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Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

五条河原落書

2012-06-10 15:18:00 | 日記・エッセイ・コラム

先日、梅雨入りした模様の当地東海だが、本日は早くも梅雨中休みの晴天に恵まれている。午前中、近所へ、見頃を迎えた立葵(たちあおい)と紫陽花(あじさい)の両花を撮りに外出したのだが、大きな花苑にて咲き揃っている花々より、道端にさり気なく咲いている方が魅力の面々の様に、俺には思われる。まあ、花や草木への想いは人それぞれの面もあろうから、これ以上は差し控える事としたい。それに引き換え、差し控える訳に参らないのが、政治社会の事共だ。今国会々期も後僅か。その間に、消費税上方改定を伴う、社会保障と税制の見直しとか、福井県下のK電力・大飯原子力発電所の一部再開など、決して誠意ある説明を行ったとは言い難い重要案件を無理に押し通そうとする、野田民主党政権の動向には、国民市民の一人として、厳しい監視の目を注がざるを得ないとも思うのだが。

さてさて、良からぬ事多く、ともすれば憂さとストレスの貯金ばかりが進み、ムシャクシャしがちなこの頃だが、ここは一つ、この時季恒例の些か低レベルな面白読み物でも載せて、少しでも緩和が叶えばとも思う。今回は「五条河原落書(ごじょうがわら・らくしょ)と題して、歴史上の二人の偽?武者の対談を軸に、話を進めて参ろうと思います。それでは・・・。

かつて都だった京都の街。JR京都駅の北東約1~2kmの所、東京へ向かう国道1号と、日本海沿いを西へと向かう同9号が交わる近くの加茂川に、歴史でお馴染みの五条大橋が架る。初夏のある夜、この橋の上で、二人の武者らしい男が、睨み合いをしていた。共に、歴史に名を残す名士の偽物である。

