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Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

性的少数派 LGBT勢力との向き合いは、西田自民参議の姿勢に学びたい

2023-02-07 15:55:36 | 国際・政治

今日のメディア報道の動きは、首都圏初め全国で続発した広域強盗致死事件など複数の指示役とみられる 4容疑者の対日強制送還決定と、三菱重工グループの 久々の国産ジェット旅客機実用化を目指すも挫折との残念な報が双璧の様だ。前者の迅速な決定につき、4容疑者が居たフィリピン国政府と関係各位の尽力には一言の敬意と労いを表したい。その上で、我国警察当局による 全国民への脅威ともいえるこの事件の全容解明と、関与の連中の厳正な処分を求めたい。後者の MSJ計画挫折は拙者も残念だが、又回を改めて触れられたらとも思う。

本題です。これまで触れるのを控えてきた 性的少数派 LGBTに纏わる事共だが、控え目にでも言及した方が良いのだろうか。先日問題化した 結局は更迭された一総理補佐官の露骨な拒否反応的言動は勿論論外だろうが、かといって LGBT勢力が多数派である様な取り上げ姿勢もどうなのか。今も手探り状態の現状だが、探してみると それなりの光明の様なものがない訳でもなさそうだ。それにつき、今日の産経新聞ネット記事を引用して みて参ろうと思う。

「自民・西田氏『差別禁止は分断生む』LGBT法案」

自民党の 西田昌司(にしだ・しょうじ)・政務調査会長代理は 2/7、性的少数者(LGBT) への理解増進を図る法案に関し「差別の禁止や法的な措置を強化すると、一見よさそうに見えても人権侵害など逆の問題が出てくる。社会が分断されないような形で党内議論をしていきたい」と述べた。党本部で記者団に語った。

法案を巡っては 2021=令和 3年に自民を含む超党派の議員連盟が通常国会への提出を目指したが、自民内で「差別は許されない」との文言に「訴訟の乱発を招きかねない」などと批判が集中し、国会への提出が見送られた。

西田氏は差別禁止につながりかねない文言について「かつて人権擁護法案やヘイト・スピーチ禁止などが議論されてきた。進める人は禁止規定や罰則と言う。(しかし)それは社会分断させてしまうのでよくない」と強調した。

西田氏は 超党派議連がまとめた法案をベースに議論を進めることに関しては「反対だ。いったん廃案になっている」と指摘した。「自民で議論されて採択されなかった。同じことを蒸し返すと分断だけ生んでしまう」と語った。差別禁止でなく、理解増進という形の法案になった場合には「混乱なくできるのではないか」との見通しを示した。(引用ここまで)

法律上の同性婚など LGBTの価値基準が我々保守側とは遠いものであるのは事実だ。その一方で そうした勢力が少数に留まる様な平和的努力をしつつ、特に大都市部などでは 何とか上手く折り合いをつけた方が良い状況が一定あるのも事実だろう。

当然の事だろうが、LGBT勢力を一定認知・尊重する為の法制面の姿勢は、平和安保に関するそれなどとは異なる視点で語られるべき。具体的には どんなに注意しての言及でも、差別禁止規定やそれに伴う罰則などが安直に定められると、左派勢力や左傾メディアの所謂「言葉狩り」を増長しかねないからである。西田代理は ご自身もそうした場面を幾つもご覧になってきたので、その所に留意しながらの引用記事の様なご見解に至ったのだろう。

日本国憲法が謳う「個人の尊厳」は等しくあるべきは理解する。が、性的少数派 LGBTとの拙向き合いは「差別はせぬが、過分に与する事もしない」云わば「是々非々」の姿勢が取れればとも思う所だ。勿論あくまで少数勢力に留められる事が望ましいし、そうした平和的努力が我国社会にも求められるのだろう。西田代理のご見解は、我国古来の「和を以て尊しとなす」所も相当に留意されていると思う。多様性も分断に繋がってはいけない。左派勢力は喜ぶだろうが、この「和」こそが 我国の「平和の礎(いしじ)」であり、LGBT勢力をも含む「多様性」もそれを基に考えられ、一定の尊重をされるべきと心得る者だ。

