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Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

一流の音楽、三流の政治

2011-02-20 00:03:00 | 国際・政治

コナサン、ミンバンワ!春先とあって、朝晩を中心にまだまだ寒さが続くが、陽が長くなり始めた事もあって、晴れの日中などは、少しは暖かさを感じられる様になった当地愛知ではある。梅の便りも届き始め、拙地元の名所も、そろそろ見頃かと言う所ではありますね。

さて今週は、我国音楽の世界にて快挙があったのはご存じかと思う。実力派グループ「B,z」のギター奏者 松本孝弘さんを筆頭に4名の日本人音楽家の各位が、米合衆国の音楽最高の栄誉、グラミー賞の同時受賞に輝いたのである。松本さんは、歌唱を担う稲葉浩志さんと共に20年を超える活動歴を誇り、我国での通算作品売上数は4000万超、詞曲、演奏の両面で世界的にも高評価を得ていた所へ、米合衆国のギターの実力者 L・カールトンさんの招きで同国にての昨年の共作が決め手となり、積年の目標だったグラミー賞受賞へと繋いだもの。ピアノ奏者、内田光子さんらと共に、今回の受賞を心より奉祝致し、これからも地球規模でのご活躍を祈りたいものだ。更に、分野は異なるものの、宇宙開発分野にて、国際宇宙ステーションの建設に尽力された若田光一さんが次回の任務にては宇宙船々長となる事が決まり、こちらも喜ばしい限りではある。

この様に、我国の技の所、音楽や宇宙技術の輝かしい先端ぶりとは裏腹に、政治の方は益々遺憾な三流ぶりを露呈している。菅政権は、社会保障と財源の問題を中心に、内外に山積する諸問題取組みへの大きな進展を見せる事なく迷走を続け、先だっては、不正資金疑惑を抱える小沢一郎元幹部に近い十数名の議員が事実上の造反に走る始末。過日も申したが、菅内閣総理大臣の統率力不足もさる事ながら、民主党自体の意思統一がいつまでもなされず「顔の見えない」状態が延々と続いている事に、国民市民は嫌気しているのではないだろうか。

衆参両院にて、総数の2/3以上の安定多数を確保しなければ望ましい議会運営ができず、通すべき法案も通らない事態は、一昨年政権交代した時から分っていたはずであり、万が一にも小沢元幹部の所にて問題になっている様な資金疑惑の問題などが生ずれば、直ちに下野中の自由民主、公明両党などと立場の違いを越えての協議や相談などを厭わない姿勢を持たなければ政治社会が回らない事は、俺の様な愚か者でも目に見えていた事だ。他の先進国にあっては、一度今の我国の様な状況に陥れば、対立する政党であっても、挙国一致の言葉の意味を良く理解して、難局打開へと進む事ができる態勢を築いている国が大半であると聞く。もし、我国にそれができなければ、その時は世界の笑い物となりかねず、為に国際的信頼も薄れる一方であろう。更に、輸入食糧や産業資源の入手が困難となり、国内経済が危地に晒される事態すら考えられよう。

折しも、昨年初大震災に見舞われた中米ハイチ国にては、被災当初より復旧に尽力した我国自衛隊の支援部隊が三次目を迎え、数百名の隊員各位が社会資本、医療衛生の各分野にて引き続いての支援を続ける事となったが、その姿勢を全うに評価せず、短絡的に軍事行動と結び付けて揶揄する不逞の輩があると聞く。先日「限りなく教育的でない教育研究集会」を開いたとされる日本教職員組合もその手合いであり、全国紙S新聞の記事によれば、同組合の教員の中には、自衛隊の国際連合平和維持活動PKO参加を悪しざまに言う者もあるとかで、生徒達がそうした活動を評価すると、妨害を図る向きもあるのは大いに遺憾な事である。そんな組合の尻押しをする様な政権参加の資格なき社会民主党などと、懲りもせず再連立を目論むなどとは一体懲りる事を知っているのか?と党人格までをも疑いたくなってしまうのも事実である。

その様な不良な組合活動をも容認する今の民主党。最早チャランポランの域と申せる統一意思の欠如ぶりからは、どうも初めから政権を担う力量に欠ける嫌いがあったのは本当の様だ。菅内閣の退陣を唱える向きが日毎に増える中、俺はそれより衆議院解散総選挙を速やかに実施するのが筋だと思うが、如何なものだろうか。

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