Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

報道メディア→怒ったら拙いだろ?

2018-06-25 21:20:48 | 国際・政治

森友・加計両学園問題や、働き方改革法案審議のあり様など 難問を抱える安部自公政権だが、外交や経済対策への前向き評価などもあって、一定支持を回復して来ている様だ。この9月には 自由民主党総裁選とかで、3選を目指す安部総理大臣としては ここらでもう一度 支持を上向きにして、総裁選に臨みたいという事だろう。拙者は、条件が整えば 安部政権を交代させても良いと考えてはいるが、内外の情勢を考えると もう暫くの続投の方が良いのでは?とも愚考する所だ。

確かに 石破元防衛相や岸田前外相などは、総裁選出馬に向け準備中だと言われ、野田総務相も 初の女性総理を目指して出馬の意向だとも聞いた。選挙活動は自由だし、安部政権の信任投票になるのも如何かとは思うが、同現政権の閣僚中には 河野太郎外相の様に、少なくとも一定期間は続投を願い 仕事の成果を見極めるべき有望な人物もある。安部総理大臣自身も「まだまだやる事があって・・」と述べられており、とりあえずは 3選というのが、現状最も堅い選択なのかという気もする所。勿論、総裁選となれば それは複数の候補が正々堂々と勝負をして頂きたい。それと「森加計」の件は、政策を論じるべき両院本会議ではなく、特別委員会や党首討論の場などでの質疑を願いたいものだ。

その一方、報道メディアの受け止めは 必ずしも芳しくなさそうだ。先日も、某TV番組にて、反安部政権側のジャーナリストや弁護士など複数が「報道メディアは、もっと怒るべき」という意の見解を表していたが、ちょっと待て。その「怒る」がどういう意味だかを分かって表しているのだろうか?

国の主権者たる国民市民が、主体的に受け止め判断すべき 政治社会の情報を、報道メディアは中立公正に伝えて、主権者に問うべき立場だろうが。それを「もっと怒れ」では、報道メディア組織自体に、世論操作や印象操作をしても良い、との誤った信号を送る事になりはしないか。インター・ネットの発達もあって、一定は複数の角度からの情報を目にできる様になったとはいえ、一定年齢以上の高齢層などには、まだまだ新聞や TV、ラジオ報道から情報を得る向きも多いのである。

そも、仮に 報道メディア多数派の意に沿わぬ事共を主権者が望み、立法や行政などが その実現に向け動いたとしても、それに対する批判や問題提起を冷静なレベルに留め、怒りを抑え 落ち着いた態度での伝達に勤めるのは、報道メディアの真の使命ではないのか。前述の発言者達は、そうした 本来あるべき姿勢を無視し、放棄しようとしていると見られても 仕方あるまいて。

この一事を拝見しても NHKを含む報道各社局が「正義の怒り」を装って、世論や印象を 恣意的に操作しようとする不良願望を有する事が発覚した。であれば、我々複数の主権者も、こうした動きに対し 冷厳な観察眼をもって向き合わざるを得ないという事だろう。かねて構想され、最早 経済協力開発機構 OECD加盟 30余カ国中 未実施は我国だけといわれる 電波オークション制についても、その冷厳な実行を、立法府や行政の庁に対し 強く求めて行くべきだろう。今回画像は当地近所、尾頭橋付近の堀川河畔に昨年まで見られた 立葵の様子。護岸工事の進行などで、現在は見られない光景です。向こうを行くのは JR東海道線。


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4 コメント

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Unknown (のん子)
2018-06-26 15:04:27
私は安倍さんに続投してほしいです。

トランプさんの安倍さん信頼度は高いと思われますし、長期政権は海外でも信用度は高くなります。

特に拉致問題の解決は安倍さん以外では無理と思います。
将来的には河野さんも良いかもですが。

反日マスコミを潰すことは出来ないのでしょうか?

お写真の構図、ステキです♪
返信する
ご見解御礼 (HAKASE(jnkt32))
2018-06-26 20:26:50
のん子さん、今回もご見解を有難うございます。

政権与党、現職の安部総理大臣に匹敵する力量の後継
が現われていない以上、仰る様な続投が、結局は最善という事でしょう。

「北」による拉致事件解決にしても、現職の安部総理が今
は最善と思われ、任期中に 河野太郎外相に後継を託せる
態勢に持ち込むのがベストと言えます。

朝日新聞や岩波書店、TBS-TVやネット誌・リテラみ
たいな
反日メディアは、力で潰す事は難しいので、結局は 
読者が見識を持って無視(スルー)するのが一番でしょう。
報道の田原総一朗、青木 理(あおき・まこと)、望月衣塑子や
菅野 完(すがの・たもつ)、学界の山口二郎の各位、
左翼脳の喜劇芸人 村本某なんかも、そういう向合い
でよろしいかと存じます。

画像のご感想も一礼です。運河沿いのこの光景、昨夏
以降 護岸の改修などで、ご覧頂いた立葵は 現在は
除去され 見られなくなってしまった次第。それだけに
「撮っておいて良かった!」と 今は思いますね。
まずは お礼まで。
返信する
ごもっともです。 (onecat01)
2018-06-28 20:20:05
HAKASEさん。

 言われる通りです。もっと、安倍政権に対して怒れとは、見当違いの意見ですね。

 国民だって、馬鹿ではなく、安倍総理を、無条件に支持しているのではありません。

 後継者がいないことも、支持の理由の一つですが、その前に、国民は、偏向のマスコミに対して、怒っています。その次に、そのマスコミに顔を出し、「もっと怒るべし」などと、つまらない意見をいう人間共に、怒っているのです。

 安倍総理への怒りは、三番目だということを、彼らは知るべきでしょう。

 立葵の、柔らかな花が、心を優しくしてくました。電車も、花も、人の気持ちを優しくしますね。ありがとうございます。
返信する
今は佳(よ)き記憶 (HAKASE(jnkt32))
2018-06-29 00:02:30
onecat01さんも、ご見解を有難うございます。こちらそ、
貴評価に勇気づけられる想いがする所です。

「報道メディア 怒るべし」・・これは、極めて危険な
思考だと心得ます。明らかな世論操作、ネットに馴染みの
ない高齢者などは簡単に動かされてしまいかねず、断じて
認められるものではありません。

拙者も 決して濃い安部政権信者ではなく、可能なら 
与党内の別の人物に交代を願いたくも 有力後継が不在
の現状では、続投やむなしの選択も、当選残されるべきで
、メディアには そうした所を正しく誠実に伝える使命
を帯びているはずですが、「怒れ」発言は その使命に対
する重大な背信であり「後戻りできない国民的不信」を
買う事が懸念されると心得ます。

画像のご感想も感謝です。この場所の 見事な立葵も去年まで。
今は、護岸修繕の必要もあってか 姿を消してしまった次第。
完成の暁には、又花々に戻って欲しいと願うのは 拙者
だけではない様です。まずは お礼まで。
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