Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

国会~国難レベルの現状で「日程闘争」などもっての他!

2021-03-03 13:03:59 | 国際・政治

今期通常国会にて、昨日 2021=令和 3年度予算案が衆院を通過、今年度内成立を確実にした。まずは立場の差を超え、予算成立に尽力された各党各位のここまでを労いたい。その上で 参院審議で不足箇所などを検討した上、速やかな成立を願いたい。

一般会計で 106兆円超の 空前の予算規模は流行の鎮静化が未だ見えぬ中国大陸他由来の新型コロナ・ウィルス感染症禍を考えればやむを得まい。経済産業向けの支援もまだ不足ではないかとの声も分かりはするが、ここはまず とにも角にも予算案成立と執行を急ぐ事だろう。

国会動向ののここまでをざっと振り返ると、菅(すが)総理の家族も絡んだ総務省他向けの 適切とはいえない接待問題なども露見して難しい局面ではあったが、対する野党の審議拒否などに繋がりかねない日程闘争 (国会審議の日程を巡る与野党の駆け引きの事) も小規模に留まり、難局の割にはまぁ順調な経過だとされる。以下 時事通信ネット記事を引用して、少しみて参りたい。

「予算審議、終始与党ペース=立憲 (民主)、日程闘争せず」

2021 (令和 3)年度予算案が衆院を通過し、年度内成立が確実となった。審議日程は、終始与党ペースで推移。立憲民主党はコロナ (ウィルス感染症) 禍での世論を意識し、日程闘争は封印。コロナ感染症対策での提案や、菅 義偉 (すが・よしひで) 首相の長男 正剛 (せいごう) 氏らによる総務省幹部接待問題の追及など徹底審議に軸足を置いた。

「日程闘争より具体的な質疑をしてきた。(行政の) 監視と提案の 両方の機能を果たせた」。立憲 (民主) の福山哲郎幹事長は 3/2夕、記者団にこう語り 衆院の審議を振り返った。

衆院審議をめぐり、立憲 (民主) は一貫して「感染拡大が続く非常時だ。(予算) 成立を遅らせることが野党の仕事とは思わない」(同党政調幹部) との立場だった。感染収束が見通せない中、予算案を「人質」に遅延戦術に踏み切れば批判を浴びかねないとの懸念からだ。実際 2/4 からの審議が中断したり、開会が遅れたのは 3日間にとどまった。

3/1 には、首相の長男らから高額接待を受けた 山田真貴子・前内閣広報官が、出席を予定していた委員会開会直前に辞職する不測の事態も起きたが 審議日程に狂いは生じなかった。大きな混乱もなく審議が進んだ背景には、与党が最優先に位置付ける予算案の年度内成立を立憲 (民主) が事実上容認する代わりに、集中審議の開催など条件面で与党から譲歩を得たこともある。

(前述) 接待問題をめぐっては、首相や総務省幹部を集中審議に軒並み引きずり出し、予算案採決の前提となる 中央公聴会後の集中審議開催も与党に認めさせた。立憲 (民主) 国対幹部は「(慣例では審議に出席しない) 農水事務次官や総務審議官を出すこともできた」と成果を強調する。

もっとも 立憲 (民主) 内では、年度内成立を確定させた衆院側の対応に 参院側から不満も漏れる。「解散を受けて立つ決意ができていないからだ」。参院ベテラン議員は 衆院側が首相を追い込んで解散を誘発するのを避けていると指摘する。

総務省幹部接待問題は、(菅総理) 長男の接待問題で行政が歪められた可能性や忖度 (そんたく) が働いたかどうかなどが なお不透明なまま。立憲 (民主) の参院側は幕引きを許さず、3/3 からの予算審議で 首相をさらに厳しく追及する方針だ。(引用ここまで)

参院審議は 今日現在も進行中だが、政局目的の追及なら「大概にせよ!」とでも申したい所だ。国民向けに 総務省接待問題は勿論全貌を明らかにする総括が必要だろうが、その為の追及が 審議拒否を伴う日程闘争をも辞さぬ政権奪取目的なら、向けられる国民市民の視点は冷ややかなものとなろう。それこそ「感染症禍のこの期に及んで 又政局かよ!」という事だ。立憲民主の参院側には、男女を問わず騒擾志向の活動家議員が特に多い。この連中が「政策より政局」に走る元凶だろう。議員個々人の名は、一々晒すのもアホらしいので控えるが。

とまれ、友軍ともいえる同じ党の衆院側に対し「解散を受けて立つ決意ができていないからだ」とは自勢力を棚に上げて よくも恥ずかしげもなく言えたもの。むしろ拙視点からは「曲がりなりにも日常時を自覚してはいる衆院側に対し、世間の端くれも分かってない 政局だけのバカ共」にしか映らない様にも見える者だが。この期に及んでの言葉がこれでは、来年の参院選に引っかけて「参院廃止→一院化」の国民投票にでも踏み切ってくれ!と叫びたい気もする者だが、まぁこれは憲法改正なる大仕事も絡むから、まだ先の事となろうか。今回画像は、三重・四日市から当地愛知と岐阜を経て長野県方面へと向かう、この時季まだまだ忙しい JR中央西線・燃料列車の様子を。昨春、岐阜東濃にて見かけた折のものです。


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