偽!弁慶「あーあ、惜しかったな。後1つで1000本太刀だったのによ。」

偽!義経「お主、この暗い所で俺の太刀を獲ろうってのが、どだい無理なんだよ。」

偽!弁慶「そうやろうか。本気で斬りかかったつもりやが、貴方にかすり傷一つ残さなんだのは事実。ちと心残りでござるな。」

偽!義経「そーか。そんな事なら、もう一度やるか?」

偽!弁慶「叶うなら、もう一度試させてもらおう!」

偽!弁慶、再度自慢の長刀にて偽!義経に挑みかかるも、その動きはす速く・・・。

偽!義経「これを見ろ。鶏の餌・・・ならぬポップ・コーンなるぞ。」

偽!弁慶「その手には乗らぬぞ。それは、ポップ・コーンに見せかけた鶏糞ではないかな?」

偽!義経「それはない。それ、トーゥトートートートゥ~・・・」と挑発。

こらえ切れなくなった偽!弁慶。再度斬りかかるも不発。「いや~参った。燕や蠅より速い位ではなかろうか。これは殿に降参・・・かな。」

偽!義経「ハハハハ、良いご決断をされた。主従の誓いなら、いつでも承ろうぞ。所でお主、1000本も太刀を奪ってどうするつもりやったんや?」

偽!弁慶「いや~、隠していても仕様がないでんな。実は、電子通信(ネット)の仮装店舗にて、転売するつもりでしてな・・・。」

偽!義経「どうせ、そんな事だろうと思った。ネットだったら、価格とかを気にかけん余り利口でない向きも少なくないしな。」

偽!弁慶「仰せの通り!後、拙者は遠方におる母親に会うべく、その消息を追っている事もありまして・・・。」

偽!義経「お主の本名って、確か武蔵坊弁慶だよな。」

偽!弁慶「いかにも、左様であります!」

偽!義経「母堂の事やけどさ、俺に思い当たる所があるんや。この件、一つ任せてくれへんか?」

偽!弁慶「そうして下されれば有難いが、拙者、先程のポップ・コーンの件がどうも引っかかりよりましてな。あれが片づいてからって事で・・・。」

偽!義経「ああ、あれね。俺は嘘は言わんつもりだが、気になるなら試してご覧あれ。」

偽!弁慶「人を疑いたくはないが、念の為匂いなんぞを・・・あ~臭い!やっぱりこれ、鶏糞だわ~・・・拙母についての話も詐欺っぽい。何か詐欺っぽい~・・・渋面」

出だしより、どうも余り芳しくない展開となっている。些か思いやられる所だが、続きは又、次回。本編は、フィクションであります。

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国会々期末、そして6月は・・・

2012-06-03 22:43:53 | 日記・エッセイ・コラム

コナサン、ミンバンワ!2012=平成24年6月も、拙ブログを宜しくお願い致します。

欧州信用不安より来る経済情勢同様に、不安定なこの所の気象は、我々国民市民の多くに健康面をも含め、様々な影響を及ぼしている様だ。大きな寒暖落差より来る夏風邪の多発。これはしかし、油断していると肺炎や結核を初め、他の呼吸器病の原因ともなりかねないのが厄介な所。ここは一つ、10日を超えて症状が改善しない時は、勇気を持って医師に相談すべきだと思う。症状が進み、他の方々への感染があってはならないからだ。

今朝の当地地元紙、C新聞の社説には、政権党たる民主党の、その政治姿勢の正統性が疑われる事態となっている旨が記されていた。確かに、消費税上方改定の構想ばかりが先行し、一体として扱われるべき、生活保護のあり方をも含む社会保障の次の姿をどうするかのビジョンを明らかにしない。あるいは「できない」のであれば、その旨を正直に説明すべきではないのか。又、どうしても財源問題が避けられないならば、他の先進国では既に常識となっている、納税者番号制度の創始へ向け、なぜそれこそ政治生命を賭す位の強い動きができないのか?野田大臣は議員当時「官僚の天下り先に巣くう、シロアリの退治が大事」と仰った事と共に、それこそ不退転の強い意思を持って取り組んで頂きたいもの。大臣と財務省の指摘を待つまでもなく、我国の財政危機は深刻レベルだし、最早浅薄なプライバシーなどに拘泥している場合ではなかろう。

もう一つ、ある知友の方々が触れていらした様に、若狭湾のK電力 大飯原子力発電所の再開問題もある。初めは安全に関する独立機関による厳しい審査をクリアしなければ、再開なしとしておきながら、ここへ来て、より甘い暫定基準で短期間の運転を認めようとしている様だが、一朝事あれば、放射線の悪影響を強く被るのは当地の我々だ。生半可な基準では、断じて認める訳には参らない。それなら、安全度を確かめた上で、震災被災地の瓦礫でも受け入れた方が、余程マシであろう。

社会保障も税制もエネルギー問題も、野田政権はバックを固める民主党の正統性を守り、強い意思を持って取り組まなければならないはずで、それができなければ正統性を放棄したとみなされ、国民市民の信頼を一気に失う事だろう。こんな事では、次の衆院総選挙の勝利など、勿論覚束ない事であろう。ようやく決まった内閣改造にしても、対応が遅きに失した印象は免れない。前回話題にしたスポーツ、芸術の世界の秀逸な方々との落差も、更に拡がる一方であろう。

と、政治の話はこの位にして、今月は梅雨の時季とて、これまでのこの時期は正直低レベルな読物を連載して参ったのだが、今年はどうしようか思案中。まあ、余り芳しくない所も残しながら、政治社会の事共にも触れながら進めようか、とも考え中。仮題は現状「五条河原落書(らくしょ)」として、古の英傑、源 義経と弁慶の各偽物に登場願い、対談の形にて進める方向で考えております。まあ毎回ふざけた内容ではなく、真剣討論の回も設ける様にするつもりです。

後、遅れましたが、今春の拙写真帖「花曇りの下で11~12,s」が一応の完成を見ました。諸事多忙もあって、中々撮影の機会に恵まれませんでしたが、お陰様で何とか体裁を整える事ができましたので、折にご笑覧下されば幸甚。拙HP別室の写真帖欄⑭番に、入口アドレスがありますが、今回よりは拙ブログにも、以下に入口アドレスを設けますので、必要に応じご利用下さる様。ご意見ご感想は、ゲスト・ブックの他、拙ブログのコメント欄もご利用頂けます。まずは、お知らせまで。

http://opa.cig2.imagegateway.net/s/m/album/CKCPxVupdJp

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