Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

既定だろうが、立憲共産党政権はあり得ない

2023-11-05 20:45:29 | 国際・政治
旧民主党政権下の総理経験者、菅 直人(かん・なおと)衆議より、次回衆院選は戦局、比例区のいずれも不出馬の表明があったとか。現在 77歳の高齢を考えれば至当といえるも「前言を翻(ひるがえ)す」事もあり得る。ここはそういう事のない様、一応は注視した方がとも思う所。因みに完全な政界引退ではないらしい。

その立憲民主党。現在は可能性が遠のいたともされる 次期衆院選向けに他の野党連携や選挙協力も画策中との指摘もあるが、ありそうで実は怪しいのが 対日共連携だろう。同党左派の一部勢力は乗り気の様だが、大支持母体の労働団体・連合はこの連携に不同意の様だ。

中途半端な対処をすると、泉党執行部の命運をも左右しかねないと愚考する者だが、支持政党ではないので まあ良いか。以下 昨日の読売新聞ネット記事を引用して みて参る事に。

「『立憲共産党』の批判を恐れ・・立民と共産、連携合意のはずがズレる認識」

次期衆院選での連携に向け、立憲民主党と (日本)共産党との間で認識のズレが表面化している。立民が 小選挙区で野党候補の一本化を進めたい意向を持ちながら、「立憲共産党」との批判を避けたい思惑から 曖昧な姿勢を示しているためだ。共産は 連携には政策協議が必要だとして、立民への圧力を強めている。

(この)10月の衆参 2補欠選挙では 野党候補が一本化された結果、参院徳島・高知選挙区では勝利し、衆院長崎でも接戦に持ち込んだ。これを受けて、立民の泉代表は 投開票日翌日の 10/23、国会内で共産の志位委員長と会談した。

志位氏は会談後、次期衆院選について「連携して戦っていくことを 党首間で合意した」と主張し、10/25 の記者会見で「政策面での旗をどう立てるかが大事になる」と語った。

これに対し、泉氏は 10/27の記者会見で「野党議席の最大化を各党に伝えた。
合意と呼ぶかは 各党の考え方だ」と述べ、共産との温度差が浮き彫りになった。立民と共産は、約 50小選挙区で候補者が競合している。立民中堅は「共産が候補者を取り下げてくれれば、選挙区での勝利が近づく」と候補者調整に期待する。

ただ 立民を支援する (労働団体)連合は 共産との連携に否定的で、国民民主との選挙協力を求めている。泉氏は連合に対し「共産との共闘や 選挙協力をしない考え方は変わっていない」と説明したという。

立民と共に連合の支援を受ける 国民(民主) の玉木代表は、立民と共産の連携合意に反発し「共産と協力する党とは 一緒にできない。泉氏は合意を明確に否定していない」と批判、一部で進む 立民との選挙協力の見直しにまで言及した。

そもそも 10月の衆参 2補選で野党候補が一本化されたのは、日本維新の会が 自らの判断で候補者擁立を見送ったからだ。維新は 次期衆院議選で野党第 1党を目指しており、野党連携の枠組みに加わることを 明確に否定している。立民ベテランは「維新も含めた調整を図るべき時だ。共産との連携は 取り沙汰されるだけでもマイナスで、水面下で調整すればよかった」と泉氏を批判した。(引用ここまで)

別報道によると、泉立憲民主代表は 小沢一郎・元民主幹事長らと共に 5年後を目標に政権交代を目指す旨 表明を行ったとされる。まぁ恐らく実現しないだろうが。

主な理由は、多くが前述引用記事中にある。主な所はまず 日共との選挙協力や政策連携が 大支持母体の連合から支持されないだろう事。泉党代表による、明らかにブレた連合向けの説明が全てだろう。又 記事末尾にある立憲民主古参議員の呟(つぶや)き「水面下で調整すればよかった」の言葉にも表れる、必要な情報秘匿力のなさも大きな一理由であろう。

立憲民主党は 何も枝野前執行部だろうが、泉現執行部だろうが、政党組織としての信頼性に大きく欠ける。岸田現政権も大差ないかもだが、それにしても先の補選 1勝は決して立憲民主の地力ではなく 誘導巧者の左傾メディアによる所も大きかったのではないか。

某ネット記事によれば、立憲民主を含む左派野党は、在野の内は「自由ガー!平和ガー!反差別ガー!」などと理想論(その内相当部分が空想論!)を喚き立てるも、一度政権に就くと 専制化し易いとの指摘があった。ここは拙者も同感だ。つまり「立憲共産党政権」樹立などという事態ともなれば、我国内も 中共や北鮮などと大差ない 専制体制と化すリスクが大きくあるという事だろう。決して認める訳には参らないし、多くの有権者各位は その事にお気づきである事を信じたい。

今回画像は、今年半ばに 熱田神宮近くの名古屋鉄道本社所在地・神宮前駅構内で目撃の 同社小牧線と相互乗り入れを行う名古屋市営地下鉄の希少車両・7000系編成の整備後回送の様子を。重要な検査整備は 設備の充実した岡崎市の名古屋鉄道・舞木(まいぎ)工場で行う事もある模様。余談だが 本記事投稿中に、今季プロ野球日本シリーズにて 阪神タイガース 38年ぶりの日本一決定の報に接し。今季を通しての激闘の末の勝利を祝すと共に、終始濃い高レベルな試合を心掛けた対戦相手 オリックス・バファローズの敢闘も称えたいものです。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「文化の日」に問われる、改... | トップ | 防衛装備品移転緩和は理解するが »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

国際・政治」カテゴリの最新記事