい。解決途上の政治資金問題や 憲法改正のあり様など「積み残し課題」があるのも事実だが、次期総理となる人物に対し、なすべき引継ぎは万全にして頂きたい。この事共は、又近く日を改めて触れようと思う。

画像の方は、今日の愛知県護国神社拝殿の様子を。午前参拝に訪れた折、大変美しい礼拝姿勢の高齢男性がいらし 暫し注目したもの。画像の後ろ姿がその方だが、或いは先の戦没並びに戦災犠牲各位の ご親族か知友かも知れません。
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長崎原爆忌ー主要国大使欠席を招いた長崎市の自主性も大事だが

2024-08-13 22:38:46 | 国際・政治
意外にも盛り上がった感あった 仏パリ五輪の陰で些か目立たない出来事になった感もあるが、今回長崎原爆忌・平和祈念式典において 長崎市が或る紛争当時国を招かなかったかどで、主要先進国 G7駐日大使のほぼ全員が欠席する事態が一時物議を醸した様だ。

改めて 長崎原爆犠牲各位への弔意を表した上で、当該は 中東の紛争当時下のイスラエル国。既に対ウクライナ国への 明らかに国際法違反の侵略行為とその事への援護のかどで ロシア、ベラルーシの両国が招待除外となっていた所へ、長崎市がイスラエル国を同様の扱いとした事への 主要国の不興の念が背景にある様だ。振り返りにもなるが、以下 昨日の産経新聞ネット記事を引用して、みて参る事に。

「(主要先進)各国大使欠席の長崎平和祈念式典、G7の結束乱す長崎市の判断を評価する向きはなく」

長崎市が 8/9の「原爆の日」に開いた平和祈念式典に イスラエルを招待しなかったことは、日本以外の先進 7カ国(G7) の駐日大使が式典を欠席する事態となり、国際的な議論を招いた。

日本の国内行事が G7の結束を乱した形で、こうした事態も想定し 長崎市とやり取りをしてきた政府・外務省内に、同市の対応を評価する向きはない。

「長崎市の主催の行事だ。外交団の出席等を含めて 政府としてコメントする立場にはない」岸田文雄首相は 式典後の記者会見で、G7各国の駐日大使の欠席について、式典の主催はあくまで長崎市だと強調した。

式典に イスラエルを招待しなかった長崎市の判断を巡っては、G7各国の駐日大使らが 長崎市に対する書簡で「懸念」を伝え、ウクライナを侵略したロシアと その同盟国ベラルーシと同列に扱うことは「誤解を招く」と指摘。米ユダヤ系団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」も声明で批判や懸念を表明した。

首相官邸関係者は、政府は長崎市と連絡を取り合っていたとした上で「イスラエルを招待しない場合、こういうことになると伝えてきた」と明かす。

政府としても 長崎市に翻意を促していたのが実態だが、政府に 市の判断を変える権限はない。結局 (長崎)市は方針を変更せず、核保有国と非保有国の「橋渡し役」を辞任し「核兵器のない世界を目指すのは ライフワーク」と語る首相が出席した式典で G7が結束できない状況を生むことになった。

長崎市がイスラエルを招待しない一方、日本が国家として承認していないパレスチナを招待したことも 政府の外交方針とは異なる。外務省幹部は「どういう判断かわからない」と述べつつ、長崎市の対応の評価については「それは言えない」と歯がゆさをにじませた。(引用ここまで)

複数の核兵器保有国もある以上、拙的には G7の駐日大使ほぼ全員の欠席は それ程の大事でもない様に感じる所。ただ、中東の紛争当時国・地域の一方を招いておきながらの不招待は やはり違和感を禁じ得ない所だ。

前掲の引用記事を拝読して知った事だが、露とウクライナ両国とは状況が異なるとはいえ、一方のパレスチナを招く一方でイスラエル国を招かないのは長崎市の悪手にして失態。安全上の理由とかだが、それは通らないだろう。

イスラエル、パレスチナの双方を不招待としておれば、まだ理解を得られたろう。安全上の理由に加え 長崎市の自主性・独自性も訴求したかったのだろうが、これでは理解も評価も得られまいて。もし拙者が長崎市民だったら、もしも同市民有志により 長崎市長解職(リコール)請求の動きあらば、直ちに同調するだろう。

後 これは産経紙の論調と異なるものだが、拙者はそう主要先進国 G7の結束を気にする必要はないと思う。同盟関係にある米国を含め、しばしば不協和音も聞こえてはくる。現状維持への努力は必要だが、拙者は どうしてもやむを得ない場合は G7離脱も視野に入れて良い様にも思う所。反核運動に水を射すつもりはない一方、どこか意味のない想いにも駆られている所。

今回画像も振り返り恐縮。先年 神戸市内で目撃の JR山陽本線を西下の臨時列車「サロンカーなにわ」の様子を。以下に関連記事をリンク致すも、我国が独立国家認知をしないパレスチナを過熱気味に支持するのは 所謂護憲原理勢力なのかも知れません。「私的憂国の書様」
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