Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

猛暑~安全に携わる方々への配慮も必要・他

2019-08-12 13:20:15 | 社会・経済

猛暑の続く今夏も「終戦の日」が近づいた。300万超ともいわれる戦没並びに戦災犠牲各位への深い弔意は当然だが、詳しい拙見解は次回辺りに譲りたく思う。我国にも加害、被害の両面ある事は承知しており その事はどちらも重く受け止めるべきも一定自覚はしているが、ひとまず一昨日と昨日の両日 3回目の実現をみた北方領土の空路墓参に関連し、同行中の我国報道関係者複数が、露現地警察から違法取材の疑いをかけられ 罰金を請求される事案があった。外務省などが調査の結果 その様な事実はなく、抗議した所 露警察側が引き下がった由。こうした事からも、我国は大国から低く見られている印象を新たにしたものだ。

この事案を報じたのは、我々保守側に近い思考的立場の読売、産経両紙だった。現地警察に疑われたのは他社局の関係者複数だが、自らが 自勢力の関係者が言わば「被害」に遭った以上 当該社局が真っ先に国民市民向けに大きく報じるべきではないだろうか。直に関わっていなかった読売、産経両紙報道に先行される様では、何の為の「報道の自由」だか訳が分からないではないか。因みに露警察から嫌疑の対象となった社局は、分かっているだけで共同通信と TVAの両局である。

本題です。拙趣味の絡みで恐縮な想いもあるが、取り上げる次第。日本海側の JR羽越線にて、旅客列車運転士の方が折からの暑さで脱水症状に陥り 一時列車運転を見合わせる事態があった。昨年だったか、当地東海地区の JR線でも問題となり、徐々にだが運転に際しても 安全に支障なくば乗員各位の適度の水分補給は是とされる認識が広まっている様だ。今夏は路線バスでも同様の問題が指摘されているが、窓回りのグラス・エリアの大きい列車やバスの運転席は 冷房付といえど日中の温度上昇は想像を超える様で、そこから水分補給を必要とする声が強まったのではないか。

賛否が分かれる現状は分かっているが、事は乗客多数の命の安全に関わる。実害に準ずる事例が指摘された以上、乗客となり得る立場の我々も そうした事共への理解を深める必要がありはしないか。列車の場合は運転席背後の窓仕切りを下ろす事で 乗務の方の水分補給機会が持てるだろうし、それができない路線バスでも「夏場は乗務員の水分補給があり得る」旨を車内に明示するケースも出始めていると聞く。もう以前とは次元の異なる危険レベルの猛暑である以上、公共交通乗務各位の必要な水分補給は「安全対策」そのものと申して良い。

同じ問題は、医療機関でも生じている様だ。高齢の拙親達に付き添って病院へ赴く機会もあるが、診察室では医師、看護の方々向けの飲料水備え付けが普通の光景になって来た。病院窓口には こうした事にさえ苦情や異論を声高に唱える投稿がある様だが、もしも水分補給ができず医療関係の方々が体調を崩し それが原因の医療事故などが生じたら、一体誰が責任を取るのだろうか。浅薄な「言論の自由」の問題では済まされない。苦情も異論も、どうしてもやむを得ない必要最小限の事象に対してのみ唱えるべき事であり「寝食を抜いてでも仕事!」などという愉快犯的な暴論を呈する為の手段ではない。

先日のある TV報道では「猛暑と闘う働き手の方々にも配慮が必要」との論調を打ち出していたが、当然の事と心得る。運輸や医療に留まらず、建設や他分野の営業、末筆となったが外務の多い報道各位も同様だ。拙者は折々報道関係各位を批判するのは認めるが、必要な水分補給初め 猛暑との向き合いには同意する次第。今回画像は昨夏 小田原市内で初目撃した小田急電鉄の新型展望特急列車 GSEの様子を。後 遅れていた拙平成期最後の写真帖が一応完成しましたので、以下に入り口をリンク致します。各画像右側ⓘマークのクリック又はタップにて、拙コメントをご覧になれます。ゲスト・ブックが備わりませんので、ご意見ご感想等は拙記事コメント欄をご利用下されば幸甚です。 「平成惜別 前編」https://opa.cig2.imagegateway.net/s/cp/CCezwvDGBYG  「平成惜別 後編」 https://opa.cig2.imagegateway.net/s/cp/CarmXkwcRg2

 


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4 コメント

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Unknown (のん子)
2019-08-12 15:25:15
左翼マスコミは自分たちにとって都合の悪いものは報道しない自由をします。
主張したいことは時には嘘も交えて大袈裟に伝えますのにね。

水分補給を非難する人の方が可笑しいです。

返信する
実在する「報道しない自由」 (HAKASE(jnkt32))
2019-08-12 19:30:02
のん子さん、猛暑下のご見解を有難うございます。

拙者も触れたくはないんですが、「報道しない自由」は貴
指摘の通り 間違いなく存在すると信じます。

真夏の水分補給は、立場を問わず大切で、かつての精神
至上主義みたいな捉え方はもう終わった見方だと拙方も
思います、

まずは お礼まで。残暑厳しい折、ご家族と共にご自愛下さる様。
返信する
 「平成惜別 前編」・ 「平成惜別 後編」 (mie...*)
2019-08-16 15:17:01
お久しぶりです
新作の写真帳 拝見させていただきました

昨年秋の紅葉から
平成最後の桜の写真へと
季節の移り変わりを堪能いたしました

復古色ディーゼル気動車とか、
豊橋の路面電車とか かわいいなぁ~~って
思いました(^^)
それとは打って変わって
最新の特急列車「GSE」は
なんてかっこいんでしょう!
一番前の席に座ってみたいものですね^^

定光寺駅のSL塑像に気づくとは
さすがHakaseさん!^^

列車と桜の写真
下の別アングルから撮ったという写真が好きでした

お忙しい中の更新
お疲れさまでした
また次の新作を楽しみにしております

追伸 ブログへメッセージありがとうございます


返信する
ご閲覧御礼 (HAKASE(jnkt32))
2019-08-16 19:20:49
mieさんも、猛暑下の拙欄と写真帖ご閲覧有難うございます。
こちらこそ、モンゴルご行程や十勝晴駅の近況画像など有意義でした。

静岡・天竜浜名湖線の復古調ディーゼル気動車、豊橋の路電東田線のビア・ホール列車など 我々への上手
いアピールで毎度魅了させられます。JR東海道線など
他の撮影と引っかけてできるのも良い所でしょう。

小田急電鉄の新特急列車・GSEには本当に時代の推
移を感じさせられました。拙学生の頃、小田急沿線の
某個人宅に居候していたのが 40年近く前ですから、当
然ではあるんですが。いつかは先頭展望席の乗車をと
も思う反面、この造作は名車・パノラマカーを輩出した
当地の名古屋鉄道がすべきだったとの想いも強くありまして。

当地北郊、春日井の定光寺駅傍で見つけた SL塑像
は、ホント大人の目の高さに位置していて、少しくすん
だ表情が好感でした。丁度あの頃、現役だった蒸機の
重ねた年輪の様にものも伝わって来た気もします。

桜の列車の画像は、拙故郷・東三河にてのものと思わ
れますが、本当に今春は花の感じが今一で、少し気を
揉む所でもありました。又来春に期待です。
まずは お礼まで。残暑の折 どうかご自愛を。
返信する

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