要は「穏やかで健全な日本的バランス」の思考を基に、こうした新しい少数勢力とも向き合うべきという事だろう。今回画像は先月後半、静岡方面からの帰途 偶然遭遇した名古屋市営地下鉄 7000系電車の名古屋鉄道・名古屋本線を回送運転される姿を。同鉄道の下り特急に乗車中、当地東方の岡崎市内で待機中を目撃。「もしかすると」と思い、熱田神宮傍の 神宮前駅で他の撮影者と共に待機の所、捕捉が叶ったもの。どうやら 1駅しかない 上飯田線用の車両らしく、名古屋鉄道小牧線とも相互に乗り入れ直通し、整備など保守の面倒も 同鉄道の犬山基地や岡崎・舞木(まいぎ)工場で行われている様です。


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Unknown (のん子)
2023-02-07 20:13:25
この問題は難しいですね。
身近に該当者がいないので。

でも世界的には容認の方向だそうですので、日本の事情も取り入れながら慎重に対処でしょうか。
返信する
我国の事情に合った向き合いが良い (HAKASE(jnkt32))
2023-02-08 00:51:44
のん子さん、今回もご見解を有難うございます。

今回拙記事の問題は、仰る様にデリケートな所を含み
、対応が難しい所はあると思います。

一定の認知は世界の趨勢は認めますが、やはり現実面
は 我国の事情も汲んだものにすべきですね。その点
西田参議のご見解は かなりの所でそれに沿った思考
ですので、拙者も基本同意するものです。
まずは お礼まで。
返信する
西田氏の意見 (onecat01)
2023-02-08 17:27:39
HAKASEさん。

 かって西田氏は、ヘイトスピーチ法を自民党の中で積極的に推進した人ですから、ご自分の痛い経験を踏まえての意見だと思います。

 罰則のない法律でしたので、裁判が多発することにはなりませんでしたが、「心の問題」を法律で解決しようとすれば、無理が生じます。

 ヘイトと一口にいっても、受け取る側の気持ち次第で、傷つき方が違います。ああそうか、それがどうしたと聞き流す人がいるかと思えば、気に病んで死を選ぶ人もいます。

 精神規定は法律に馴染まないのですから、西田氏の意見は経験の上に立った言葉で、重みがあります。

 私も、国益を損なう反日左翼の言動をブログで批判していますので、「他山の石」としなければなりません。

 反日左翼の人々が、LGBTを主張するのは、これらの人々を大事にするというより、政争の具として利用しているところにあります。彼らの目的は 、LGBTの人々を受け入れる社会を作ることより、これに反対する人を扇動し、社会を分断させ騒ぎを起こす方に力点があるという、不純な面が目立ちます。

 性的マイノリティーの人たちは、生まれながらに体質的にそうなっているのですから、偏見や暴言をやめ、受け入れれば良いのだと思います。

 大学時代の同級生に、一学期は男子だったのに、夏休みが明けると女性になったいた人物がいて、驚いたことがあります。

 さすがに嫌がらせをする者はいませんでしたが、学年末には、おばあちゃんが住むフランスへ行ってしまいました。やはり日本は、暮らしにくかったんですね。50年以上前の話です。微妙で、難しい問題ですが、あの頃に比べると今は共存する雰囲気が生まれつつある気がします。

 貴方のご意見に賛同いたします。

 
返信する
「繊細にして微妙」は事実 (HAKASE(jnkt32))
2023-02-09 00:19:49
onecat01さんも、ご見解を有難うございます。

本当に LGBTの事共は個人の尊厳に関わる繊細な所も
あって、拙者はこれまで触れるのを控えて参りました。
否、避けていたと申すのがより適当かも知れません。

「精神規定は法律に馴染まない」誠仰る通りで、そう
した所も、拙者がこの問題と距離を置いていた理由と
言えるのかもですね。

その距離を一定でも埋めて下さったのが、西田参議
の今回拙記事で取り上げたご見解でして。

「差別禁止」なども殊更に法規定にしない方が良い
との見方を、拙者も支持するものです。貴見解の通り
左派勢力に政局利用され易いのがその理由です。

LGBT勢力は あくまで少数派のはずですが、左派
勢力や左傾メディアはややもすると恰も多数派の様
な取り上げをする。ここは注意して峻別しないとと
いう所です。

個人の尊厳を重んじて 一定の受け入れは必要です
が、国・地域としての伝統的流れを乱す程の影響力
を持たせる訳には参らないのも事実。そこは平和的
なやり方で、国内域内の伝統的「和」を保持すべく
知恵を絞るのが 我々日本人に求められる知恵だと
心得ます。

今回拙記事の主張は、あくまで途上です。ご理解には
心より感謝致す次第ですが、今はまだ一定のご支持
に留めて下さった方が良いかも知れません。まずは
お礼まで。
返信する

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