今日 7/8は、安倍晋三・元内閣総理大臣が 前回参院選・奈良選挙区の応援遊説中に狙撃され落命されて満 3年。三周忌に当たり、改めての弔意を申す次第。
我国憲政、そして議会民主制への重大挑戦ともいえるこの事件は 2022=平成 4年の本日、奈良県下の近畿日本鉄道大阪線・大和西大寺駅前にて発生。緊急治療実施も数時間後に不帰の客となられたもの。
解決には至らずも、北鮮による日本人拉致事件対応にはどの歴代総理よりも尽力され、又 外交面にて「自由で開かれたインド太平洋地域」構想は、明らかに我国益を重んじる 骨太で信念あるものだったろう。大韓民国発の大手宗教勢力・旧統一協会との交流に不透明な所あったのも事実だが、それに留意しつつも 前述の正論を弁えた二つの取り組みには改めての敬意を表したい。
三周忌に当たる今日は、現場となった近畿日本鉄道線駅前にも献花台が設けられ、地元各位他多数が参拝された由。それが叶わぬ拙者は 拙居所から弔意をという訳だが、墓所のある地元・山口県下にも関係各位が参拝に赴かれている様だ。以下 今日の産経ニュース・ネット記事を引用して、みて参ろうと思う。
「高市早苗氏と山谷えり子氏、西村康稔氏らが 昭恵夫人と安倍晋三元首相の墓参り 山口・長門」
2022=令和 4年 7月の 参院選の街頭演説中に銃撃された 安倍晋三・元首相の死去から 3年となった 7/8、自民党の 高市早苗・前経済安全保障担当相や 山谷えり子・元国家公安委員長らが、昭恵夫人とともに山口県長門市にある 安倍家の墓前で手を合わせ、改めて死を悼んだ。
この日は 高市・山谷両氏のほか、西村康稔・元経済産業相、安倍氏の甥(おい)の 岸 信千代・衆院議員、銃撃直前まで参院選候補として 安倍氏の応援演説を受けていた 佐藤 啓・参院議員、安倍氏の地盤を受け継いだ 吉田真次衆院議員らが墓参した。地元首長や、安倍氏と公私にわたり親交があった 中村明彦・福岡県議も参列した。
西村氏は墓参後、記者団の取材に応じ「激動の時代である今こそ、安倍元首相が目指していた日本、世界をもう一度思い起こしながら 引き続き取り組んでいかなければならない」と語った。(引用ここまで)
多くの政財界人、そして国民市民有志の各位に伍して 拙者も安倍元総理に向け、改めての弔意を表したい。
経済政策「アベノミクス」の失敗点を率直に認める一方、外交安保面の秀逸な所は 万難を排して受け継いでいくのが「日本及び日本人」にとっての正道ではないか。尤も 左派勢力や左傾報道メディアには、まともにできない事だろうが。
戦争と平和、そして折々生じてきた 東日本大震災に代表される巨大災害などについても言える事だが、我国益を真に理解し 実践した一政治家の軌跡も、スケールこそ違え 人々の記憶に「風化」があってはならないのではないか。
放置すればその対象への正当な見方が歪められ、間違った評価や認識に繋がりかねないからだ。いかに 安倍元総理の進まれた軌跡を正負両方向から正しく評価し、将来へ向け正確に受け継いでいく事が 残された各界、そして国民市民の担うべき責務だろう。その事の正しい実践が 故人となった安倍元総理への 大いなる供養ともなるのではないか。
今回画像は振り返り恐縮。当地名古屋から前述事件の舞台ともなった 近畿日本鉄道・大和西大寺駅をも通る 同鉄大阪線へと向かう先代の主力だった特急車「アーバンライナー」の様子を。途中停車駅の少ない「近鉄名阪甲特急」の座は後輩の「ひのとり」に譲るも、自らは今も停車駅多めの「近鉄名阪乙特急」の主戦を務めている模様。(お断り。次回 7/10付拙記事より「はてなblog」に移動致す予定です。goo blogの本欄からも、リンクから記事をご覧頂ける様にする所存です。)