Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

偽!桃太郎伝説Ⅹ

2006-07-22 22:35:13 | 日記・エッセイ・コラム

今日は梅雨の晴れ間。雨続きだった「緊張」の様な物が一時緩んだ様な風情だった。

それを真似たのか、作戦司令室での猿の粗相の一件が落ち着き、義理の両親の目がひとまず行き届かなくなった偽!桃軍団。お舘偽!桃の「精神論的緊張感」も長続きせず、又ぞろいつもの調子に戻りつつあった。

偽!桃「いやぁ~、何かデカい屁を一発こいた後みたいな爽快感やな~。」

犬「何ですか~それは?そんな変な臭いが漂って来る様な事仰らないで下され。特に今は夏ですぞ~!」

雉「いかにも!ワン公に1票!お舘のご見解は露骨に過ぎまする~!」

偽!桃「そうかぁ~?俺は哲学の梅原 猛博士の仰る様に、思うままに素直に、自分の気持ちを表わしただけのつもりやがー・・・。(と言いながら、又もやブウゥ~ッ!と船の霧笛の様な、長くて臭気に満ちた放屁を一発!)」

犬と雉「お舘、マジで我々を殺すおつもりですか!?1度ならずも2度までも!あのお目にかかった時の偽団子の一件を、よもやお忘れになった訳ではあるまいに!」

偽!桃「コラ、主君に向って何をこく!そんなつもりは全くないわな。まあ吉備団子の予定がゴキ団子になっちまった点は謝るが。」

犬と雉「そうですか。まあ良いでしょう。我々も言葉が過ぎたかも知れませんし。所でお舘、爽快感で思い出したけど、又もや猿めが消えてやしませんか?」

偽!桃「おお、そうだそうだ!忘れていた。あの野郎又もやどこかへ失せやがったな。」

偽!桃太郎の言葉も終わらない内に、作戦司令室の裏手からゴソゴソと物音がする。それと共に「ウヒウヒ、アヘアヘ・・・」などと上ずった様な呻き声がするのだった。

犬「本当に真性のアホバカやな、あいつ!全然、懲りてない!」

雉「思ったとおりや。場所を変えりゃ済むとでも思っとるのか、全く!?」

そして暫く後に「フゥ~、スッキリ!爽快や~!」と異様な歓声を上げる困った猿一匹・・・。

偽!桃と犬と雉「コラお前!作戦室を出りゃ良いってなモンやないど~!」

猿「いや~各位、申し訳ない!イカんとは思いながらつい・・・。」

偽!桃「もう言い訳は必要ないわい!マジでエテ公の処分を考えなあかんなこりゃ!」

お舘がこう言い放った直後、偽!桃軍団の耳に、こんな掛け声が伝わって来るのであった。「ファイト!ファイト!ファイト!」(続く。本稿はフィクションです。)Dscn1363

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梅雨の晴れ間

2006-07-22 21:57:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

今夏は全般に、梅雨明けが遅れている様ですね。
今日の当地は一応晴天に恵まれましたが、あくまで梅雨の晴れ間。長雨の主役たる梅雨前線は未だ、太平洋岸にてマラソンを続けており、明日からは北上して本州各地は雨模様となりそう。既に南九州、山陰、そして長野県下は大雨による大規模な水害に見舞われて多くの人的被害を生じており、二次災害が大いに懸念されます。

所で特に今世紀に入ってから、梅雨時や9月の長雨の時期に、短時間に記録的大雨に見舞われるケースが頻発しています。
思えば2000=平成12年に当地を襲った東海豪雨も9月でした。この時当地名古屋は1時間雨量が未曾有の93mmを記録、都市の排水機能の限界を上回り、市内随所にて土砂災害や異常出水、交通路の冠水に見舞われました。又、10名を超える犠牲者を生じてしまったのが本当に遺憾でした。

先日夜の報道番組にて紹介されていた見解ですが、近年の大雨は、近現代に至って深刻化した地球温暖化が大きく関係しているのではないか、との由でした。この事はおおむね間違っていないと思います。
古代より人類は、火を使う事によって自らの文明を推し進めて来ました。中世までは火力使用の質量共にゆるやかな増加に留まっていたのですが、18世紀後半に欧州にて勃興した産業革命により、状況は激変して参ります。

強い石炭火力を多く使用する事によって得られる豊富なエネルギーを利用した重化学工業は瞬く間に米大陸やアジアなどの世界を席巻、それと前後して一般国民の生活も多くの火力を消費する事によって向上しました。
20世紀途中よりは、エネルギーの主役が石炭から石油にとって代わり、米合衆国が主導する「大量生産、大量消費、大量廃棄」の流れに他の世界が追従する形が長く続きました。
しかしこの事が地球の温度上昇に繋がる温暖化ガス、CO2の膨大な放出に繋がり、僅か2世紀程の間に地球の年間平均気温は2度近くもはね上がってしまったのです。気温が上がれば雨の元たる海水温も上がる。全ては人類の進化と無関係ではないと思われます。

困るのは、主に大都市部の所業が原因となって生じた大雨による水害が、地方の山間の方々を襲って多大な被害を生じている事です。温暖化対策に強く速やかに取組むと共に、こうした災害に普段よりどう立ち向かうのか、防災対策とそれに伴う公共事業のあり方が、強く糾されている様に思います。*(雨)*
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